アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

今年の醤油を仕込みました。

2021-04-14 10:41:46 | 手作りのたべもの

  4月の初め、今年の醤油を仕込みました。

  2015年から始めた自家製醬油。今年で6回目になります。二年前から、醤油麹の仕入れ先がかわり、岐阜県美濃加茂市の浅野やさんへ直接取りに行きます。年に一度の小旅行を兼ねて、醤油作りメンバーと一緒に今年も浅野やさんに行ってきました。

   昼食は、可児市の大豊軒白雲へ。中華風のオーガニック料理が売りのお店です。酵母も重曹もつかわずに膨らませた老麵の添えられたメインディッシュにスープがつき、デザートは別に注文。このデザートがおいしかった。グラスに入っているのは、枇杷の仁で作った杏仁豆腐風。お皿の上のケーキ?は、ヌガーのような独特の食感を持つ甘いお菓子。中国風のお菓子なのでしょう。料理もデザートも、どれも量はけっこう少なめです。

   店内は中国や日本の古道具があちこちに配され、清朝を舞台にした中国ドラマで見た岡持ちみたいなのもありました。

   陶枕も初めてみました。

   この店から20分ほどで美濃加茂市の浅野やさんに到着。注文していた醤油麹30キロ強を受け取り、帰路につきました。

   帰宅後すぐに、分量の塩と麹を混ぜ合わせます。しっかり麹をほぐし、塩をまんべんなく麹にまとわりつかせます。塩は、生活クラブで購入した真塩。数年使っていたオーストラリアの湖の塩は塩化ナトリウムの含有量が多くて、塩気が強いので、今年は変えてみました。

    手がだんだんすべすべになってきます。

    よく混ざったところで、醤油の室に移動。醤油樽に塩と麹を入れては、水を注ぎ、少しずつ混ぜていきます。水は、大井平公園近くの氷瀑のある場所の山の水を使いました。

    いつもは、樽を2か月ほど納屋の中に入れておき、梅雨明け前後に外の室に移動するのですが、納屋に置いている間にカビが発生することがたびたび。通気性が悪いせいだとおもわれるので、今年は、最初から室におき、日光の当たらないよう、室まわりを黒い防草シートで囲むことにしました。

   ひとまず作った木枠にシートを貼り、樽にかぶせました。やってみてわかったのは、これでは通気性が確保できなさそう。

   ということで、数日後、三方の室の壁と天井部分にシートを張り直しました。

   初のこの試み、うまくいくかしら。

   ともあれ、今年の醤油作りも、無事出発できました。

 

 

 


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