M8の続きですが、最近どうも気力が長続きしません。
なので、前期型なのか後期型なのかはたまた何処の戦線だったのかとか、
柄にもなくややこしい事を考えるのは止めにしました。
初心に帰り粗製乱造あるのみって事でサイドスカートは履かせた状態で、すなわち無改造素組で行く事に決定。
ところが、箱絵にはこんな風に車体に溶接跡が描かれています。
で、キットの状態はと言うと・・・。
ご覧のとおりツルンとしてます。
せめてこれぐらいは追加工作しておこうかと言う事で、伸ばしランナーを貼り流し込み接着剤で柔らくして彫刻刀で刻みました。
車体の後ろ側もやっておきましたが、ちょいオーバーだったか・・・。
あとフィギュアをフィッティングしてみましたが・・・、
なんか取って付けた感が・・・組説のイラストのように1体は砲塔内なのですが・・・、
どうもにも窮屈で無理やり感が漂っております・・・膝を閉じるように厳しく躾ければ良くなるでしょうか・・・?。
このフィギュアはどうやらこのキット専用に開発されたものじゃなくて、他キットの流用のような感じがします。
でも今さら躾と言ってもいいおっさんだしね・・・とりあえずほっといて他を進めましょう。
てな事でとりあえずタミヤアクリルOD色でベタ塗り、車体は2度塗り完了。
転輪のゴム部分をNATOブラックで塗り分け履帯も塗装しました。
「どうなのよこの色は・・・なんか手を抜いてるよね。」
「なんかさっき調色が面倒くせぇって言ってたぜ、やっぱ手抜きだよな。」
なんてフィギュアの会話が聞こえてきそうであります(笑)。
車体色はこの後、ドライブラシで調整して行こうと思いますが、
フィギュアの整形は・・・無理やり押し込んでおくしかないとか・・・(汗)。
流石にそつなく上手く再現されていると思います。
フィギュアのポーズは仰る通り「借りてきた猫」みたいにちょっと不自然ですが、腕組みしちゃってるのは胴体と一体成型なんでしょうか?
どうにもこうにもマッチしない。
射手の頭が小さくヘルメットが大きすぎます。新兵さんでしょうか馴染まないですね。
Choro-Pooさんがどう作り上げるのか興味津々です。
>この溶接跡は再現必須ですね。<
伸ばしランナーを溶かして刻むというAFVモデラーの定番技でありますが、ウェザリングを行った時に溶接跡が有るのと無いのとで大きな違いが出てくると思ってます。
>フィギュアのポーズは仰る通り「借りてきた猫」みたいにちょっと不自然<
そうなんですよね~。なんかポーズが固いというか硬直化してますし・・・黒猫2号さんなら弄り倒してしまう処でしょうけど、私にはハードル高過ぎでフィギュアじゃなくて私が硬直してしまってます(笑)。
>腕組みしちゃってるのは胴体と一体成型なんでしょうか?<
一応腕と胴体は別パーツでしたが、腕は左右が一体化された状態でした。
ま、このまま使っちゃうしかないでしょうね。
>このキット5年ほど前に製作しましたが、フィギュアが残念過ぎですね。<
そうですか、経験済みでいらしたのですね。
ちょっとタミヤらしくないのかそれともタミヤらしいのか(笑)、イタレリのキットをアップデートさせたりしていますが、そんな感じで自社製品をアップデートしようとしたのでしょうか・・・中途半端なフィギュアを付けるくらいなら履帯をちゃんと修正して欲しかったです。
>Choro-Pooさんがどう作り上げるのか興味津々です。<
うひゃ~~、フィギュア改造は一番苦手とするところであります。
たぶん、このまま作ってしまう事になると思います(汗!)。
>最近どうも気力が長続きしません<
何でですかねぇ~、心境が全くシンクロしているんですけど(-_-;)
ブラックホールか何かで繋がっているんでしょうか?
