フリードリヒの日記

日常の出来事を、やさしい気持ちで書いていきたい

竜王戦と2分切れ負け将棋 

2020年10月06日 07時00分00秒 | 日々の出来事・雑記

10月9日に竜王戦が始まります。

挑戦者は50歳になった羽生さんで、竜王は30歳の豊島さんです。

羽生さんは説明はいらないですね。誰もが認めるレジェンドです。

豊島さんは、あの天才藤井さんに6連勝の負け無しの棋士です。

藤井さんが唯一勝てない相手です。これまた天才棋士です。

天才同士の対決です。

豊島さんと羽生さんの紹介動画です。面白いから見てくださいね。

竜王戦の将棋の持ち時間は8時間で、二人合わせて16時間です。

一日では無理なので、2日かけて行われます。

1局8時間の持ち時間は、かなり長い将棋です。凄いですよね。

これに対し、僕が最近ハマっている将棋は、2分切れ負け将棋です。

持ち時間が2分しかありません。二人合わせて4分。

4分で勝負がついてしまいます。

だいたい一局が100手くらいなので、一人50手くらい指します。

120秒を50で割ると、2.4秒です。

一手、2.4秒で指さないと負けてしまう計算になります。

ほとんど考えている暇はありません。一瞬で決断しないといけません。

通常の将棋のように相手の王様を詰まして勝つより、相手に時間切れさせて勝つことが多いです。

時間との戦いですね。

この将棋から、いろんなことを学ぶことができます。

2.4秒では、ベストの手は選べない。ベターすら難しい。

だから、意識としては、大失敗の致命的な手を指さないように心がけます。

さすがに大失敗してしまうと、相手に詰まされてしまうからです。

でも、大きな失敗をせずに、相手より早く指し続けられれば、かなりの格上でも勝つことができます。

そうですね。

二分切れ負け将棋は、花の命は短い女子に、ちょっとだけ似ていますかね。

もう少し具体的に言うと、婚活女子にちょっと似ているのかなと思います。

彼女が考える完璧な男が、世界のどこかにいるかも知れません。

しかし、彼を探し当てるには、人生は短すぎる。

そうかといって、ベターな男も、なかなか難しい。

だから、意識としては、致命的な大失敗ではないそこそこの相手を探して、妥協する。

そして、その相手とうまくやっていくようにする。

とにかく、一緒に生活しても、大きな失敗をしないで、決断し、行動しつづける。

それが短い人生をうまくやっていくコツなのではないかと思います。

逆に言うと、ちょっとくらい失敗しても、なんとかやっていけます。

完璧なんてくそくらえです。少しくらい良くない状況でも気にしないことです。

致命的にならなければそれでいい。

それでも十分幸せに生きていけます。

とにかく決断し、行動し続けることです。それが一番ですね。

僕は、そんなふうに4分間の人生を生き抜こうと思って、2分切れ負け将棋を指しています。

コメント (2)
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