今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

久々の緊張 ~屋根の上のちび太~

2022年05月12日 | ちび太
わが家の2階のベランダはかつて猫たちに開放していた
ベランダからは屋根に出ることができる
旧3匹時代が終わってニャーを迎えたとき
身体能力の高いニャーは屋根から地上に下りて脱走した
それ以来ベランダの開放は中止した

それから2年後、今度はクウがそのベランダにいた
ベランダに出る窓は閉じている
クウは2階押入れの天板を跳ね上げ、屋根裏を伝って屋根に出たのだ
クウは触ることすらできないので、同じルートで自ら戻るのを待つしかなかった
ニャーのように地上に下りてしまったら、と思うとハラハラもんだった
あれから3年、幸運にもわが家では「脱走」という言葉には無縁でいられた
ところが・・


災禍は忘れた頃にやってくる
ベランダにいるちび太とチキンに驚いたのはGWの最終日だ
20cmほど窓を開け、網戸ともどもテープで固定していたつもりだった
その網戸を、ちび太が馬鹿力で開けた

ただその時は、ベランダでこっそり栽培していたマタタビに夢中になっていて
2匹をすんなり回収し事なきを得た
当然窓と網戸の固定はしっかりと強化した
しかしその2日後、猫の執念を甘く見ていたと思い知る
ちび太がさらなる馬鹿力で再び網戸を開けたのです



今度はチキンとちびたんが一緒にベランダにいた
そう、まだ近寄ることすらできない野生児ちびたんだ
どうやって回収しようか途方に暮れた
だがよく見ると、ちびたんも怖いらしく部屋に入りたがっている
それで自分が身を引くと、ちびたんが部屋に入ってきた
ほっと一安心。でもその間にちび太が姿を消していた

必死になって探しました
道路に出て屋根を見渡してもちび太の姿はなかった
(地上に下りてしまったのか・・)
やがて、2階の屋根裏からちび太のか細い鳴き声が聞こえてきたのです
ベランダから屋根に向かって呼ぶと
安心したのかちび太が出て来た(上の2枚の写真)

今、部屋でくつろぐちび太を見て、本当によかったと思うのです
猫の脱走は忘れた頃にやってくる
いやはや、気を引き締めないと

今のちび太は、外への興味が強くなっているので気を許せません

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ああ、気疲れ

2022年05月09日 | ケン(ちびたん)とコミケ
子猫のちびたんが家裏に現れたのは昨年の9月
サクラの残り餌を食べていたが、育ち盛りでは足りるはずもなく
周囲に待機して、サクラに出すのを待つようになった
気の弱いサクラはちびたんに気付くと逃げてしまう
これではサクラが当家を諦めてしまうと、ちびたんの保護を決意した

まったく人馴れしていないちびたん
自分の方針である「お友達になって円満に保護」するまでは時間がかかる
それで、生まれて初めて(借りて来た)捕獲機を使った
初めての割には首尾よくいった

自分(オジン)がいないと猫たちの間でリラックス

自分に懐いていない猫を保護したのは初めてだった
近づいただだけで「シャーッ」と牙をむくちびたん
いったいどうしたもんか
不本意ながら、とりあえずケージ暮らしをさせてスキンシップを図った

10月には少し触れるようになった
ひと月もケージに閉じ込めた罪悪感から気が焦る
やがて撫でることができるようになり、思い切って抱いてみた
手を近づければ相変わらず「シャーッ」
油断すれば飛びつかれて手が血まみれになる
でも、抱いたらゴロゴロ喉を鳴らし始めた

その頃からケージを出て保護部屋暮らしとなった
ケージが自分の住処と思い込み何かあれば逃げ込む
一方自分が抱けば膝の上に納まってゴロゴロ
これなら大丈夫と、里親さん探しを始めた
11月中旬のことでした

自分の膝の上で・・こんな時もあったんだ

しかし意に反して里親さんがみつからず
これじゃあサクラやキジロやモドキの保護がさらに遠のく
飽和状態と思われたわが家の猫社会
しかし9匹目のちびたんを、何とか受け入れてくれた
ちびたんが保護部屋から出てみんなに合流したのは12月のことでした

今年1月になって、わが家の猫社会がまた荒んでくる
クウを主とする粗相問題が再燃した
トイレの再配置など試行錯誤で対応した結果
何とか猫社会が落ち着いてきた

残る問題はちびたんだ
猫社会がドタバタしている間に、すっかり当初の状態に戻ってしまった
人を見ただけで逃げる
ちょっと近づけば「シャーッ」
挙句の果ては2階ベット下の住猫となってしまった
もちろん、里親さん探しも中止した

