きのう、良寛さまの足跡を訪ねる
新潟3日間の旅を終えました。
実は出発前のご挨拶のお電話で、
「あら? あなたが添乗なの?」
そんな意外そうなお声を
複数のお客様からいただいていました。
良寛様、お寺、晩秋の東北、温泉…
そんな、どちらかというと
滋味(地味)なイメージの企画だったため、
皆さま、別のスタッフの添乗を予想されていたようです。
**** **** **** ****
企画をする人
手配をする人
受付をする人
添乗をする人
大きな旅行会社なら分業となる
旅にまつわる、これらの業務。
銀のステッキ旅行では基本的に、
ひとつの旅を企画から添乗まで、
ひとりが担当します。
企画者が添乗する
そのほうが、より気持ちの入った
旅の案内ができるだろう
そんな単純な理由からです。
幸い、スタッフの旅の好みもそれぞれで、
ひとりは、郷土食と土俗の祭りの「ドロドロ系」
ひとりは、寺や仏像、ひなびた温泉の「シブシブ系」
そして私は、舞台や宝物、煌めく美の世界の「キラキラ系」
企画も自然と棲み分けられています。
さて今回の「良寛紀行」
いつもの原則を破って
企画者でも手配者でもない私が
添乗させていただきました。
どうしても、良寛様にお会いしたかったからです。
というのも、やはり舞台の話になるのですが
私を大の舞台好きにしたきっかけこそが、
この良寛様でした。
女優・毬谷友子のひとり舞台、『弥々』(やや)。
良寛様と、初恋の女性・弥々の人生を
弥々の娘と化した毬谷友子が語りきるひとり芝居。
高校生の頃に見て、衝撃を受けました。
全国巡業の途中、神戸では4日間の公演でしたが
翌日と翌々日も見にいき、
さらには学校を休んで、姫路公演にもついていきました。
思いあまって、毬谷友子さんには
ファンレターまで書き書き。
そんな、心の良寛様です。
この強い思い入れは、
決して企画者にも負けない(キッパリ)
その自信がありましたので
「良寛さんだけは、好きなんよ」
「いや、この企画、ほんまにいいと思う」
ことあるごとにアピール、根回し、おだてる。
「え? このツアー、
寺やお堂ばっかりで、かなり渋いんですけど。
大丈夫かなぁ…」
私の寺への無知・無理解を知る企画者は
最初、半信半疑でしたが、
それをも強引に説きふせて…
**** **** **** ****
「とまぁ、こういうわけで
今回ご一緒しているしだいなんです」
そんなご挨拶から始まった「良寛紀行」。
子どもたちと手まりをついて遊び、
般若湯と月を愛し、
最晩年には、貞心尼のひそかな恋心を受け入れるも
生涯、寺を持たず、孤高に生きた良寛さま。
その生涯を追って
生地・越後の出雲崎から
隠遁生活を送った五合庵、
亡くなった和島・木村家とそのお墓まで。
晩秋の東北のこと、
ゆく先々で木々が美しく色づき、
はらはらと秋の名残を見せていました。
裏を見せ 表を見せて 散る紅葉
(良寛さま 辞世の句)
**** **** **** ****
さて、ツアー終了後にいただいたアンケート。
初めて銀のステッキ旅行に
ご参加いただいたお客様から一句投稿いただきました!
裏を見せ 表を見せて 旅楽し
銀のステッキ みなで頑張れ
…私、ウラバナシ、しすぎましたか?
▼「木下大サーカス」ツアー報告はコチラ
http://ameblo.jp/arailuka/entry-10586300396.html
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貸切バス・オーダーメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日8:30~17:00)
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com
■銀ステ旅先案内人:http://ameblo.jp/arailuka
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新潟3日間の旅を終えました。
実は出発前のご挨拶のお電話で、
「あら? あなたが添乗なの?」
そんな意外そうなお声を
複数のお客様からいただいていました。
良寛様、お寺、晩秋の東北、温泉…
そんな、どちらかというと
滋味(地味)なイメージの企画だったため、
皆さま、別のスタッフの添乗を予想されていたようです。
**** **** **** ****
企画をする人
手配をする人
受付をする人
添乗をする人
大きな旅行会社なら分業となる
旅にまつわる、これらの業務。
銀のステッキ旅行では基本的に、
ひとつの旅を企画から添乗まで、
ひとりが担当します。
企画者が添乗する
そのほうが、より気持ちの入った
旅の案内ができるだろう
そんな単純な理由からです。
幸い、スタッフの旅の好みもそれぞれで、
ひとりは、郷土食と土俗の祭りの「ドロドロ系」
ひとりは、寺や仏像、ひなびた温泉の「シブシブ系」
そして私は、舞台や宝物、煌めく美の世界の「キラキラ系」
企画も自然と棲み分けられています。
さて今回の「良寛紀行」
いつもの原則を破って
企画者でも手配者でもない私が
添乗させていただきました。
どうしても、良寛様にお会いしたかったからです。
というのも、やはり舞台の話になるのですが
私を大の舞台好きにしたきっかけこそが、
この良寛様でした。
女優・毬谷友子のひとり舞台、『弥々』(やや)。
良寛様と、初恋の女性・弥々の人生を
弥々の娘と化した毬谷友子が語りきるひとり芝居。
高校生の頃に見て、衝撃を受けました。
全国巡業の途中、神戸では4日間の公演でしたが
翌日と翌々日も見にいき、
さらには学校を休んで、姫路公演にもついていきました。
思いあまって、毬谷友子さんには
ファンレターまで書き書き。
そんな、心の良寛様です。
この強い思い入れは、
決して企画者にも負けない(キッパリ)
その自信がありましたので
「良寛さんだけは、好きなんよ」
「いや、この企画、ほんまにいいと思う」
ことあるごとにアピール、根回し、おだてる。
「え? このツアー、
寺やお堂ばっかりで、かなり渋いんですけど。
大丈夫かなぁ…」
私の寺への無知・無理解を知る企画者は
最初、半信半疑でしたが、
それをも強引に説きふせて…
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「とまぁ、こういうわけで
今回ご一緒しているしだいなんです」
そんなご挨拶から始まった「良寛紀行」。
子どもたちと手まりをついて遊び、
般若湯と月を愛し、
最晩年には、貞心尼のひそかな恋心を受け入れるも
生涯、寺を持たず、孤高に生きた良寛さま。
その生涯を追って
生地・越後の出雲崎から
隠遁生活を送った五合庵、
亡くなった和島・木村家とそのお墓まで。
晩秋の東北のこと、
ゆく先々で木々が美しく色づき、
はらはらと秋の名残を見せていました。
裏を見せ 表を見せて 散る紅葉
(良寛さま 辞世の句)
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さて、ツアー終了後にいただいたアンケート。
初めて銀のステッキ旅行に
ご参加いただいたお客様から一句投稿いただきました!
裏を見せ 表を見せて 旅楽し
銀のステッキ みなで頑張れ
…私、ウラバナシ、しすぎましたか?
▼「木下大サーカス」ツアー報告はコチラ
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TEL 0797-91-2260(平日8:30~17:00)
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