今回の登山は、
奥多摩駅~鴨沢西~飛龍山~将監峠~笠取山~雁坂峠~甲武信岳~国師岳~大弛峠~北奥千丈岳~ゴトメキ~黒金山~乾徳山~徳和~山梨市駅、
を12月29日から1月4日まで、6泊7日かけて縦走した。
一気に書くのは大変だから、少しずつアップする。
12月29日
奥多摩駅 8:37
鴨沢西バス停 9:20
丹波天平登山口 10:00
丹波天平 13:20
サヲウラ峠 14:10
熊倉山手前テント 15:00
最初から、暗雲立ち込める。というのも、私が乗っていた車両が荻窪駅で、人身事故にあい、止まってしまう。ガタン、キーという感じで不自然に止まったのでおかしいなぁと思っていたところ、人身事故だというアナウンスがあった。
酔っぱらいがホームに落ちたのか、自殺か、そこまで分からない。一応、救助と言っていたが、多分、死んでいるのだろう。だが、さすが人身事故の多い中央線。すぐ他のホームで乗り換え可能になり、なんとか奥多摩駅に着くことができた。バスにも間に合った。
予定通り、鴨沢西に着くことができた。
バスはいっぱいで座る場所もなかった。だが、私以外の皆は鴨沢に降りた。皆、雲取山に向かうのだろう。私ひとり鴨沢西バス停に降り、お祭バス停を歩いて、丹波天平登山口に向かう。
お祭バス停、お祭荘。そこはスルー。
登山口。10:00
登山口を少し登ると、民家があって、子供がウロウロしていた。「こんにちは」と挨拶すると「こんにちは」と返す。
写真撮って上げるね、というとピースのポーズ。なかなかいい子だ。「いいところに住んでいるね」というと「僕の家はここじゃない」という。多分、親が帰省しているのだろう。
さすがに、一週間分の食料を持っているので重い。まだ、ちょっとしか登っていないのに、もう疲れている。先が思いやられる。信じられないくらいスローペースだ。
登山口から一時間くらい登ると、人の住んでいない廃屋跡があって、そこに水場があった。ジャブジャブ出ているので、水を持っていかずここで補給するのも手だと思う。
杉林。
杉林から、広葉樹林帯に変わる。テントを張るにはよさそうだが、このへんではまだ張れない。先に進まなくては。
丹波天平 13:20
かなり遅いペース。荷物が重いので仕方がない。それにしても、きつい。気持ちに余裕が無い。
天平尾根。広葉樹林帯で美しい。
この辺もテントを張るには最高だが、まだまだ先に進まなくてはならない。
サヲウラ峠 14:10
ここで、追い抜いたり追い越されたりしていた年配の登山者と別れる。彼は三条の湯で一泊するとのこと。「三条の湯は良いですよ」と言っていた。そのうち行ってみたい。
私は熊倉山に向かう。ただ、もう14時なので、それほど進めない。なぜなら、熊倉山を過ぎると、勾配が急になりテントを張る場所がなくなる。だから、この辺位からテントを張る場所を探しながら、歩いていかなくてはならない。
出来れば飛龍山まで行きたかったが、もう無理である。荷物が重すぎて、ペースが遅い。
熊倉山手前で、いい場所があったのでテントを張る。15:00
今日は本当に疲れた。ただ、きついのは明日だ。ここから飛龍山までのミカサ尾根と前飛龍付近は、なかなかきつい坂だ。普通ならなんとかなる坂だが、この荷物の重さだと、相当な運動量になるだろう。
熊倉山が1624m、飛龍山が2069mだから、おおよそ400m登ることになる。
この日は、米を炊いてゆかりご飯。早く寝る。
奥秩父縦走 2011 12月30日 に続く