黄昏のガンマン

ガンマンはとうにリタイヤ
節々は痛むし物忘れが頻発して今は街外れの小屋で自炊暮らし
ダラダラと過ごす毎日だ。

ゴミ箱にいれて

2015-08-13 | 日記

毎年この時期になると ベランダにセミが転がってる。 
マンション上層階の我が家のガラス戸にぶつかって 墜落した模様で 腹を上に向けてる者もいれば、 のそのそと歩いてる場合もある。 疲れてるのか飛び立つ元気が無いみたいで そのままにしてるとやがて死んでしまうけど 拾ってベランダの外に放ってやると羽を広げてちゃんと飛んでいく。 しかし疲れてるのでたいして長生きするとは思えない。 そのまま放っておいて楽にあの世へ逝かせたほうがいゝのか本人でないので解ら 

           

          トマトとピーマンを描きました

ベランダに2匹転がっていて うち一匹は生きてたので外に放つと元気良く飛んで行ったけど 実際は最後の力を振り絞ってやっと飛んでるのかも解らない。
もう一匹はすでに死んでるのでゴミ入れのレジ袋に捨てる。 可哀想な気がするので新聞紙に下に見えないようにいれました。
セミはピンピンコロリで介護とかなくてあの世に行けて人間のように介護とか聞いた事がないし 葬式もない、 墓もいらないし ゴミ箱でもよしで 誰の世話にもなることがない。 俺もセミのようにゴミ箱にいれてもらったらと思ったけどそうもいかない、人間というものは結構大変である。


痛快だけど強いだけ

2015-08-11 | 日記

図書館で五味康祐の柳生武芸帳が目に止まったので借りてきました。
家で開いたら 馬鹿にしていた大活字の本ではないかと思い 背表紙をみると中公文庫ワイド版と書いてる。 
大きい活字で目が疲れないと読み出したら振り仮名つきの漢字がぎっしり並んでいて 今の本のページにとはだいぶ違う雰囲気。  他流試合で何時果てるとも解らない剣の道、 武芸者を書くには昔ながらの文体でないと似合わないないと思うけど。      
時代小説の登場人物で 大名 家老は想像つくけど 用人 近習 徒歩とか役職が出て来て その子供の養子の何某だとかいう人物が何人も登場すると誰だか解らなくなってしまい 前のページにさかのぼって調べるという効率の悪さ、物忘れが多分の歳 時代小説は読み収め時期になってきた。

       

      映画 「緋牡丹博徒」から藤純子

映画で柳生十兵衛といえば近衛十四朗、千葉真一、  隻眼で眼帯をつけて登場するけど本来は失明しいてなかったみたいで刀の鍔の眼帯は格好つけみたい。  小説では一対一の勝負が多くて 剣を合わせる事はなく一刀の元に切り倒してしまう、 これでは絵にならないのか映画ではバッタバッタと切り倒していくスタイル。
子供の頃の漫画に新陰流の元祖 石周斎が白い髭の爺さんのスタイルで良く登場したけど その子孫の 宗冬 兵庫 連也斎 とかは有名どころだけど自分には血縁関係が解らないし 尾張柳生とか裏柳生とかもあって 子ずれ狼の柳生列堂とかが出てくるとますます解らなくなる。
BSテレビで鬼平犯科帳とかリバイバルの時代劇を流していて たまにみるけど、 痛快だけど強いだけのこの手のものはもう作られる事はないと思う。


飲み放題のセットメニュー

2015-08-10 | 日記

いつも 新宿の待ち合わせは東口の交番近くだけど 今回は西口にしようという。 交番の近くで名の知れた待ち合わせ場所だよと言うけど行くのは初めて。 教えられた通りに行くと直ぐに分かり ビアガーデンを探すことになる。
まずは京王百貨店の屋上ビアガーデンにいくと満席で並んでる。 長時間待ちそうなので諦めて小田急百貨店の9F屋上に行って見る こじんまりした場所で 満席で予約がないと入れない、13Fにもあるというので 行って見ると此処も予約で満席。

