夜間出歩く子供に伝えること

普段から子供に伝えておくこと
・犯罪者に狙われる可能性もある。
・部活などから帰宅する際は、人気のない場所や死角になる場所を通らない。
・人気のあるところでも、不必要に自分を見ている人がいないか注意する。
・なるべく複数で行動する。
・車の人に道を聞かれるなど声をかけられたときは、連れ込まれる可能性があるので、近づき過ぎない。
・行先や帰宅時間を親に連絡する。変更がある場合はすぐに連絡する。

無断の夜間外出や帰宅時間などを守らなかった時の接し方
・時間と行った場所、理由、友達とのかかわりなど状況を報告してもらう。頭ごなしに叱らず、向き合って話す。
・出かけていた場所や時間の危険性を指摘し、身の安全について考えさせる。
・次から早く帰るように伝える。

　宮田美恵子（日本こどもの安全教育総合研究所理事長）
　読売新聞　２０１５年８月２６日付（朝刊）