昨日、淡路島の多賀の浜海水浴場に海水浴に行く車中。
某電鉄会社の課長をしているたつきさんと、林君とで、京急事故について、話をしていました。
先日、ハワイ旅行でたまたま知り合った人が、京急の車掌さん。
その時の話では、京急の踏切の障害物検知信号は、踏切が閉まってからではなく、踏切が閉まりかけの時から反応。
無理な横断をする人や車があると、障害物検知信号は反応する。いちいち、とめていたら電車の遅れの原因となる。
そのため、障害物検知信号が出ても、そのまま、電車は運行。踏切が現認できて、車などがあるのを見てからから緊急ブレーキをかけるとか。
障害物検知信号は、踏切が遮断されてから、障害物があれば初めて出るよう変える必要があると前々から思っていたとその車掌は言っていました。
たつきさんも、かつて、京急の運転手としゃべる機会があり、障害物検知信号のまわるタイミングが、うちとは違うわと、思ったのを覚えているとか。
たつきさんの電鉄会社では、電車の通過の何秒前から踏切から警報音が出され、何秒前に遮断機が下りるとか決まっているといいます。
そして、遮断機が下りてから、障害物があるときに限って、障害物検知信号がくるくるまわると言います。
たつきさんの電鉄会社の場合、障害物検知信号がくるくるまわっているときは、踏切内に何かあるわけで、運転手は、通常ブレーキをかけ、踏切を見てから何かあれば、緊急ブレーキをかけると言います。
今回、東急では、340メートル前の障害物検知信号をさらに前、600メートル手前で見ていましたが、ブレーキをかけず、踏切が見えるようになってから、緊急ブレーキをかけ、間に合わず、ぶつかったと言います。
600メートル手前で、障害物検知信号を見た時点でブレーキをかけていたら、踏切の手前で止まれていたとされています。
JR西日本の場合、一瞬でも、障害物検知信号が回れば、ブレーキをかけて停止。
そのため、新快速が停止してから、複々線のとなりの普通電車が猛スピードで踏切を通過、対向から来た快速も猛スピードで踏切を通過。
停止した新快速に乗っていた私は、JR西日本へ、安全運転ごっこはやめろと、クレームメールを送ったこともあります。
今回の運転手が、もし、JR西日本の運転手なら、障害物検知信号が一瞬でも回れば、ブレーキをかけて停車、事故は起こらなかったわけです。
ちなみに、たつきさんいわく、障害物検知信号が回っても、運転手には、電車を停止させる義務はないとか。
また、京急が、障害物検知信号のまわるタイミングを遮断機が下りからに変更するには、アナログのため、全踏切に行って、設定を替えなくてはいけないとこと。
1ヵ所50万円かかるとして、すごい金額がかかるとか。
また、現在のタイミングで、国交省から許可を受けているため、そのタイミングが悪かったとはならないとか。
京急は、今回の事故に懲りず、これからも、そのタイミングの障害物検知信号を使い続け、これからも、同様の踏切事故が起こるでしょうという結論になりました。
おーこわ。
ただ、大阪に住む私は、京急に乗る機会はないので、安心です。