フリードリヒの日記

日常の出来事を、やさしい気持ちで書いていきたい

奥秩父縦走 2011 12月29日

2012年01月05日 10時00分00秒 | 登山

今回の登山は、
奥多摩駅~鴨沢西~飛龍山~将監峠~笠取山~雁坂峠~甲武信岳~国師岳~大弛峠~北奥千丈岳~ゴトメキ~黒金山~乾徳山~徳和~山梨市駅、
を12月29日から1月4日まで、6泊7日かけて縦走した。
 一気に書くのは大変だから、少しずつアップする。

 12月29日
 奥多摩駅      8:37
 鴨沢西バス停   9:20
 丹波天平登山口 10:00
 丹波天平      13:20
 サヲウラ峠     14:10
 熊倉山手前テント 15:00

 最初から、暗雲立ち込める。というのも、私が乗っていた車両が荻窪駅で、人身事故にあい、止まってしまう。ガタン、キーという感じで不自然に止まったのでおかしいなぁと思っていたところ、人身事故だというアナウンスがあった。
 酔っぱらいがホームに落ちたのか、自殺か、そこまで分からない。一応、救助と言っていたが、多分、死んでいるのだろう。だが、さすが人身事故の多い中央線。すぐ他のホームで乗り換え可能になり、なんとか奥多摩駅に着くことができた。バスにも間に合った。
 予定通り、鴨沢西に着くことができた。


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 バスはいっぱいで座る場所もなかった。だが、私以外の皆は鴨沢に降りた。皆、雲取山に向かうのだろう。私ひとり鴨沢西バス停に降り、お祭バス停を歩いて、丹波天平登山口に向かう。

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お祭バス停、お祭荘。そこはスルー。

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 登山口。10:00

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 登山口を少し登ると、民家があって、子供がウロウロしていた。「こんにちは」と挨拶すると「こんにちは」と返す。
 写真撮って上げるね、というとピースのポーズ。なかなかいい子だ。「いいところに住んでいるね」というと「僕の家はここじゃない」という。多分、親が帰省しているのだろう。

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 さすがに、一週間分の食料を持っているので重い。まだ、ちょっとしか登っていないのに、もう疲れている。先が思いやられる。信じられないくらいスローペースだ。

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 登山口から一時間くらい登ると、人の住んでいない廃屋跡があって、そこに水場があった。ジャブジャブ出ているので、水を持っていかずここで補給するのも手だと思う。

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 杉林。

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 杉林から、広葉樹林帯に変わる。テントを張るにはよさそうだが、このへんではまだ張れない。先に進まなくては。

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 丹波天平 13:20
 かなり遅いペース。荷物が重いので仕方がない。それにしても、きつい。気持ちに余裕が無い。

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 天平尾根。広葉樹林帯で美しい。
 この辺もテントを張るには最高だが、まだまだ先に進まなくてはならない。

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 サヲウラ峠 14:10
 ここで、追い抜いたり追い越されたりしていた年配の登山者と別れる。彼は三条の湯で一泊するとのこと。「三条の湯は良いですよ」と言っていた。そのうち行ってみたい。
 私は熊倉山に向かう。ただ、もう14時なので、それほど進めない。なぜなら、熊倉山を過ぎると、勾配が急になりテントを張る場所がなくなる。だから、この辺位からテントを張る場所を探しながら、歩いていかなくてはならない。
 出来れば飛龍山まで行きたかったが、もう無理である。荷物が重すぎて、ペースが遅い。

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 熊倉山手前で、いい場所があったのでテントを張る。15:00
 今日は本当に疲れた。ただ、きついのは明日だ。ここから飛龍山までのミカサ尾根と前飛龍付近は、なかなかきつい坂だ。普通ならなんとかなる坂だが、この荷物の重さだと、相当な運動量になるだろう。
 熊倉山が1624m、飛龍山が2069mだから、おおよそ400m登ることになる。
 この日は、米を炊いてゆかりご飯。早く寝る。

 奥秩父縦走 2011 12月30日 に続く

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無事、下山

2012年01月05日 08時37分21秒 | 日々の出来事・雑記

 昨日、縦走登山から無事帰ってきた。12月31日には餅を食べ過ぎて吐き気がして大変だったし、1月2日には国師岳付近で吹雪になって死にそうになった。危なかったのはそのくらいかなぁ。後はまぁ楽しい山行だった。詳しくは、登山記録にしてブログにアップしようと思う。

 下山して山梨市駅のトイレで、ずいぶん痩せてるんだろうなぁと思いつつ鏡を見たら、顔がやたらむくんでいた。
 全体的に体の脂肪がなくなり、特にウエストは細くなっていたから、顔が丸くなっていたことには本当にびっくりした。
 それから、今まで一週間もびげを伸ばしたことがなかったので、自分自身の髭面を見るのも新鮮だった。それはまあまあだった。もう剃ってしまったが。

 顔のむくみには原因がある。
 今回の登山は、冬山装備でかつ一週間分の食料を持っていったので、多分、荷物は25キロから30キロ近くあったと思われる。だいたいその重さで8時間歩くと一日5000キロカロリーくらい消費する。ご飯一杯が250キロカロリーだから、一日ご飯20杯食べないと追いつかない。だけど実際はご飯二杯分くらいしか食べていない。途中、一生懸命アメを舐めていたがそれでも追いつかないだろう。
 そうするとどうなるか。
 
 まず、エネルギーの元となる栄養素は、炭水化物、脂肪、タンパク質の3つである。その3つは、体に貯蔵されている。ただ、ちょっとした特徴がある。
 炭水化物とタンパク質は酸素がなくても燃焼するが(無酸素運動)、脂肪は酸素がなければ燃焼しない(有酸素運動)。
 脂肪を落としたい人は、有酸素運動をしないと脂肪を落とせませんよ。ちょっと、注意。
 
 できるだけ呼吸を整えながら山登りをしているつもりだが、それでも高所では酸素が少なく、そこで重い荷物を持って動けば、当然、無酸素運動になる。だから、脂肪はエネルギーに変えられず、エネルギーに変えられるのは炭水化物とタンパク質ということになる。
 体に貯蔵されている炭水化物は比較的少なく、それがなくなればタンパク質(筋肉)をエネルギーに変えて動かなければならない。
 タンパク質をエネルギーに変えて動く場合、分解時に有毒な窒素化合物が一緒に出てしまうということだ。そうすると、それを解毒するために、腎臓に負担がかかり、腎臓機能が衰え、むくみの原因になる。小便が黄色くなるのは、この有毒物質を外に出しているからである。そういえば、小便はいつも黄色だった。

 帰ってきて、なんとなく体が小さくなった感じがするのは、もちろん、脂肪が燃焼されて体脂肪率が落ちたことも影響しているのだろうが、筋肉がエネルギーに変わって筋肉が細くなったことも関係している。

 昨日は、アホみたいに鶏の胸肉を買ってきて、白菜との鶏鍋にして、ガツガツ食べて早く寝た。おかげで調子がいい。顔のむくみもとれた。
 今日から心機一転がんばろうと思う。

 
 

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