今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

ココのオシッコ詰まり再び

2024年11月17日 | レオ(テンチビ)とココ
ココの再度の異変は前回開通を確認してから10日ほど経った頃。
前回、ココのオシッコ詰まりに気づいたのは微量の血が混じっていたことが発端でした。
粗相常習犯のココ、オシッコしそうな場所はシートで防御している。
それで多頭生活の中でもオシッコの異常(血尿と量が少ない)に気付けた。
血尿に気づいた5日くらい前から、ココは珍しくケージに入って動かなかった。
その時すでに出が悪かったのだろうと推察しています。

オシッコの量はどんどん少なくなり、やがて殆ど出ず、たまに微量程度となった。
当時は保護者が多忙を極め、大捕物をして通院させる段取りを考えているうちに、急にココが元気になったのです。
ココの開通が確認できたのはそれから5日後のこと。
様子を見て抗生物質の投与を止めて、カリカリも結石用からココの好物に戻した。

前回開通した後のココは落ち着いたもんだったけど・・

今回の異変はココの行動でわかった。1日中トイレに入り浸りになったのです。
1日の7割くらいの時間はトイレで過ごしている感じ。
それもある日突然。前日まではまったく普通の生活だった。
食欲はいつもと変わらず。何より表情が明るく病猫の様子はまったくない。
長いときは3分くらいトイレにいて、終わるとすぐに別のトイレに入る。
わが家には13個のトイレがあるのですが、次々とトイレを渡り歩くのです。

その日以来、昼も夜もココのトイレツアーが続いた。
各トイレの使用前後には盛大に砂(やペレット)を掻き散らすので夫婦は掃除に追われた。
朝起きて、家の中の惨状を見るのが恐怖で憂鬱になった。
しかし事態は極めて深刻、ココから片時も目を離せない状況が続きました。
一方ココはと言うと、悲壮感まるでなし。
穏やかな顔で、相変わらず活発で、レオとじゃれ合ったり他猫たちにも甘えたり。
食欲も、結石用の療養食にしたので不満そうではあったけどそこそこ食べた。
尿道閉塞はニャーとチキンで経験しているけど、ココにはあの深刻さがまったくなかった。

トイレの中でも悲壮感は全然なかった

ココのオシッコの量はできる限りチェックしています。
ココは各トイレで座っているだけじゃなく、結構気張っていることがわかった。
しかしまったく出てないことが9割方。出ても1cc以内、数滴だったり。
そのうちオシッコに血が混じって来た。
前回と同じで膀胱炎の可能性が高いと思ったけど、シート上の血の出方が気になった。
均一に染まるのではなく中心部だけがピンクに染まる。残渣のようなものがある。
オシッコが出た後に出血した感じだったのです。

ココが容易に通院できればもちろんすぐにでも連れて行くのですが、果たしてニャーやチキンのように麻酔なしで処置ができるかどうか。
それに膀胱炎だとすれば処置してもまたすぐに詰まるだろう。
などとあれこれ考えながら、ココの元気な姿に救われつつ時が徒に経ってしまった。
一応前回と同じように抗生物質を与え、ダイフクが通院してからはおすそ分けでステロイド系止血剤というのを与えています。
で、ここにきて、たまにだけどオシッコの量が少し多く出たときが。

「舐めて~」とチキンに甘えるココ

今はトイレツアーも前ほどでなくなって、回数が多いなという程度。
多めのオシッコを確認することも1日に2,3回と増えてきた。
まさにココの頑張りの賜物です。
オシッコ詰まりというわが身の危機に際して、家庭内ノラのココの対応を見ていると、ノラや野生動物はこうして頑張るんだなという様を見た気がするのでした。
一昨日先生を訪ねて相談した時、先生の当面のアドバイスも同じ薬の処方でした。
ただ、何と言っても先ずいの一番に連れて来い。
そして尿道閉塞は、その後のケアも重要なのだと。
ちなみに、この時期は猫の尿道閉塞のトラブルが多いそうです。
理由は寒くなって水を飲まなくなるため。

箱の中でレオとじゃれ合うココ (箱の上はキーとリン)


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