フリードリヒの日記

日常の出来事を、やさしい気持ちで書いていきたい

3秒という現在

2020年06月03日 07時00分00秒 | 日々の出来事・雑記

ちょうど、今、文章を書いている。

でも、ぼやぼやしているうちに、それはもう過去のことになった。

だけど、過去と現在ってなんだ?

それを区切るものは、いったい何なのだろうか?

僕たちが、現在と感じる時間は、3秒だそうだ。

つまり、僕たちが、一つの出来事として体験するのは、この3秒間に起こったことである。

そして、睡眠時間を差し引くと、一日に約2万の出来事を体験している。

平均寿命を生きたとすると、約3億の出来事を体験する。

だが、これらの出来事は、ほとんど記憶に残らず、忘れ去られてしまう。

恐ろしいことだが、人間は自分が経験した出来事を、ほとんどを覚えていない。

僕が人生を振り返ったとき、過去の自分は、本当の自分は、なんなんだろうか?

スカスカの記憶に基づいた自分である。それも曖昧で誤った記憶だ。

そして、もっと恐ろしいことに、どんなに素晴らしい記憶を持っていたとしても、死んでしまえば、その記憶はすべて消えてしまう。

もちろん、過去の記憶も大切である。僕も大切な思い出がたくさんある。

しかし、もっと大事なのは、3秒の現在をどう生きるかだ。

こうしているうちに、どんどん現在が、過去に押し流されている。

時間は止まらない。どんどん流れていく。

だから、天から与えられた命を、3秒の現在を、有意義に生きていこうと思う。

できれば、何かを愛することのために使いたいな。

カッコつけすぎかな。

コメント (6)
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