晴耕雨読とか

本読んだり、いきものを見たり。でも、ほんとうは、ずっと仕事してます。

イモムシはどうして糸で降りてくるのか?

2012年04月15日 | 生き物
午前中は近所の雑木林に、また椅子を持ち込んで読書。今日のお供は内澤旬子の『世界屠畜紀行』。明るい春の陽光の中で屠畜の話…。





ミズキの開いたばかりの葉がきれい。

そのとき、イモムシがふらふらと風に揺られているを発見。



ピント、合わないよね。。。

ヤマザクラから垂れ下がっているよう。たしかにサクラってイモムシがこうやってぶらぶらしているよね。

本に目を戻してしばらくすると、ずいぶんと下がっている。

「うーん、そもそもどうして糸をこんなに長く出して垂れ下がっているのだ?」

疑問がぐにっと頭をもたげる。

1 降りようとしている
2 落ちちゃったけど、糸で頑張っている。

1??

しばらく観察していると、ヒューって風が吹いたときに「プツッ」っていう音はしなかったけど、そんな感じで糸が切れ、イモムシ落下。

アズマネザサの葉に落ちた。



さて、どうするか。地面に降りて蛹になるとか!? ちなみに左が頭です。右はそれっぽくなっている騙しかな?



が、なんだか上に行ったり、下に降りたり、ぐにぐにして(イモムシだから)意思を感じない。30分ぐらいしゃがんで観察したけど飽きて放置。

家に帰って、ネットやら『イモムシハンドブック』(文一総合出版)などで調べるものの何のイモムシか分からず…。





楽しいけど、使えない、、、というか、それは無理がある図鑑。2巻も買ったけど。

ふつうの緑のイモムシ。今頃シジュウカラに食われたか、アリに連れ去られたかも……。


ウラシマソウ見つけた!

2012年04月15日 | 生き物
朝、近所の雑木林で鳥を見ていたのですが、土手の上でウラシマソウを見つけました!



付属体を長~く伸ばしたその姿を、浦島太郎が釣りをする姿をなぞらえたというウラシマソウ。マムシグサの仲間ですね。

確かにこの不自然なまでに長い付属体はなにかを呼び寄せるかのようです。キノコバエがだまされて深い深い罠に嵌まると聞きました……。



確かに怪しくて怖い感じ……。