     

     小田急百貨店屋上 とルミネビアガーデン

しょうがないので東口に廻り 駅ビルの屋上に行くと此処も満席で30分は待つという、 普通の居酒屋に との意見もあったけど待つ事になる。 並んでるとあとから来た予約のグループが先にテーブルに着いてしまう、昔は予約なんかしなくて気軽に入れたものだけど。
やっと順番が来て 飲み放題のセットメニューを買わされる。 席に案内され座るとテーブルの表面はベタベタとして嫌な感じ、コンロがあってジンギスカンの焼肉が出てきたので納得。  若い女性客が多くて男性同士の客はみ渡らない 最年長は我々でだいぶ年が離れてる。
飲み放題で飲まないと損なので飲みすぎ、 今朝はシジミ100個分の味噌汁を飲みました。


変なものを見せられてしまった

2015-08-08 | 日記

運動ながら歩いていて 交差点の少し前で信号が赤から青に変わる。 しかし信号待ちをしていた数人は誰も歩き出す気配が無くてそのまゝ立ってる、 何かあったのかと周りを見渡しても特に変わったことが無いので そのまま信号を渡り始めたら、皆さんも後から歩きだす。
こないだは赤信号をボケッと待ってたら 後かた来た人が信号を渡っていく、 前を見たらとっくに青に変わっていたみたい。  暑い日が続いてるので皆さんボーっとなってるようである。

      

    リュベンス「平和の寓意」部分、スケッチです

ガード下を抜けると  この暑いのに魔法使いのお婆々みたいなスカートを履いたオバサンが こちらに向かってくる。 ハンカチを忘れたみたいで手の甲でしきりに額を拭きながら歩いていて 濡れた手をスカートにこすりつけてたけど 我慢できなくなったみたいで なんとスカートの裾を掴んでたくし上げ 額の汗を拭いた瞬間 パカッと前が開く。 おかげで下半身は丸見えで 真っ赤なビキニパンティーをシッカリと見せられてしまった。 この動作で本人は下半身を見せてしまったとは気が付かない様子ですれ違う。
変なものを見せられてしまったけど バーサンもこんな派手なのを履いてるとは 思いがけなく勉強になった次第。 


歳をとるのは避けられない

2015-08-06 | 日記

田端の次ぎは駒込のはずなのにと思ってたら上中里、 そうだ 京浜東北線に乗って大宮に行くのだと気付く。 次ぎは王子でその次は赤羽だよねと思ってたら東十条駅、この辺は何度も下車した事があるけど忘れてしまってる。 与野駅を過ぎると大型の開けた風景を見たくて子供みたいに車窓に張り付いる、 さいたま新都心駅は長めの停車で さいたまスーパーアリーナをじっくり見たかったけど向かいに電車が止まっていて見えなかったのが残念。 今度乗るときは運転席の後ろに乗ってみる事にする。 
駅を降りて水分を取りたかったけど 見つからなくて宴会場そばの自販機で缶コーヒーを飲む、ビールがまずくなりはしないかと思いながらOB会の宴会場に入る。

     

    エドワード・ホッパー「コッド岬の朝」の模写です

此処では瓶ビールで乾杯、 缶コーヒーの影響は無く腹に染み渡る。 料理は刺身 揚物しゃぶしゃぶ等のきちんとした宴会料理で仕上げにアイスクリームが出る。 いつもの枝豆 煮込みをつまんで飲んでる身にとって お上品で高級な料理、 しかしどういう訳か下ネタの話が良く出てくる。
それにしても参加者は入院 身内の介護などで例年の半分、 人間 歳をとるのは避けられないもの、 どこのOB会でも同様の宿命。 しかし出来るだけ長く続いてくれと願う。
二次会はカラオケで元気に歌いました。