喜多 喜久さんです。
シリーズ2作目です。
相変わらず出来が良いと思います。
科学警察研究所――通称「科警研」の本郷分室の三人の研修生たちは、
研修期間が延びたことで、「解決が困難な、不可解で難解な案件」
すなわち「面白そうな事件」を選定し、調査に取り組んでいた。
鋭い洞察力と推理の切れ味で、かつて警察関係者から「科警研のホームズ」
とまで称されていた室長の土屋は、相変わらず事件より
大学の研究に夢中な様子であったが、あるときそんな土屋に異変が……。
今回は前作よりも、個性を振り切っていて明快だ。
研修生3者3様の描き方も好感が持てる。
土屋さんに変化があるのは3作目に繋げるためなのはもちろんだが、人とはそういうモノ、という解釈を作者が持っていてよかった。
読んでいて生理的にきついのは「それはどうなんだ」っていう価値観の違い。
次に期待。
シリーズ2作目です。
相変わらず出来が良いと思います。
科学警察研究所――通称「科警研」の本郷分室の三人の研修生たちは、
研修期間が延びたことで、「解決が困難な、不可解で難解な案件」
すなわち「面白そうな事件」を選定し、調査に取り組んでいた。
鋭い洞察力と推理の切れ味で、かつて警察関係者から「科警研のホームズ」
とまで称されていた室長の土屋は、相変わらず事件より
大学の研究に夢中な様子であったが、あるときそんな土屋に異変が……。
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今回は前作よりも、個性を振り切っていて明快だ。
研修生3者3様の描き方も好感が持てる。
土屋さんに変化があるのは3作目に繋げるためなのはもちろんだが、人とはそういうモノ、という解釈を作者が持っていてよかった。
読んでいて生理的にきついのは「それはどうなんだ」っていう価値観の違い。
次に期待。