ようやく本格的に寒くなってきました。
先月、勤労感謝の日の翌日、駅に向かって何も考えずに歩いていたら、前から車が来てそのままではぶつかるのでよけて細い歩道に入る。そして2,3歩も歩かないうちにぐだっとしゃがみ込む。右足に力が入らないし、すぐに立ち上がれない。よく見ると狭すぎる歩道と更地の境目が4、5㎝盛り上がり凸凹している。足を捻ったらしい。何とか立ち上がり、少しずつ歩いてみると歩けるので家に戻ることにしました。また骨折だと覚悟し、氷水で足首を冷やすことにする。
前日はボランティアの会の手伝いがあり、何が何でも休むわけにはいかないと気を張っていて、昨日じゃなくてよかったと心底思いました。
午後になり、いつもの整形外科に行く。レントゲンを撮り、くるぶしの下の骨折、くるぶしと小指との間の剥離骨折がわかる。樹脂で型を作り、包帯で巻かれ、持っていった捨てるはずの家族のスニーカーを履いて家に帰ることになる。両松葉づえデビュー。
スーパーで買い物をして、タクシーを呼ぶが、全くつながらない。つながっても行けないとの返事。困って歩いて帰ることにする。松葉づえで歩くとバランスが悪くどう歩いていいのかわからない。車の通らない道を選び、低い階段の手すりのある道を選び歩く。歩いているうちに、両松葉づえと痛めた足を同時に下ろすと歩きやすいことがわかる。何となくコツをつかみ歩くこと40分。いつもは8分で行けるところを大変な時間がかかってしまいました。
高齢化とコロナで運転手が大勢退職したと聞いてはいたけれど、骨折よりもタクシー事情の変化に驚いた一日でした。