あれからひと月
今は少しづつ少しづつ、リラックスを覚えてきた
リビングに出て来る時間も増えてきた
まだまだこっちの顔を見れば猛烈なイカ耳になるけれど
ゆっくりゆっくり、ちびたんのペースで人馴れしてもらおうと思っています
ただ、気遣いの塊なのはむしろ自分、こっちがそんなに長く持つかどうか

凄まじいイカ耳です(手前はチキン)

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目立ってきたキー

2022年05月06日 | リン(旧イエミケ),クウ,キー
ビビリで気弱なキーが溌剌としています。
かつて「キーは平和のバロメーター」と書いたように、当家猫社会が平和な証拠。

ひとりお遊び中のキー

キーは、親兄弟(リン、クウ)と違って警戒心が過剰に強くはない。
もともと活発で好奇心旺盛な、お遊び大好き猫。
しかもお猫好し(お人好し)な性格のせいで敵を作らない。

(手前はチキン)

今でもポニーに絡まれることがある。
でもかつてのように逃げません。逆に「シャーッ」で一蹴。
自信もついてきたようです。

(それにしても、キャットタワーの無残なこと)

でも、この変化のきっかけは何だろう。
リンとクウが復活してきたんでやっぱり嬉しいのかな。
猫ってのは無関心のようで、ちゃんと繋がっているから。


こんなに激しく動くキーを見るのは久しぶり

ちび太とのプロレスごっこも増えて来た。
あとはクウが戻ってくれば、旧悪ガキ3匹同盟の復活だ。
ひとつ屋根の下、誰にも気兼ねすることなく思い思いに過ごせれば。
わが家ではそんな猫社会の実現を目指しています。

ちび太(奥)に「舐めて~」と甘えるキー

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母の日モードへ

2022年05月03日 | レオ(テンチビ)とココ
今年も年間最大の業界イベント、母の日が近づいてきました
当お店でも着々と準備が進行中です
ご存知でしょうか、今年はGWと母の日が最も近い年なんです
5月1日が日曜だと母の日は5月8日
スタッフにとっては、GWと母の日が繋がる大変な年

母の日の会場は主に観葉室とギフト室で、当の土日は店内に特設会場も並ぶ
同じ場所に居住するココレオにとっても一大事
現在のお店の状況を、看板猫たちが紹介します

観葉室と奥の生花・ギフト室(先週土曜日の状態)
レオ:「いよいよギフト材料が並び始めたな」

一部には既にギフトが並んでいます
ココ:「これで夜以外はますます落ち着かないね」

ギフトコーナーも母の日一色
レオ:「この時期は外は野菜苗やガーデニング苗、中はギフトなんだ」

ところでレオとココ、お前たち何処にいるんだい?

「おーい、ここだよ、ここ、ここ」(ストッカーの上)

「お子様たちに追われまくって、避難しているんだよ」

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ゆっくりゆっくりでいいからね

2022年05月01日 | リン(旧イエミケ),クウ,キー
クウの粗相を止めたい一心で
食器棚上の新しい根城に装備した天空トイレ
掃除は大変だけど
クウの粗相が治まったばかりか思わぬ効果がありました

食器棚上のトイレ付根城にて:リン(右)とキーとクウ(左箱)

興味津々の他猫が覗きに上るのを食い止め
リンとクウの安住をサポートすると
やがて他猫は興味を失い、2匹の生活が落ち着いた
今では、家族の中でも比較的自由なキーが時折合流するだけ

するとわかってきたこと
毎朝毎夕の食後に1時間ほど、クウは長いトイレタイムを過ごす
出たり入ったり、軟便だから簡単に出るもんじゃないらしい
いくつもいくつも出すときがある


保護者や他猫を見下ろしながらトイレタイム

出たり入ったり出たり入ったり
心置きなく気が晴れるまで、急ぐ必要もなければ警戒も不要
それでわかった
クウに必要なのはこの時間だったのだ

落ち着ける場所ができれば、人も猫も自信を取り戻す
リンは一足早く変わって来た
警戒し逃げてばかりだったリンが他猫たちと過ごす時間が増えて来た
いざとなったら根城に逃げ込めばいい
その安心感にリンは本来の、昔の自分を取り戻しつつあるようだ

トイレの合間にはクウ得意ポーズで"手入れ"

今度はクウの番
棚から下りてはリビングやキッチンを
面白いものないかなと猫らしく点検して回る
少しづつ少しづつ、本来のクウが戻ってきた

そうだクウ、その調子だ
もともと多頭になる前は、お前もこの家中を遊び回っていたんだから
1階も2階も、全部お前の運動場なんだから
野生児クウよ、この保護者はお前を手懐けようなんて思っちゃいない
触れなくたって寂しくはあるけど十分だ
願いはひとつ、お前が溌剌として楽しく暮らしていること
ただそれだけだ

箱の上からリンの頭、箱の穴からは・・クウの目

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