塗装の続きの前に砲身の追加工作。
砲口にランナーを加工したボアサイトミラー擬きを追加、サーマルジャケットのベルトのペロッとした部分を追加しました。
ボアサイトミラーはレーザーレンジファインダーを装備したMk.5には必須の装備であります。
塗装してこんな感じ。
お~っ、いいねぇ~♪、と自画自賛(笑)。
車体は2回目のベタ塗りをした後、若干明るく調色した塗料で軽くドライブラシ。
まいどながら写真に撮るとほとんどわからなくなります。やっぱ単色塗装の時しか威力ないですね。
合わせて色の境界線を整えました。ちょっとボカシ幅が広くなったかもですが、こんなもんで。
履帯もいつものオリジナル履帯色を塗った後、見える範囲だけラバーブロックを塗り分け。
まだ細かい塗り分け部分が残ってますが、あとはデカール貼っていよいよウェザリング。
ルクレールは置き去りにしてこのまま突っ走っちゃいますかね。
本日のBGM
ラフマニノフとチャイコフスキーのピアノコンチェルト
ザッツ・ロシアです。
ピアノはホルヘ・ボレットという人、
キューバ生まれでラフマニノフの従兄に師事したという凄腕ピアニストみたいです。
指揮はシャルル・デュトワでオケはモントリオール響、1987年の録音。
かなり洗練された解釈の演奏で、ロシアっぽいドロ臭さはあまり感じられません。
母国ロシアを見捨てた芸術家は多そうですが、
過酷な環境下の方が芸術は高度に洗練されるというのは一面の真理かもです、
突き放した言い方ですけどね・・・。
チーフテンと言えば、この砲身のサーマルジャケットって言うんですか、布が巻いてあるんですよね。
これがあるとチーフテンらしくなります。
砲身の付け根部分に大きな布?のカバーみたいなものがリベット止めされていたように思いますが、あれは型が違うんでしょうか?(ロクな知識も無くてあれこれ勝手なことを言ってすみません・・・🙏)
塗装が凄く良い感じになってきました。
写真でも判りますよ。
ウェザリングも楽しみです。
>この砲身のサーマルジャケットって言うんですか、布が巻いてあるんですよね。<
サーマルスリーブとも呼びますが、日が当たった側と影になった側の温度差などで砲身が歪んで射撃制度が落ちるのを防ぐための断熱材なのです。他の現用車両ではこの上に金属や樹脂製のカバーが付いたものが多いです。
しかもこういう熱による砲身の歪みはボアサイトミラーに当てたレーザー光の反射によって測定でき照準データに反映できるようになっていると聞いてます。現用タンクでは標準装備になってますがチーフテンMk.5にはその類のごく初期のものが装備されていたのではと思います。もしかすると一番最初だったのかもしれません。
>これがあるとチーフテンらしくなります。<
その通りですね。最新のチャレンジャー2でも同じようになってるようです。
>砲身の付け根部分に大きな布?のカバーみたいなものがリベット止めされていたように思いますが、<
はい、たぶん1/25キットの箱絵を思い描いてらっしゃるのではと思いますが、あれはたぶんプロトタイプをモデル化したものではないかと思います。布カバーは防水布です、雨水が入るのを防ぐものですが量産型では小さいものになってます。
>ロクな知識も無くてあれこれ勝手なことを言ってすみません・・・🙏<
とんでもありません、こんなトリビアは戦車オタクしか知りませんから(笑)。
>塗装が凄く良い感じになってきました。<
ありがとうございます。
ようやくお楽しみのウェザリングに移れそうです♪。
砲身の工作、リアル化が素晴らしいです!
ボアサイトミラーは、同社チャレンジャーからの転用かと思いましたし、
サーマルジャケットのベルト垂れ下がり具合など最高です(^^)
>ルクレールは置き去りにしてこのまま突っ走っちゃいます<
そうですね、やはり年寄り?が先でしょうから(笑)。
どこに何を追加するか、Choro-Poo様のセンスがキラリだと感じました!(^^)!
>砲身の工作、リアル化が素晴らしいです!<
ありがとうございます。酋長ならではの部分なので、やるしかなかったのでありました。
って超インスタント工作ですけどね(笑)。
>やはり年寄り?が先でしょうから(笑)。<
そうですよね~、3回目で要介護だったりもしますしね(笑)。
>Choro-Poo様のセンスがキラリだと感じました!(^^)!<
ありがとうございます♪。
同じキットで3回目ともなると、過去いろいろ欲求不満だったところを素通り出来なくて・・・やるだけやったと言う自分への言い訳だったり・・・ヘタの横好きとも言います(笑)。
>あれが、こうなるのは見ていて大変痛快で、改めて模型造りは楽しいぞ、と感じています。<
ありがとうございます。3度目のなんとやらで作ってますので、少しは自己満足を充足できる部分がないと、って感じでやってます。そのように感じていただけるのは嬉しい限りです♪。
でもかなり初歩的な工作だけでカッコになるので、やはりタミヤのキットは凄いです。
>色味も良い塩梅ですね。<
英軍の2色迷彩はまず黒ありきなので、黒と相性良く見える緑は?という感じで色を選択しました。
色味に拘ってるフリしてますが、ほんとはかなり成り行き主義だったり(笑!)。
砲身付け根の防水カバーをサラッと追加加工されていますね。
このカバー、砲身を稼働させるには困ったパーツですが、スケールモデルには欠かせない。
タミヤさん、省いていたのは、モータライズ時代に砲身も可動を選択したためでしょうかね?
古いキットですが、手をかけてどう化けていくか、興味深く拝見しています。
コメントありがとうございます。
防水カバーは夏場のボディーペーパーが乾いてしまっていたのがちょうど良さそうだったので、丸めて使ってみました。このまま砲身可動できます。
このチーフテンと同じ頃のタミヤキットはほとんど防水カバーのパーツは付いていなかったと思います。モーターライズの流れで可動優先の考え方だったんでしょうね。
>古いキットですが、手をかけてどう化けていくか、興味深く拝見しています。<
ありがとうございます。同じキットを過去2回も作ってますので、3度目の正直で出来ることはやってみようという感じです。