フィデル・カストロ氏死去=キューバ革命の英雄、90歳-「反米」の精神的支柱
【サンパウロ時事】1959年にキューバ革命を成し遂げ、反米勢力の精神的支柱として国内外に強い影響力を与えたフィデル・カストロ前国家評議会議長が25日、死去した。90歳だった。死因は明らかにされていない。
実弟のラウル・カストロ議長が国営テレビを通じて「キューバ革命の最高司令官が今夜(25日夜)午後10時29分、死去した」と発表した。遺体はフィデル氏の生前の意向で火葬され、9日間の服喪期間を経て12月4日に埋葬される。葬儀委員会が26日に開かれ、詳細が公表される見通し。
半世紀近く国を統治したフィデル氏が2008年に議長を退いた後、キューバはラウル氏を中心とした集団指導体制に移行しており、フィデル氏の死去が政権に与える影響は限定的とみられる。
ただ、ラウル氏は既に18年の引退を表明している。米国と国交を回復した政権が世代交代を急ぐ中、カリスマ的指導者の死は、変化の時代を迎えた国民の動揺につながる可能性もある。(2016/11/26-22:44)
時事通信
キューバ情勢はよく知らないが、2017年は世界的に激動の年になることだけ間違いない。
キューバのほかにも、
韓国の朴槿恵大統領。
アメリカのトランプ大統領。
フィリピン大統領とロシアのプーチン氏の動向の変化も気になる。
それを受けての安倍総理。
何となくきな臭い1930年くらいの雰囲気にならないと良いが…。