いつもの居酒屋で、TVを観た。
家にはTVが無いからな。
「国際的なアマチュア運動会」をやっていた。
やっていたのは「ジュードー」。
なんでも10数年、日本は重量級ではメダルが取れていないそうな。
観てみて吃驚。
これが今の柔道の勝敗なのかと。
まだ若い頃に観た「国際的なアマチュア運動会」の「ジュウドー」では、私が思っていた柔道だった。
よくわからない「指導」「有効」
「両腕をくるくる回して相手側に指さす」のが「教育的指導」だったように思う。
「試合」なのに「教育的」って何って思ったこともあった。
とにかくこれを書いている前に「メダルを取るべき女子」が1回戦敗退している。
メダルを取るべきとか、今大会はメダル○個以上が必須とか、わけ判らん。
そもそも、プロの世界から見たらレベルの低いアマチュアの世界大会でしょ、趣旨は。
もしくは、プロレベルの試合だけどアマチュアも出てもいいオープン戦でしょ。
今回、世界の一流プロのうち何人かは棄権している、あいまいな理由で。
だって、出ても自分にメリットがないんだから。
よく、国を代表してとか言うけど「プロスポーツ選手に国を代表して」というのはそぐわない。
世界を相手に戦っているのは個人です。
プロスポーツ選手の活動自体に国は金は出しません(一部特殊な国を除く)。
勝てば、とりあえずほどほどの利益を得ますが。
初戦敗退などだと非難轟轟。
プロリーグでの初戦敗退の時とは比較にならないぐらいに…。
得られるお金はありますが、得られる賞金はありません。
今回ジュードーの試合を観て思ったのは
これは格闘技の試合ではない。
です。
この試合は、ポイントをいかに稼ぐかが目的であって、
技をかけて相手を倒す、という格闘技本来の趣旨から外れている。
私は柔道を全く知らないが、
「極端に短い時間でポイントを稼ぐ」ことは柔道ではないように思う。
これって、
「ゲームセンタの格闘ゲーム」
じゃない?
相手の特性が判っていれば、チョンと突いて逃げ回れば勝ててしまう。
「国際的なアマチュア運動会」の趣旨って違うような気がする。
なので、
2020年の東京オリンピックでは、
所謂「プロ契約」選手=契約自体で金銭的な収益が発生する契約者は、出場できないルールにしてほしい。
特に格闘技系は顕著だ。
格闘技の原始形態は相手を殺すことだと思う。
次が、ルールの中で優劣を競う。>殺さなくとも勝者と敗者が判ればよい。
公平なルールの中で優劣を競う。>ここで階級制が入る。
観ていて飽きないエンターテインメント性が入る。>ここでポイント制や時間制が入る、マスメディアの要求?。
スマホ時代の要求で「とにかく早い時間での勝負」が求められる。
この段階になって、まじめにスポーツやスポーツとしての武道を心がけていた人には、この「国際的なアマチュア運動会」に勝つことが難しくなってしまった。
何故なら、自分たちのレギュレーションと違うから。
世界の一流プロだって、レギュレーションが違えば、全く実力を発揮できない。
日本のプロ野球の投手がアメリカのメジャーリーグで活躍できにくいのはレギュレーションとシステムが違うから。
いみじくも、日米通算安打でピートローズ氏がレギュレーションが違う旨を力説していた。
中でも、3Aクラスのバッターが日本では何本もホームランを打っていたことを引き合いに出していた。
でも、坂を下ったとはいえ、ホームランバッターを何人もメジャーリーグから大金をかけて呼んでも、誰一人として期待に応えるホームランなりヒットを記録した選手はいない。
理由は簡単。
完成された選手は、一段落ちると思ったところで実績を出せない場合は、環境≒レギュレーションのせいにする。
3A選手は満場一致の実績がないのでここで実績を出すしかない。
実際に外国人選手で有名どころから無名選手で実績を出せた人は「能力があって、頑張った人」なんでしょう。
元メジャーの人は自分の能力が発揮できないという理由(=ピートローズ氏の方法論)で日本球界を下にしてしまえば全く問題ない。
話が飛んだが。
やはり今行っている
「国際的なアマチュア運動会」
はプロ選手は出場しないほうがいいと思う。
高校サッカーにプロサッカー選手の軍団を作って勝ったとしても面白くないでしょ?
ましてや、高校生プロサッカー集団に、プロ無しチームが勝ったら、
「プロの尊厳」
がないでしょ。
東京読売が、今夏の高校生大会優勝チームと戦って5-0くらいで負けたらどうするの?
だから、プロはアマチュアの大会に出ちゃダメ。
アマチュアがオープン戦に出てきたら徹底的に叩きのめす。
これが良いと私は思う。
最後に。
メダルが期待されていた女子大学生の2回戦敗退(シードだったようで実質初戦)後、数分後にインタビューをしていたNHK職員。
勝者なら、帰り際でもよいかと思うが、敗者にそれはないんじゃない?
日本はいつからそういう風になったの?
