モドキの最新記事(9/17)に書いたように、仲良く"陰の"生活をしていた3匹。
メインの生活の場であるリビングには殆ど顔を出さず、玄関や2階の手摺に居住していた。
3匹仲良くと言っても、モドキとヒョウが高いところでダイフクは近くの床にへばりつく。
ダイフクにとっては何ともせつない状態が続いていたのです。
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階段の上で通せんぼするダイフク (手摺の上にはモドキとヒョウが)
モドキとヒョウが洗面台やオバン部屋出窓に場所を変えるたびに、ダイフクも移動する。
それもまたせつない。
やがてそのせつなさから逃げるように、ダイフクは時折1階に顔を出すようになった。
でも他猫の目(=警戒心)が気になるのだろう、廊下からリビングキッチンを覗くだけ。
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今度はリビングの入口で通せんぼ
やがてダイフクは2階のモドキヒョウと決別して、1階の住猫となりました。
1階で伸び伸び過ごすには他猫の目を何とかしなければ。
そのうちキッチンでご飯準備の際に、他猫に交じって待機するようになった。
やはり食べ物には勝てない。
一方警戒心マックスの先住猫たちは、ダイフクが来るとみな逃げて回った。
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リビングの爪とぎ上でくつろぐ
ここがダイフクの正念場だった。
"いつもいる"ダイフクに、先住猫たちの警戒心が少しづつ解けていく。
やがてちび太、ニャー、チキンをはじめダイフクの傍にやって来る。
ダイフクが寝そべっている傍を通り過ぎる。
その時が、ダイフクの最大の試練だった。
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リビングの真ん中、テーブルの下で爆睡
そこで相手に手を出したら終わり。
ダイフクへの警戒心は再びマックスになって、ダイフクには居心地の悪い状態が続く。
逆にダイフクがみなを襲って蹴散らすような真似をすれば、叱られる程度じゃすまない。
まだ信頼を得ていないダイフクに保護者の鉄槌が下って、ケージ暮らしに逆戻りだ。
でも、ダイフクは頑張って手を出さなかった。
そしてまだまだ完全に打ち解けてはいないけど、少しづつ先住猫たちに溶け込んでいる。
あの寝相が示す生来の鷹揚な性格で、「ダイフクおじさん」と呼ばれる日も近そうだ。
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他猫がくつろぐ場所に参加することもできました
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