『コンゴ・ジャーニー 上』(新潮社)読了。
いやー、おもしろいです。「開高健」も「恐竜はなぜ…」も一時お休みで読んでます。
前著『ボルネオの奥地へ』と同じノリですね、基本的には。
ユーモアにあふれ、どこまで本当かは分からないエピソード。波瀾万丈な道中。個性的な同行者たち。ふいに入り込む子どもの頃の話や夢の話。
そして、必ずそこここに顔を出すのは彼が好きな野鳥の記述(今回は幻の恐竜ムベンベを探す旅だけれど、何種かの鳥も重要な目的となっている)。
『ボルネオ…』は、どこか悲しい余韻を感じさせる本だった。熱帯雨林の破壊と変化、もう会えないスマトラサイを探すむなしさ……。
今回は、今のところ現コンゴ共和国、当時はコンゴ人民共和国(となりに旧ザイールのコンゴ民主共和国があるので本当にやっかい)の社会主義国家なのか、うーん結局、アフリカなのか、その社会に対する……矛盾やおかしさを、皮肉ともちがう、ある種のおかしみを感じさせる表現で紹介している。
ま、下巻を読み進めると分かりませんが……。いっきに下巻にいきます。
いやー、おもしろいです。「開高健」も「恐竜はなぜ…」も一時お休みで読んでます。
前著『ボルネオの奥地へ』と同じノリですね、基本的には。
ユーモアにあふれ、どこまで本当かは分からないエピソード。波瀾万丈な道中。個性的な同行者たち。ふいに入り込む子どもの頃の話や夢の話。
そして、必ずそこここに顔を出すのは彼が好きな野鳥の記述(今回は幻の恐竜ムベンベを探す旅だけれど、何種かの鳥も重要な目的となっている)。
『ボルネオ…』は、どこか悲しい余韻を感じさせる本だった。熱帯雨林の破壊と変化、もう会えないスマトラサイを探すむなしさ……。
今回は、今のところ現コンゴ共和国、当時はコンゴ人民共和国(となりに旧ザイールのコンゴ民主共和国があるので本当にやっかい)の社会主義国家なのか、うーん結局、アフリカなのか、その社会に対する……矛盾やおかしさを、皮肉ともちがう、ある種のおかしみを感じさせる表現で紹介している。
ま、下巻を読み進めると分かりませんが……。いっきに下巻にいきます。