先週からモドキの捜索を始めました。
心不全を患って以来の運動不足、それに腰痛(ヘルニア)の悪化で歩くのも大変だ。
それでもとにかく無事を確認したい。
こうなるまでのいきさつは、少し日にちを遡って話す必要があります。
モドキの前回記事は8/11、当時は1週間に1,2回顔を出していた頃で記事の内容も平和です。
その後8月末の一見さんカテゴリー記事で、モドキを2週間ほど見ない不安を書いた。
その後2度ほど顔を見せたけど、今月初めを最後に消息を絶ち、もう3週間になるのです。
しかも最近は気配もない。
大食漢のシンとサビが来るのでわかり難いが、モドキの来た痕跡が確認できなくなった。
先週にはさらに具合の悪い情報が。
清掃局で該当可能性事故がヒット。長年確認していて、今回が初めてのヒットでした。
店裏でマーキング中 (本年7月:元気な頃のモドキ)
モドキが最後に顔を見せた2日後に、近くで白黒猫の路上遺体が処理されていた。
記録には中型の白黒猫とだけ。
場所はひとつ先の区画。直線距離で店から800m、Mさん宅から600mほど。
一般の未去勢野良猫の行動範囲内だ。
でも街中でしかも餌場を確保している場合は、その半分程度だという説もある。
しかもその途中には片道2車線に中央分離帯のある大通りが。
店裏の住宅街や対面のマンション群だけでも十分広いのに、モドキがそこまでいくだろうか。
相変わらず自分を見ればお腹を見せたけど・・
とはいえ不安は尽きず、後悔ばかりが先に立つ。
最近のモドキの記事には古株で重鎮だと、そして自分の思いが重ねて綴られています。
しかもモドキは何回も店の子志願してきたのに、こちらの都合で実現しなかった。
保護ボラさんのブログでは、情報を得ればすぐに保護に向かった話ばかりだ。
自分は優柔不断で決断力に欠けていたのでは。
自分には甘えがあったのではなかったか。
当店での最後の食事は外レジ台の上でした
しかし、今でもモドキを受け入れる状況にはない。
ノラ生活を満喫しているノラでも、いつかは必ず家の生活に慣れてくれる。
しかしモドキの場合、最大の懸念は他の猫たちとの親和性なのです。
その一方で、モドキには気になる変化があった。
ひとつはおどおどして人を避けるようになったこと。(4/24過去記事「変るモドキ、でも心はひとつ」)
もう一つは先月会ったとき、どこか具合が悪いのか大人しくなっように見えた。
8月下旬、元気がなさそうなモドキ
いずれにしても、今できることは限られている。
捜すこと。そしていつ来てもいいように準備を整えておくこと。
でもシャッポが不明になった直後にテンちゃんが現れたように、ソトチビがいなくなってすぐにシロキやハリーが現れたように、今もシンにサビという、次の時代が押し寄せて来ているのです。
今一つ期待していること。
レジ外台に置いたモドキの大好物、シーバが空になることです。
この場所はシンやサビも気づいてないはず。ココレオの見張りもあるし。
モドキとココレオの思い出の場所なのです。
モドキ用のシーバはココレオが見張ってます
注) モドキの無事は祈るけど、事故に遭ったのがモドキでなければいいということではありません。それがどんな子であれ、モドキと同じようなヒストリーを持っていると思うからです。不意に人生(猫生)が奪われるのは悲しいことですが、日本では年間30万匹の猫が交通事故で命を落としているというデータがあります。これは当ブログのシリーズ「ノラたちとの共存を目指して・資料編」の修正にも関わる話なので、改めて書く予定です。
私もお世話してる、ひらがなの「もどき」キジトラ雌がいます。出産を繰り返していたようでTNRしようとしていたら、パタリと来なくなり7月に半年ぶりに現れて、喜びも束の間…授乳中でした。何度も跡をつけ仔猫達も保護しようとしたのですが発見出来ず、だんだんと警戒され、8月半ばからご飯を食べに来なくなりました。半年ぶりに来てくれた時は「生きててくれたの!」と涙が出る程嬉しかった。せっかくまた私を頼って来てくれたのに、情けない何もしてあげれなかった。でも、諦めません!探します😸
「モドキ」にゃんの無事を祈ってます。
長くなり申し訳ありません。