アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

稲武プレーパークに参加しました。

2021-06-01 00:33:37 | 稲武のモノ・コト・ヒト・バ

   久しぶりに、稲武プレーパークに参加しました。朝は肌寒いほどでしたが、昼間は夏日。思いっきり日光浴しました。

   久々に参加した目的は、ダッチオーブンでパンとスコーンを焼きたかったから。

   だいぶ前から持っているダッチオーブンですが、実は、スープ以外作ったことがない。

   前夜からパン種を仕込み、当日朝、バナナとカレンズを入れたスコーン生地もつくり、現地に出向きました。鍋の中には二次発酵のすんだ生地を10個ほどに小さく丸めて置きました。鍋の下はわずかな熾火。上には多めの燠を。

   こちらはスコーンです。古い無水鍋に並べました。

   この日は遠方からの参加者も結構いて、初めて会う子供もたくさん。

    好きなことして勝手に遊ぶ、というのがプレーパーク。モットーは「子どもの根っこは遊びで育つ」です。

   稲武プレーパークは、山の中の小さなくぼみのようなところにあり、さらに下にも探検できます。

    小さい子も大きい子もいます。仲良し四人組。

   無水鍋は、火が通ったら、鍋ごとひっくり返して表面を焼きます。

   だいぶ焦げたけれど、カリカリしておいしい。

    アウトドアに詳しい友人がダッチオーブンを効率よく使う方法を伝授してくれました。燠をしっかり作っておいてから、くすぶっている灰の上に鍋を置き、その上に炭になった燠を置く。パンは二回に分けて焼いたのですが、この方法で焼いたほうが俄然早くて上手にできました。

    ちゃんとパンになっています。一回目はねちゃっとしていましたが、2回目は普通にパン。

    どちらも、子供にも大人にも好評でした。スコーンの焦げもご愛敬。カリカリしているので、食べられました。

    兄弟二人の男の子と話していたら、兄のほうが、「僕は走るのが得意」といって、突然走り出しました。すると、それを見ていた弟が、また突然走り出しました。兄の半分くらいの距離で、こちらを見て、停止。

    「スコーンをどうぞ」と女の子にわたしたら、「給食にスコーンが出たけれど、わたしは食べなかった」と話し始めました。でも、そのあとが続かない。火のほうに気を取られていたので、わたしはすぐにその子のそばを離れましたが、あとになって、「なんで食べなかったの?」と聞けばよかった、とおもいました。今とても気になる。知りたい! そして彼女は、あのあと、私のスコーンを食べたのだろうか。

    プレーパークのような、のびのびできるところにいると、子供たちは思い思いのことを始めたり、話し出したりするように思います小屋の屋根の上には、常時数人の子供たちがたむろ。近くの木にものぼっています。私が頼みもしないのに、初めてきた小さな子たちが、つぎつぎに焚きつけにする杉の葉を持ってきてくれました。自主性だとか協調性だとか、口で言ったってはじまらない。こういう場所でおとながちょっと後押しすればおのずから培われると思います。

   ダッチオーブンの使い方がわかったので、次回はもう少し上手にパンが焼けそう。また行きます。

    

 

 

コメント
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