銀のステッキのお客様は、正直近い。
近すぎる！？
昨今の言葉でいうなら濃厚接触といってもいいでしょう。
と、もちろんソフト面の話ですが。
でも、こういう世になって。
本当に、心して思うこと。
うちのお客様って、やっぱり近いんやなぁ、と。
こんな風に思ったのは、、、
ある日、ピタリと止まった旅のご予約。
それは、地球規模で、だれもが我慢の時だから仕方なし。
それでも宝塚歌劇のチケット手配は細々続いていました。
当社は、旅行会社ですが、宝塚歌劇ファンのお客様も多く、
正直、今までは銀ステ・旅サロンの会員様とは、異なる位置づけで見ていました。
「銀のステッキ」という社名の通り、ご高齢の方がゆっくりのんびり、
杖をついても旅を楽しんでいただくことが、本来の主旨。
そのいっかんで、見聞欲旺盛な皆さまには必須アイテム、観劇ツアー。
地元、宝塚歌劇のチケット手配を始めたのも必然でした。
とはいえ、全国区でファンがある宝塚歌劇。
旅にご一緒するお客様とは異なり、顔も見ぬ方々ばかり。
基本は、メールだけのやり取りです。
ですから、一枚のチケットを、銀のステッキからご購入くださる
遠くは北海道、鹿児島のお客様のことは名前のみ知る人ぞ。
ずっと、ネット上での繋がりでした。
それがここにきて。
ご存知の方も多いでしょうが、
宝塚歌劇の休演も6月いっぱいまでと決まりました。
もちろん、お客様の気持ち、我が身のことを考えると、
どんより気分が落ち込むべきなんでしょうが、
ありがたいことに？そんな負の暇もなく、対応に追われる日々。
公演中止を知らせる当社からのメールに対する、
全国から届く結構な数のお客様からの返信メール。
で、ちょっとホロリ。
事務的な内容で本来いいのですが、
まぁ、皆さん、ちょいちょい、入れてくださるんですよね。
こっちのことをおもんばかっての一文を。
ありがとうございます。
なかなかの煩雑処理に対応するスタッフが、どれほど励まされていることか。
本当にありがとうございます。
旅行業も名指しで、報道される中ですが、
多くの、矢面の中心となってしまった、直球で人を喜ばせることができる業界、
濃厚接触上等！なる業界は
これからもなくなりません。なくなるはずありません。
人が生きる上で、半径２メートル以内の人って必要だと思っています。
(あ、だから今はぐっと辛抱、言葉尻を捕らえないでくださいね)
ご一緒したこともない、たった一枚の歌劇のお客様が、
うちの会員様同様、温かい言葉を投げてくださることに、
あらためて歌劇100余年の人を魅了するエンタメ力の存在を感じています。
歌劇ファンのお客様も、旅の会員様も、
土壇場になると、年齢、地域、もちろん嗜好・志向を超えて、
うちの、銀のステッキの、お客様なんだぁ、と。
ありがとうございます。
皆さんのお気持ちは、きちんと本来の姿でお返ししますので、
その日を楽しみに、今はしっかり巣篭もりして、
お身体を大切に、お過ごしくださいね。
再び、銀のステッキの真骨頂、濃厚接触できる日まで
私たちも、頑張ります。
次のスターも、また来る春を夢見て前を向いていました。
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バス旅行、オーダメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行 TEL 0797-91-2260（平日9:00～17:00）
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■公式ホームページ：http://www.gin-st.com
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