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流れ流れてきた此処は、終の棲家にふさわしいのか?入ってみなきゃ分からない、それがリスク。

SRO2 死の天使

2016年08月17日 00時16分54秒 | 読書事
富樫倫太郎さんです。

シリーズ2作目です。

今回は、対象者が変わり、サイコキラーっぽくないです、

っていうか。

私が前作で認識した「サイコキラー」は今作の犯罪者とはちょっと違っています。

私が期待するSROでのサイコキラーは

「呼吸をするのと同様に犯行する人」

です。

何も考えずにゴキブリを叩き潰したり、笑って酒飲みながら肴の活き作りを食べたりするのと同様に、人を拷問し殺す人です。

3作目で「ドクター」が再登場するらしいので期待です。

ぬいぐるみ警部の帰還

2016年08月17日 00時02分04秒 | 読書事
西澤保彦さんです。

早いもので、西澤さんの小説を読み始めて15年近くになる。

最初は「解体諸因」で、あまり面白いと思わなかったはずである。

何故ならその時に数冊は文庫で本が出ていたにもかかわらず、何も買っていなかったから。

その後、

「麦酒の家の冒険」でこれはすごいと思って、いろいろ読んでいって「解体諸因」は西澤さんだと知って「えぇっ」と思った記憶がある。



殺人現場にぽつんと遺されたぬいぐるみ、いったい何を語る? 美形の警部・音無美紀の密かな楽しみは、ぬいぐるみを愛でること。愛するぬいぐるみから優れた洞察力で、手がかりを発見する。そして、男勝りの言動の一方で音無にぞっこんの則竹女史、ミステリおたくの江角や若手の桂島など、個性派刑事が脇を固める、〈ぬいぐるみ警部〉シリーズ連作集第一弾。ファン待望の文庫化。著者あとがき=西澤保彦/解説=霞流一  by Amazon




いつでも失望させない面白さは素晴らしい。

でも、

やっぱり。

「ちょーもんいん」新作を前と同じクオリティで読みたいのは私のわがままか?