本記事は、カテゴリーをまたぐ「2024ノミ騒動シリーズ」の「その3」となります
いやはや、大変なことになってしまった。気付いたときは時すでに遅し。
ダイフクの抜け毛に大量のノミを発見して以来、朝晩家全体に掃除機を掛けています。
リビングマットにはノミ殺スプレーも随時。スプレーはノミに直接かかれば瞬殺の効果があるし、マットに1日数回かけておくと触れるだけで殺ノミ効果が。
目視でも見えるので座る前には必ずチェック。
ノミ取りホイホイは毎夜リビングに2ヶ所、様子を見ながら他の場所に2ヶ所。
猫たちがいる場所にはすべて、多かれ少なかれノミがいることがわかった。
当初は一晩4か所で30匹以上取れたが、今は10匹前後まで減って来た。
でも、数匹まで減ったと思えばまた増えるの繰り返し。
それもそのはず、依然として猫たちが"育てて"いるので。
今の凄まじいノミの数が昨秋家に迎えた猫たちから来ているのは間違いない。
しかし今となっては、すべての猫が身体中掻きむしるほどノミが蔓延してしまった。
触れる猫達にはマイフリガードを処方した。この春以降は、
ニャー、ちび太、ダイフクが2回、リン、チキン、レオ、キー、サクラが1回、他にココ、モドキ、ヒョウ、ダイフクは病院で処方してもらっている。
ポニーとキーの2回目は逃げられて薬を無駄にしてしまった。
触れない猫、ケン、クウの他ココ、モドキ、ヒョウの2回目も未実施のまま。
家の掃除と並行して、この未実施の猫たちにどう処方するかが問題となっている。
しかしその前に気になることが。
実はちび太は年初から4回、ダイフクは怪しかったので病院含め6回もマイフリガードを処方していたのです。
そのダイフクがノミだらけだった。
まだ毛が短いちび太は、マイフリ処方した後も変わらず活発に蠢くノミが見えた。
他の処方した猫たちもノミが消えてなくなるということはなかった。
確かにノミの死骸も落ちている。でも、死なないノミもいるのではないか。
で、他の方法も考えることに。
ノミ取りシャンプーと、一昨年ちび太に使った身体用ノミ取りスプレーです。
鼻に勲章(傷)作ったダイフク
さて、ダイフクの話に戻って。
先に"ダイフクは怪しかった"と書いたのは、ダイフクの汚れでした。
保護した後も横顔や足に皮膚病のような傷ができたり、血の混じった目ヤニを出したり。
先生からは抗生物質を投与するよう言われたが効果なし。
そのうち、背中が濡れて茶色くなってきた。汚れ? 皮膚病? 濡れは舐めた跡?
その"汚れ"は徐々に広がって、抜け毛にノミを見つけたときは左脇腹にまで広がっていた。
シャンプーで洗うしかないよ、と妻は盛んに主張していたのです。
ダイフクを洗うにはネットが必要だし、その力はハンパじゃない。
躊躇していた気持ちが、ノミを見て一気に動いた。
その頃、もう一つの問題があった。ダイフクのいた場所には常に多量の砂が落ちていた。
妻はそれもダイフクから洗い落としたいと言う。
でも、保護して半年以上も経つのにいまだに?
ダイフクのノミと糞を見た後はもう疑う余地はなかったが、確認する方法がある。
落ちた砂をウェットティッシュで拭いてみると、見事にピンク色に染まった。
砂と思っていたのはノミの糞だったのです。
迂闊と言えばウカツ。相当な量のノミを覚悟しなければならない。
シャンプーの直前のダイフクは背中がかなり汚れていた
その日、いつものやり方でまずベッドで休んでいるダイフクをたも網で捕獲、毛布をかけてまるまる洗濯ネットに入れる。ダイフクに逃げられないよう、また傷つけないよう毛布とたも網を抜く。
当方の慣れもあるしダイフクがおとなしかったので、落ち着いてしっかりできた。
そしてダイフクをネットごと用意した温水桶に入れ、その途端に夫婦揃ってびっくり。
あっという間に桶のお湯が真っ赤に染まったのでした。
ダイフクが出血している。あの汚れは出血だったのだ・・。
お湯を4回入れ替えてダイフクの身体を洗い、シャンプーに入った。
頭の中にはダイフクの傷の状態と処置の方法ばかりが巡っていた。
ネットに入ったダイフクは予想に反して、鳴き声ひとつ出さずにされるがままにしていた。
※「ダイフクのノミ駆除」後編に続きます。
先月の初め頃の背中はまだそれほど汚れてなかった
※2024ノミ騒動シリーズ
その1 それはちび太から始まった ~ノミとの格闘2024ラウンド~ 2024.6.28
その1 それはちび太から始まった ~ノミとの格闘2024ラウンド~ 2024.6.28
その2 せつないダイフクの改心? 2024.7.10