For Crying Out Loud By ギタリスト竹田和夫

ロスアンジェルス在住のギタリスト 竹田和夫
何でも書いちゃいます。For Crying Out Loud !

転調の掟、、

2006年10月12日 | ギター&音楽 
昔、故Felix Pappalardiさんと活動をともにしていた頃、事あるごとに色々音楽の深いところを勉強させていただいたわけだが、想像のように彼は学校の先生のように固く教えるようなことは一切しなかった。

確かミシガン大学でMusic Majorだったと思うのでかなり本格的にクラシックを学んだのだと思うが、、そんな硬っくるしい態度は一切見せなかった。 考えてみればロッカー+元祖ウッドストックジェネレイション+グリニッジヴィレッジ元祖フォークアーテイストでもあったのでその言ってみればビートニクぶりは筋金入りのモノホンだったわけだ。

このパッパちゃん(当時の愛称)がうるさかったのはリズム、特に16っぽいイン2の8ビート、、(いわいるマウンテン8ビートね、、)ドンツコター、、ッドドンツコター、タカタ、タカタ、タカタ、タカタ、タカタ、ジャーン、、マウンテンの曲で言うと、Never In My LifeとかMississippi Queenもそうだ、、あの感じね、、あのビートは当時マウンテン独自というかイギリスのロックバンドの8ビートにはなかった16ののりだったのね。

これには鍛えられた、、。何しろすり足でイン2、、2秒前には5mほどはなれていたパッパちゃんが次の瞬間、横に来ているんだからね、、、ジャコパストリアスの体の動きを想像してもらえるとわかりやすいと思う。 おんなじなんだよね。

次に学んだ大きなハーモニーに関してのブレイクスルーは転調の理論、いや店長の掟だった、、 誰がつけたか便利で良いのクリパパの中からSummer Daysというパッパちゃん書下ろしの名曲があるが、、これを例にとって説明しよう。、、

Part2に続く、、 TBC (To Be Continued の略)今のアメリカの横着英語だ。
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1 コメント

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勉強になります (和尚)
2006-10-12 10:51:38
>特に16っぽいイン2の8ビート、、



ここ数年このノリが自己の課題でありました

8のノリで8ということになっちゃうと、ベタベタの8なんですよね、あたりまえですが(^^;)



クリパパ、マウンテンのスピード感満点なのにゆったりとしてる秘密がこのノリなんですね
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