昔からだったの、私が覚えていないだけで…。
そこでちゃんとした「取材」ができると思っているとしたらNHKは問題あり。
戦場で爆撃されて負傷した人に「痛いですか~」と聞くのはスネークマンショーの「戦争と平和」のコントですが。
それと同じレベルです。
きちんと自己分析できた後での記者会見で聞くべきです。
実際何も答えていませんでしたから。
家にはTVが無いからな。
「国際的なアマチュア運動会」をやっていた。
やっていたのは「ジュードー」。
なんでも10数年、日本は重量級ではメダルが取れていないそうな。
観てみて吃驚。
これが今の柔道の勝敗なのかと。
まだ若い頃に観た「国際的なアマチュア運動会」の「ジュウドー」では、私が思っていた柔道だった。
よくわからない「指導」「有効」
「両腕をくるくる回して相手側に指さす」のが「教育的指導」だったように思う。
「試合」なのに「教育的」って何って思ったこともあった。
とにかくこれを書いている前に「メダルを取るべき女子」が1回戦敗退している。
メダルを取るべきとか、今大会はメダル○個以上が必須とか、わけ判らん。
そもそも、プロの世界から見たらレベルの低いアマチュアの世界大会でしょ、趣旨は。
もしくは、プロレベルの試合だけどアマチュアも出てもいいオープン戦でしょ。
今回、世界の一流プロのうち何人かは棄権している、あいまいな理由で。
だって、出ても自分にメリットがないんだから。
よく、国を代表してとか言うけど「プロスポーツ選手に国を代表して」というのはそぐわない。
世界を相手に戦っているのは個人です。
プロスポーツ選手の活動自体に国は金は出しません(一部特殊な国を除く)。
勝てば、とりあえずほどほどの利益を得ますが。
初戦敗退などだと非難轟轟。
プロリーグでの初戦敗退の時とは比較にならないぐらいに…。
得られるお金はありますが、得られる賞金はありません。
今回ジュードーの試合を観て思ったのは
これは格闘技の試合ではない。
です。
この試合は、ポイントをいかに稼ぐかが目的であって、
技をかけて相手を倒す、という格闘技本来の趣旨から外れている。
私は柔道を全く知らないが、
「極端に短い時間でポイントを稼ぐ」ことは柔道ではないように思う。
これって、
「ゲームセンタの格闘ゲーム」
じゃない?
相手の特性が判っていれば、チョンと突いて逃げ回れば勝ててしまう。
「国際的なアマチュア運動会」の趣旨って違うような気がする。
なので、
2020年の東京オリンピックでは、
所謂「プロ契約」選手=契約自体で金銭的な収益が発生する契約者は、出場できないルールにしてほしい。
特に格闘技系は顕著だ。
格闘技の原始形態は相手を殺すことだと思う。
次が、ルールの中で優劣を競う。>殺さなくとも勝者と敗者が判ればよい。
公平なルールの中で優劣を競う。>ここで階級制が入る。
観ていて飽きないエンターテインメント性が入る。>ここでポイント制や時間制が入る、マスメディアの要求?。
スマホ時代の要求で「とにかく早い時間での勝負」が求められる。
この段階になって、まじめにスポーツやスポーツとしての武道を心がけていた人には、この「国際的なアマチュア運動会」に勝つことが難しくなってしまった。
何故なら、自分たちのレギュレーションと違うから。
世界の一流プロだって、レギュレーションが違えば、全く実力を発揮できない。
日本のプロ野球の投手がアメリカのメジャーリーグで活躍できにくいのはレギュレーションとシステムが違うから。
いみじくも、日米通算安打でピートローズ氏がレギュレーションが違う旨を力説していた。
中でも、3Aクラスのバッターが日本では何本もホームランを打っていたことを引き合いに出していた。
でも、坂を下ったとはいえ、ホームランバッターを何人もメジャーリーグから大金をかけて呼んでも、誰一人として期待に応えるホームランなりヒットを記録した選手はいない。
理由は簡単。
完成された選手は、一段落ちると思ったところで実績を出せない場合は、環境≒レギュレーションのせいにする。
3A選手は満場一致の実績がないのでここで実績を出すしかない。
実際に外国人選手で有名どころから無名選手で実績を出せた人は「能力があって、頑張った人」なんでしょう。
元メジャーの人は自分の能力が発揮できないという理由(=ピートローズ氏の方法論)で日本球界を下にしてしまえば全く問題ない。
話が飛んだが。
やはり今行っている
「国際的なアマチュア運動会」
はプロ選手は出場しないほうがいいと思う。
高校サッカーにプロサッカー選手の軍団を作って勝ったとしても面白くないでしょ?
ましてや、高校生プロサッカー集団に、プロ無しチームが勝ったら、
「プロの尊厳」
がないでしょ。
東京読売が、今夏の高校生大会優勝チームと戦って5-0くらいで負けたらどうするの?
だから、プロはアマチュアの大会に出ちゃダメ。
アマチュアがオープン戦に出てきたら徹底的に叩きのめす。
これが良いと私は思う。
最後に。
メダルが期待されていた女子大学生の2回戦敗退(シードだったようで実質初戦)後、数分後にインタビューをしていたNHK職員。
勝者なら、帰り際でもよいかと思うが、敗者にそれはないんじゃない?
日本はいつからそういう風になったの?
昔からだったの、私が覚えていないだけで…。
そこでちゃんとした「取材」ができると思っているとしたらNHKは問題あり。
戦場で爆撃されて負傷した人に「痛いですか~」と聞くのはスネークマンショーの「戦争と平和」のコントですが。
それと同じレベルです。
きちんと自己分析できた後での記者会見で聞くべきです。
実際何も答えていませんでしたから。