本記事は、カテゴリーをまたぐ「2024ノミ騒動シリーズ」の「その13」となります
モドキ記事の連投です。
すっかりリビング猫群の一員となったモドキ、穏やかで優雅な生活を始めました。
しかし保護者には悩みの種が。ノミの駆除です。
7月に捕獲大騒動の末、モドキをシャンプーした時のダメージが大き過ぎた。
それでマイフリガードに代わる経口タイプのノミ駆除剤を探していたのです。
わが家には、モドキ以外にも触れない子が4匹もいるので。
リビングでくつろぐモドキ (手前)
8月、ノミ騒動がいよいよ深刻化してきた頃、モドキに異変が見られた。
洗面台やケージの上から落ちて、仰向けになって起き上がれずバサバサもがいている。
しばらくすると落ち着いて、普通に起きがって何もなかったように歩き去る。
必死の形相とは裏腹に、その様子が何ともユーモラスだった。
「またやってる。モドキってこんなにドジだったっけ。」夫婦でよく話したもんでした。
9月になって2階に居を移しても、やはり手摺から落ちてバサバサとやっていたのです。
そのうち脇腹に10円ハゲができ、ようやく治って来たと思ったら今度はお腹に。
しかもポニーやちび太と同じように、下腹部と後ろ足内側の毛が剥げてきた。
気になって撮影したお腹の写真に2匹のノミが確認されたのです。
さらにモドキのバサバサが頻度を増してきて、高所から落ちなくてもやっている。
気が動転して起き上がれなくてもがいていた???
考えてみれば猫なのにそんなことあるわけない。何とも能天気な保護者でした。
背中が痛痒くて床にこすって掻いていた、と考えるのが普通なのに。
脱毛に関してはちび太やポニーの時から調べていて、可能性が高いのはノミアレルギーだ。
さかんにガブガブナメナメしています
最終判断は通院して診てもらうしかないのだけど、いかんせん捕獲が大変過ぎる。
いずれにしてもノミ駆除が先決なのは間違いない。
それまで調べていた経口ノミ駆除剤は、製造中止になっていたり価格が高すぎたり使い方がはっきりとわからなかったりと問題があった。
薬のネット購入は、知りたい情報がすべて明確にならない限り控えるのが鉄則です。
しかし目をつけていたある薬の不明点が突然はっきりした。
販売元とは違う会社の取説がネット上にあり、しかも用法が不明で不気味だった。
「1日1錠」と「体重1kgにつき1錠」。使う方にとってはえらい違いだ。
実はこの取説、買収される前の会社のものがネット上に残っていたのでした。
いろいろわかったので、日本では認可されてない「キャプスター」というその薬を輸入代行を通して購入しました。
よく見るとあちこちに小さな"完全ハゲ"が
早速1錠与えたのが10月の下旬。
するとその後、ひっくり返ってもがくバサバサがなくなった。
ことによるとあのバサバサは、ノミに喰われて痛かった??
そう言えばダイフクにも、通常の雌の3倍くらいの巨大ノミがいたっけ。
ところで気になっていたのがキャプスターの持続性。
取説(英語)には1日1錠だがノミが確認されたらさらに続けるとある。
明記はないが、どうやら有効なのは1日くらいのようだ。
実際にはどうかと言うと、2週間ほどしてまたバサバサがあったので2錠目を投与した。
いずれにしてもこの薬は成虫にしか効かないので、繰り返し投与する必要がある。
現在は安定しています。ノミは見かけないがチェックはしていません(できない)。
見るも無残な下腹部と後足内側のハゲ
ところで、モドキのアレルギー?に関してはちょっと失敗してしまいました。
ノミアレルギーについて調べると、治療は抗生物質やステロイドの投与だと。
いくつかのサイトで確認し、中にはブレドニゾロンがいいとまで書いてあるサイトも。
さくらが常用している薬だ。
で、モドキにも抗生物質とブレドニゾロンを所定量の半分づつやってみた。
ところが3日続けた頃、ある動物病院の先生のブログに、ステロイドは症状を悪化させることもあるので要注意と書いてあった。
診断の方向性が確定するまでは使用を避けるべきと。
慌てて投与を中止しました。
最近は身近にいるモドキの写真がいろいろ撮れたので、先ずは先生に写真を見てもらおうと思っています。
こんなになるまで放っておいた保護者は最低だ
※2024ノミ騒動シリーズ
その1 それはちび太から始まった ~ノミとの格闘2024ラウンド~ 2024.6.28
その2 せつないダイフクの改心? 2024.7.10
その3 ダイフクのノミ駆除 (前編) 2024.7.12
その4 ダイフクのノミ駆除 (後編) 2024.7.15
その5 ラブラブ2匹を引き裂いた保護者(とダイフク) 2024.7.23
その6 続々シャンプー決行中・その1 2024.7.28
その7 続々シャンプー決行中・その2 2024.8.3
その8 続々シャンプー決行中・その3(中間考察含む) 2024.8.8
その9 しつこさ極まるダイフクのノミ、一方ダイフクの目的は・・ 2024.8.23
その10 ノミ生産マシーン?のダイフク 2027.9.14
その11 死火山が活火山に・・なかなか治らないノミの喰痕 2024.10.6
その12 さらなるダイフクのシャンプー、そして耳の異常(がん?) 2024.11.7