もうなんかやる気が出なくって、モチベが滑走したままで何時まで経っても離陸出来ないヒコーキ状態、
これって”冬季うつ”っていうヤツでしょうか?暖かくならないと無理ですかね(^^;
そう仰りながら、しっかり溶接後を再現されているところを見ると軽傷のようですね(笑)。
なかなかジャストフィットのフィギュアがないのは、この業界?の常です(^^;。
戦場写真では圧倒的に前期型が多いので、一時なんとか前期型に改造できないかな、と思ったことがあります。今はその気持ちが随分収まりましたが......。
48で前期型が発売されましたが、もし35でも前期型が発売されたら、なんとなくこの後期型は販売中止になるような気がします。あくもでも私の個人的な憶測ですが。
なので、これはそのまま無改造素組で作っておくのは大いに有りかなと思います。
>フィギュア
在庫を出して確認してみました。フィギュアのランナーをみるともぎった跡があって、もしかしたらあと二人付いていたのかもしれません。
1998の刻印があるので、そのあたりのキットを確認してみましたが、みつかりませんでした。
皆さんの感想から、M10レベルのフィギュアは無理だとしても、もう少しなんとかして欲しかったですね。
>心境が全くシンクロしているんですけど(-_-;)<
ありゃまっ、あんまりよろしくないシンクロでございますな。
ブラックホールかワームホールかで繋がっているとすれば、行方不明のパーツがお互いの部屋で見つかる可能性があったりして・・・(笑)。
>これって”冬季うつ”っていうヤツでしょうか?<
うへっ、そんなのがあるんですね。
知らず知らずの内に蝕まれているってやつでしょうか・・・塗装作業を考えると夏よりやり易くて良いはずなのですが・・・今年の冬はまだ完成品がないという驚愕?の事実に気が付いた次第であります。
暖かくなったらなったでダレちゃったりして・・・ちょっとヤバイかも(笑!)。
>なかなかジャストフィットのフィギュアがないのは、この業界?の常です(^^;。<
う~~ん、ま、でもタミヤのキットは古臭いのがあったとしても割とよくフィットするフギュアの方が多いような気もするのですが・・・今回は明らかにハズレであります。
まっ、これもキットの味わいとして大らかに作って行きますが、
とにかくポースが固過ぎてマネキン人形みたいな感じでありました。
>溶接跡は地味な作業ですが、効果は大きいと思います。<
ここはやはり、鉄に拘るAFVモデラーのサガと申しましょうか、
とりわけウェザリング作業後の効果は絶大でありましょう。
>もし35でも前期型が発売されたら、なんとなくこの後期型は販売中止になるような気がします。<
そうですね。M3スチュアートが新金型で発売されていますからM5、M8もリニューアルされる可能性があって不思議はないですよね。
出来ればM3リー&グラントもリニューアルして欲しいですが、日本のホビー業界もこれから厳しい時代になって行くようで、どうなるんでしょうね。
>フィギュアのランナーをみるともぎった跡があって、<
そうなんですよね、ランナーの枠に妙なスペースが空いていてそこにゲートの根元が残ってるという不思議なランナーだったのです。
他キットからの流用と思われるのですが、該当するキットが無さそうなのが不思議なところです。
古いフィギュアだけのセットだったのかもしれませんね。
>M10レベルのフィギュアは無理だとしても、もう少しなんとかして欲しかったですね。<
ちょっとお座成りな処置が悔やまれるキットでありました。
皆さんコメントされていますが、この溶接の再現は効果大ですね!
平面にこの情報を入れると、ぐっとリアル感が増しています。
箱絵にこれを描いているということは、「モデラーの皆様、追加工作よろしくお願いします」というタミヤからのメッセージでしょうか。
気付くのが遅くなってしまいました。
私事がゴタゴタしてちょっと落ち着かない状況です(汗!)。
>この溶接の再現は効果大ですね!<
ありがとうございます。私が行うと、どうしてもオーバースケールになってしまますが、
模型的誇張表現としてアリではないかと自己弁護しております。
AFVモデラーとしては割りと譲れない部分だったりして・・・(笑)。
>「モデラーの皆様、追加工作よろしくお願いします」というタミヤからのメッセージでしょうか。<
なるほど、そういう事なんですね・・・キットのどこをどのように省略するかはメーカーとしてセンスの問われる部分でもありますが、タミヤさんは意外と製造工程優先で考えているフシが・・・当たり前といえば当たり前なんですけどね・・・。