立ち仕事をしていると足に気配が
見下ろすと、そこにいる
寝転んでテレビを観ていても気配が
振り向くと、そこにいる
近すぎることなく、傍にいる
わが家のレオです
いたって物静か
ギャアギャアピーピー、喚かない
邪魔はしないけど、触りたいときは
文句も言わずに触らせてくれる
理想の相棒、理想の伴侶
そんな人が近くにいたら最高だ
いや人じゃなかった、レオのことです
レオ、店時代
店時代、レオは看板猫としてとっても人気がありました
自分は保護者としてレオの安全や健康のことばかり考えていたけど
一緒に暮らしてみると、レオが人気だった理由がわかる気がする
さりげなく・・それがレオの真骨頂なんだ
特に自分の気が弱っているときに
いつもと同じように接してこられるとジンとくる
猫には悲しみや不安や恩義という感情がないから
飼い主の心配など(わからないから)おかまいなし
と書いたのは動物ライターの加藤由子さん
(著書「オスねこは左利き メスねこは右利き」より)
多くの動物学者の研究結果をまとめたものだ
手前モドキ、窓の中左ココ右レオ (店時代)
確かにレオだって、人を慰めようなんて思ってはいないだろう
そもそも、「慰める」なんて恩着せがましい行為じゃないか
慰めようなんて思わないさりげない行為
いつもと変わらない何気ない行為にこそ
人は真に慰められるのではないだろうか
そういったレオの特性は
他の猫たちもわかるのだろう
あれだけ喧嘩していたモドキやダイフクとも
いち早く打ち解けた
でも、レオという猫の真骨頂は
保護者とふたりきりで暮らしたときに
発揮するのかもしれないな
レオ、ココと一緒に生活の場をわが家に変えて
もうすぐ1周年を迎えます
ニャー(奥)とレオ、わが家にて