昨日に続いて、きのうも草木染め。
あそびまNAVI(ガキ大将養成講座)の拠点さくら村の近くの公民館で生葉の藍染めでした。
7月に一番刈りした後ググっと伸びた藍を刈り、葉っぱをちぎってもみもみ。ミキサーでやってしまえばあっという間なのですが、手で繊維を砕き、もんで汁を出す作業は、匂いや藍のぬるっとした感触がわかって、なかなかおもしろい。ただし、一人でする気にはなりません。親しく話せる人たちと一緒だから、やれる。
生葉の藍染めは、絹ならもみもみした汁につければ、きれいな水色になりますが、木綿や麻はそうはいきません。ソーダ灰とハイドロサルファイトでインディゴを引き出し、やっと青色になります。7月の染めの折は、藍液に浸した布が、空気に触れてもなかなか青色に変わらず、心配しました。時間をおいて、ほぼいつも通りの美しい水色に変わり、ほっとしました。で
でも、今回は、液に浸した布がすぐに濃い黄緑色になり、そして青色に変身。考えてみたら、一番刈りの時より葉が大きく、なんとなく元気そうです。2か月前と今の環境の違いなのかどうか。断定はできないけれど、雨の多さとか気温の高さとか、いろいろありそう。改めて、草木染めは、深く自然とかかわっているのだなと感じました。
時間が足りなくなったので、2回しか重ねられませんでしたが、ほぼきれいな水色が、無事生まれました。春からずっと藍を育ててくださった、あそびまNAVIのスタッフに感謝。彼女の話では、昨年肥料として米ぬかをまいたため、米ぬか目当てのイノシシに入られたのだそう。それで、今年は米ぬかはやめて、肥料は油粕のみ。タデアイは「肥料食い」と言われ、何度も施肥するのが普通らしいのですが、今年は昨年までと比べたらずっとすくなかったのだとか。でも、藍はちゃんと育ちました! 十分青色を含んだ藍に。今年も楽しみました。
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