2か月ぶりの山歩き。今回は、地元の稲武地区選びました。まず家から数分の距離にある、押山にのぼりました。
山歩きは、春になって初めて。このひとつきほど、あたりは花が一時に満開になったのですが、山も同じ。とくにスミレがあちこちで可憐な姿を見せていました。
押山を選んだのは、山頂にある大きなヤマザクラが多分今満開だろうと思ったから。でも、違いました。このところの寒さで縮こまってしまったのか、だいぶ開花が遅れています。
でも、ミツバアケビは満開。
あたりの山々の桜や新緑も見られました。前に訪れたときは冬だったので、景色が全然違う。すがすがしい。
戦国時代砦の合った山頂はさほど広くはないのですが、大正のころまで神社があり、祭事の折は屋台が出てにぎわっていたとか。
クロモジの苗を見つけました。こんな小さいのに葉っぱがいっぱい。昨年もらって移植したうちクロモジは育ってはいますが、葉っぱは全くでいません。大丈夫かしら。
こちらもスミレ。細い葉が特徴だそうです。
はやばやとマムシグサの花?が咲いていました。
モミジイチゴの花もきれい。
わらびも早い。押山に至る道は私道。だから、勝手にとってはいけないので、横目で眺めただけでした。
よく見かける雑草だとおもうのですが、うちにはない。
群落になると、かわいい。グランドカバーに、こういう雑草ふさわしいとおもう。
黄色い小さな花も。
こちらはよくあるスミレ?
押山をおりたあと、フェアトレードカフェ風の庭に。いろりに火を熾してくれていました。
お菓子に添えられた花は八重桜。風の庭を出て、子持ち桂のある場所へ。大野瀬町のまいにちブルーベリーのすぐそばが駐車場です。
スミレの群落。この日は、たくさん見ました。
初めてみたカヤラン。木の枝などに寄生しているように見えて、実は寄生ではなく下の足のような根っこ?で絡まって生きている植物だそう。
写真がぼけていますが、こうやって生きています。おもしろい。
小さな薄青い花が、ヤマルリソウ。いかにもふさわしい名前です。
子持ち桂の新緑。細かい葉っぱが美しい。
何本もある木の中央は、枯れているものが数本。どんどん外に新しい木が生まれているようなので、いまよりさらに外径は広くなるのでしょう。
今日見た二つ目の黄色い花。
かんざしのように枝から垂れているのは花?
子持ち桂のある場所から上に上がると舗装された林道があり、道なりに下がっていくと駐車場に出るのですが、途中から、道と崖の間に板が敷かれているのを発見。細い溝のふたになっているのかしら。こんなのはじめてみました。
一重のヤマブキ。こちらに移住してから初めて一重のヤマブキを見ました。こちらが野生種で、八重は栽培種。太田道灌の歌は八重ヤマブキをうたったものなので、あの時代から栽培種があったということなのでしょうか。
道端で見つけたのは、アケビとミツバアケビ。いまが花のさかりです。ミツバアケビの花は濃い紫色です。初めてみたかも。白いのと少し色がついているアケビも。うちにあるのとはまた少し色が違うようです。アジサイ同様、土によって色が違うのかもしれません。
駐車場近くには、二リンソウの群生があり、昨年訪れたときは満開でした。きのうは半分くらい咲きかけたところ。
このところ、膝がときどき痛くなり、階段を上がるたびにちょっと違和感を覚えていたのですが、昨夜から、気が付いたらそれがなくなりました。やはりわたしは決定的に運動不足。歩いて楽しめる場所がすぐちかくにあるのだから、もっともっと頻繁に歩くことにしたいと、改めて思った一日でした。
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