アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

干したススキの使い道は?

2010-02-07 16:23:23 | 道端観察記録
 隣村の名倉から広域農道を通って津具に抜けると、田んぼに稲わらみたいなものが積み重ねられていました。名前は知りませんが、稲刈のあと、わらを干すため、昔は田んぼにこうしてよく積んでありました。でも、近くでみるとわらではなく、ススキのようです。

 知り合いの地元のお年寄りに写真を見せて尋ねたところ、こんな答えが返ってきました。

「カヤならこうやって干してから萱葺きの屋根の葺き替えに使うつもりかもしれん。でも、茎が太そうだからススキのようにも見える。だったら、小さな小屋の屋根にでもするつもりかなあ。串原辺りへ行くと、カヤがたくさん干してあるのを見かける。あれは、こんにゃく畑に敷くためにとってあるものだが、津具ではどうかなあ」

 三河の別の地域に生まれ育った80代の人に見せると、「ススキなら、昔は干して堆肥にしていた」と言いました。干し方は覚えていないそうです。

 このあと、津具から豊根まで行きましたが、ほかではこんな光景は見かけませんでした。
コメント (2)
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