赤坂迎賓館に、まさかの参観拒否をうけ、泣く泣く出発した東京。
急遽、テーマを変えて、「東京の残すべき建物めぐり」に。
まずは、今年世界遺産に認定された「国立西洋美術館」
ガイド案内で、ル・コルビュジェ国内唯一の建物を興味深く見学されました。
何気に素通りしていましたが、なるほど世界遺産に認定された理由がありました。
東京ステーションホテルも連泊で、特別に建物の説明も受け、
お馴染み赤レンガの辰野金吾の駅舎に寛ぎました。
2日目は、いま何かと話題の築地。
ひときわ異彩を放つ「築地本願寺」へ。
設計した伊東忠太、とは、、、
怪獣に魅せられた建築家。
なんと、今はなき、関西ではお馴染みだった阪急梅田のコンコースのデザインも
彼の作品だったようです。
覚えてます?改装前の阪急百貨店前の、かのゴージャスな空間です!
動物の楽園です。
赤坂迎賓館に代わる、この度のハイライト。
「防衛省の市ヶ谷台ツアー」
厳しいセキュリティチェックを経て、日本国の防衛中枢部を見学しました。
驚きは、案内人の号令です。
普段、歩けなーい、とエレベーターやエスカレーター頼りのお客さまが、
二列歩行!と指示が飛ぶと、背筋もぴしりと伸びて?
キビキビ歩かれたのです。階段の昇り降りもしっかりと。
これは、添乗としては学び多い体験となりました。
私もこの戦法で、統制を・・・!?
東京(極東)裁判が行われた大講堂。
三島由紀夫が、大演説のあと割腹自殺した舞台です。
最終日は、国会議事堂へ。
臨時国会が始まってしまい、まさか、ここも参観不可⁉︎
当日までやきもきしましたが、ルートを少し変更して見学へ。
足早ではありましたが、建築美としても価値のある「石の博物館」。
大理石多用の、圧巻の石造物を目のあたりにしました!
赤煉瓦の旧法務省の建物や、赤坂プリンスの旧李家の建物など・・・
アールデコのインテリアも素敵です。
あれこれ、普段観光では訪ねないような場所へご案内したものの、
やっぱり、、、、
「迎賓館赤坂離宮」へ行きたかったようー
皆さんの心の叫びでしょう。
門から見た迎賓館は、はるか遠く・・・そびえ立っていました。
一般参観が始まったものの、迎賓館の目的は、やはり海外の要人を迎える場所。
まさかの、VIP来日で、ツアー出発の僅か7日前に参観不可の無情な知らせ。
旅行社としては、難しいツアーとなりました。
メイン不在のまま、お付き合いくださったお客様にお礼申し上げます。
でも、皆さんいいお顔です。
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