アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

稲武地区の押山登山と子持ち桂見学

2021-04-16 22:21:00 | 小さな旅

  2か月ぶりの山歩き。今回は、地元の稲武地区選びました。まず家から数分の距離にある、押山にのぼりました。

   山歩きは、春になって初めて。このひとつきほど、あたりは花が一時に満開になったのですが、山も同じ。とくにスミレがあちこちで可憐な姿を見せていました。

   押山を選んだのは、山頂にある大きなヤマザクラが多分今満開だろうと思ったから。でも、違いました。このところの寒さで縮こまってしまったのか、だいぶ開花が遅れています。

    でも、ミツバアケビは満開。

   あたりの山々の桜や新緑も見られました。前に訪れたときは冬だったので、景色が全然違う。すがすがしい。

   戦国時代砦の合った山頂はさほど広くはないのですが、大正のころまで神社があり、祭事の折は屋台が出てにぎわっていたとか。

   クロモジの苗を見つけました。こんな小さいのに葉っぱがいっぱい。昨年もらって移植したうちクロモジは育ってはいますが、葉っぱは全くでいません。大丈夫かしら。

   こちらもスミレ。細い葉が特徴だそうです。

   はやばやとマムシグサの花?が咲いていました。

   モミジイチゴの花もきれい。

   わらびも早い。押山に至る道は私道。だから、勝手にとってはいけないので、横目で眺めただけでした。

   よく見かける雑草だとおもうのですが、うちにはない。

   群落になると、かわいい。グランドカバーに、こういう雑草ふさわしいとおもう。

   黄色い小さな花も。

    こちらはよくあるスミレ?

    押山をおりたあと、フェアトレードカフェ風の庭に。いろりに火を熾してくれていました。

   お菓子に添えられた花は八重桜。風の庭を出て、子持ち桂のある場所へ。大野瀬町のまいにちブルーベリーのすぐそばが駐車場です。   

    スミレの群落。この日は、たくさん見ました。

    初めてみたカヤラン。木の枝などに寄生しているように見えて、実は寄生ではなく下の足のような根っこ?で絡まって生きている植物だそう。

   写真がぼけていますが、こうやって生きています。おもしろい。

   小さな薄青い花が、ヤマルリソウ。いかにもふさわしい名前です。

    子持ち桂の新緑。細かい葉っぱが美しい。

  何本もある木の中央は、枯れているものが数本。どんどん外に新しい木が生まれているようなので、いまよりさらに外径は広くなるのでしょう。

   今日見た二つ目の黄色い花。

   かんざしのように枝から垂れているのは花?

  子持ち桂のある場所から上に上がると舗装された林道があり、道なりに下がっていくと駐車場に出るのですが、途中から、道と崖の間に板が敷かれているのを発見。細い溝のふたになっているのかしら。こんなのはじめてみました。

    一重のヤマブキ。こちらに移住してから初めて一重のヤマブキを見ました。こちらが野生種で、八重は栽培種。太田道灌の歌は八重ヤマブキをうたったものなので、あの時代から栽培種があったということなのでしょうか。

    道端で見つけたのは、アケビとミツバアケビ。いまが花のさかりです。ミツバアケビの花は濃い紫色です。初めてみたかも。白いのと少し色がついているアケビも。うちにあるのとはまた少し色が違うようです。アジサイ同様、土によって色が違うのかもしれません。

    駐車場近くには、二リンソウの群生があり、昨年訪れたときは満開でした。きのうは半分くらい咲きかけたところ。

    このところ、膝がときどき痛くなり、階段を上がるたびにちょっと違和感を覚えていたのですが、昨夜から、気が付いたらそれがなくなりました。やはりわたしは決定的に運動不足。歩いて楽しめる場所がすぐちかくにあるのだから、もっともっと頻繁に歩くことにしたいと、改めて思った一日でした。

 

 

 

 

 

    


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