天徳寺の庭園を見学した後、いよいよ瓜割の滝へ。
今日は長いので覚悟して読み始めてくださいませ(笑)
右手に天徳寺、左手に清流を眺めながら歩きます。
最初に目についたのがハグロソウ(キツネノマゴ科ハグロソウ属)。
小さい花ですが、しっとりと雨に濡れ、美しい・・・
そして近くに咲いていたこの花は・・・
そうです。あの京都府立植物園でしか見たことのないユキミバナ(キツネノマゴ科イセハナビ属)。
福井県若狭地方に分布するというのは、投稿の都度調べて知っていましたが・・・
ほんまに若狭町に咲いてた~\(^o^)/
スズムシバナによく似ていますが、背が低く、匍匐するという点で1993年に新種認定されました。
咲いているなんてもんじゃありません。
林の下はこれこの通り。全部ユキミバナです。爆咲きです!
こんなに咲いていても消える時は一瞬。
ゆめゆめ、一株持って帰ろうなんてことは思わないように・・・
ということでルンルン歩いているうちに水の森に到着です。
この奥に瓜割の滝があるとのこと。
日本遺産の看板もありました。→(クリックしたら大きくなります)
この奥かな?
ここが瓜割の滝です!
滝というより、渓流といってもいいような趣ですが、流れ続ける清流に心奪われました。
小さい橋を渡ります。
橋から見た滝の光景。
この時ばかりは、もうちょっといいカメラで「渓流っぽく」撮りたかったですね~
とはいえ、近くには沢山のユキミバナに
ヌスビトハギかと思ったら、フジカンゾウ(マメ科ヌスビトハギ属)でした。
野生の花を見るのは初めてです!
こちらはガンクビソウ(キク科ヤブタバコ属)でしょうか。
滝の上部に行きましたが、このような看板があっただけで滝は見えず・・・
恐れ多い、入りませんとも。
再び橋を渡って戻ります。
こちらはウワバミソウ(イラクサ科ウワバミソウ属)でしょうか。
苔もしっとりと綺麗です。
念願の瓜割の滝を見た後、観音堂にお参りすることとしました。
こちらにはご本尊の馬頭観音がお祀りされています。
途中でみた花たち。
ツリガネニンジン(キキョウ科ツリガネニンジン属)に
赤いゲンノショウコ(フウロソウ科フウロソウ属)
黄色いキノコ。
観音堂に向かう階段です。大きなイチョウの木が迎えてくれます。
観音堂です。
人々の煩悩を食い尽くしてくださるという馬頭観音に、しっかりとお参りしました。
説明はこちら。だんだん手抜き・・
あれ、この説明板の左隅にいるのは・・・アマガエルちゃんでした~
参道で気になっていた巨木。モミのようです。
見上げる。
根元が苔むしてすごい。
すぐ横に、弘法大師が四国八十八箇所を模してつくらせた霊場に続く階段がありました。
・・・申し訳ありませんが今回はパスさせていただきました。
ということで、名残は惜しいですが、ハグロソウに見送られて、瓜割名水公園を後にしました。
ちなみに、この名水、駐車場にある採水場でいただくことができます(有料)。
【撮影:2022/8下旬 福井県若狭町】
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おはようございます。
瓜割の滝と言うから、ウリを割るほどの水量で勢いよく流れ落ちる滝を想像していました。
少々拍子抜けです。(笑)
一人クイズ楽しんでいますが、ハグロソウの次の写真はスズムシバナ!
ではなくユキミバナですか?!
もちろん名前も初めて聞く植物です。
1993年に新種認定!
まだ生まれていませんでした。
冗談はさておいて、認識されてまだたかだか四半世紀しか経っていない植物なんですね!
それまではスズムシバナと思われていた??
写真と説明文、右クリックでいただいていいですか?
