キノコ採り男性2人死亡=11日から不明-長野2018年10月14日 19時57分 時事通信
長野、新潟県境にある苗場山(2145メートル)の沢で14日、男性2人の遺体が見つかり、11日にキノコ採りに出掛けたまま行方が分からなくなっていた建築業田中正次さん(74)=新潟県小千谷市=と農業荻野長治さん(73)=同=と確認された。長野県警飯山署は、遭難したとみて調べている。
新潟県警によると、2人は知人で、荻野さんが11日午前、「田中さんとキノコ採りに行ってくる」と家族に言って出掛け、2人とも帰宅しなかった。
連絡を受けた飯山署員らが捜索し、12日に田中さんの軽トラックを苗場山の3合目登山口の駐車場で発見。14日に約800メートル離れた沢の中で倒れている2人を見つけた。2人は携帯電話を持っていたが、電波が通じないか電源が入っていない状態だった。
長野県内では今年、キノコ採りによる遭難が相次ぎ、計13人が死亡した。 【時事通信社】
先日、奈良県で滑落して亡くなった人の場合、大阪発のニュースなので、マツタケ狩りと書かれていました。
危険な山の中に入ってまでとるキノコと言えば、マツタケです。
今は亡き私の母は、島根県江津市川平町出身。
母は、島根県立川本高等女学校を首席で出ていましたが、祖父も非常に頭がよかったと聞いています。
川平村から、上級の学校へは、2名しか進学しませんでした。祖父ともう一人。
2名しか上級の学校へ進まなかったので、村では、二人の対比が。
何をやらせても、祖父の方がよくでき、もう一人の方は、劣っていたといいます。
が、その劣っていた方が、のちに、江津市長を長年務めていました。
そう、非常に優秀で、器用だった祖父は、毎年、この時期、山に入り、マツタケを山ほどとってきたといいます。
でも、母がいくら聞いても、生えているところを教えてくれなかったといいます。
結局、祖父は、家族誰一人に、マツタケの生えている場所を教えることなく、この世を去ったと母から聞いていました。
山の中で、行方不明になる。マツタケ狩りなので、山のどこに入るか教えないからだと思われます。
マツタケのありかは、家族にすら教えない、極秘中の極秘の場所だからです。