あのアニメの一休さんモデルになった人物は、一休宗純だと言われています。
その一休宗純は、臨終のときに、こう言ったそうです。
「仏教が滅びるか、大徳寺が潰れるかのときに、この箱を開けなさい」と。
そして、一つの箱を弟子に手渡したそうです。
それから、長い年月が流れ、大徳寺の存続に関わる重大な問題が起きました。
弟子たちが、箱のことを思い出して、その箱を開けることにしました。
中に入っていたのは、一枚の紙でした。
紙にはこう書かれていました。
「なるようになる。心配するな」
弟子たちは、それを読んで大笑いし、落ち着きを取り戻し、問題を解決したそうです。
この話の中には、なにか大事なものが含まれていると思いませんか?