忘備録に貼り付けておきたいです。
言われ、覚悟して読み始めたんですが、
程よく楽しませていただきました^^;
fukurouさんも書かれていますが、ユキミバナ、
名前は、雪見がつくけど、濃い青、
そして、この時期たくさん見るキツネノマゴの親戚とは、驚きとともに、
これが群生で咲いていたら見事でしょうねぇ
瓜割の滝、
こんな風に渓流を作り、たくさんの滝を
見られるなんて、良いところですねぇ~
ふと、大昔行った、奥入瀬渓流を思い出しました^^
うっそうと茂った木々の下に、珍しい花がありましたね。
ハグロソウ、ユキミバナ、フジカンゾウ、ガンクビソウ、ウワバミソウ…全然分かりません。
流石なつみかんさん、良くご存じですね。
ユキミバナの群生は凄いですね。
名前からして冬に咲きそうですが。
瓜割の滝の流れが涼しそうです。
ここで瓜を冷やして、割って食べたのかしら。
全体に神秘的な雰囲気が漂っていますね。
馬頭観音様の画像、拝んでおきました。
こんばんは~
天徳寺は神秘的です
流れ続ける滝を散策ですか~
左手の瓜割の滝清流ほんとに素敵
ハグレソウも雨に濡れる美しさを増しています
ユキミバナもキツネノゴマ科なんですね林一面に群生とは見てみたいです。
フジカンゾウ自体初見でした。
行きたくなってしまいますよご案内ありがとうございました。神聖な散策を~
タイトルが爪割の滝と雪見花なので、そのように覚悟して読みました。
でも、深い森の中をいろいろな珍しい花を見ながら、楽しく読み進めました。
今回もハグロソウから始まり、黄色いキノコまで、本当にいろいろな花を見つけますね。
ツリガネニンジンとゲンノショウコ以外は私は初めて知った花です。
今日のテーマであるユキミバナの群生、写真からは爆咲きの雰囲気が窺えます。
でも、この感動は現場にいたなつみかさんしか、味わえないものだと思います。
爪割の滝、渓流のような流れがとても涼しげで、心を奪われるのも納得です。
周りに人の姿が見えないのも、余計に神秘的な雰囲気が感じられます。
たまたま、人がいない場面を撮ったのか、あまり人が訪れない場所なのかどちらなのでしょう。
「柵の中に入らないでください」という注意看板があるのですね。
ということは、この霊験あらたかな場所に入り込む不届き物がいるからなのですね。(笑)
瓜割の滝にも行かれたのですね。
私も、滝というより渓流のように思えましたが、雰囲気はパワースポットそのものでした。
六甲高山植物園のブログ拝見しました。
結構色々咲いていたんですね。
また行きたくなりました。
瓜が割れるほどの勢いではなく、ここで冷やした瓜が冷えすぎて割れたのではないかと・・・(想像です)
漫画で呼んだ時も、モノクロの絵だけでも、冷気が漂ってくる気配を感じたのを覚えています。
ここではありませんが、安倍晴明ゆかりの地が、すぐお隣のおおい町(旧名田庄村)にあるそうで、またいつか行ってみたいです。
ひとりクイズ、楽しんでくださって良かったです。
ユキミバナは、京都府立植物園の投稿でもう何度も出していますが・・・(笑)
こうやって野生の花を見るのは格別ですね!
最初に見つけたときは、比較的背が高い株だったので、てっきりスズムシバナかと私も思いました。
写真と説明文、どうぞお持ちくださいませ。
いい具合に曇っていたので、写真のピントが珍しく合っています。
舞台裏のお話をすると、この手の旅行記というか、神社仏閣訪問の記事はちょっと苦手です。
というか面倒^^;
いつも週末に1週間分の記事の書きだめをするのですが、4回分が限界でした。
写真の枚数が一番多いのが今日の投稿、花が結構出てくるのも今日だけです。
なので、明日と明後日は斜め読みで結構です(笑)
ユキミバナという名前の割に、青いですよね。
スズムシバナには白花もありますが、ユキミバナの白花は見たことがありません。
若狭地方特産のようですが、運よく見られてラッキーでした。
瓜割の滝、奥入瀬は行ったことがないのですが、ミニミニ奥入瀬と言われたら何となくイメージです!
正直今回は寺社巡りがメインだったので、全く花を期待していませんでした。
それがいきなりこれでしょう。
もうテンションが⤴⤴⤴
特にユキミバナは福井県や滋賀県の北部特産と聞いていたので、キャーっ!でした。
普通だったら、珍しい花が咲いている場所はあまり投稿しないのですが、皆さんお参りする参道に山ほど咲いていたので、載せてしまいました。
まあ、平日でも結構途切れなく人が来ているので、悪いことする人もいないでしょう。
(そもそも、馬頭観音のバチがあたりそうです)
おっしゃる通り神秘的な場所です。
馬頭観音のお姿もみたかったのですが、扉越しで見えませんでした・・・