2日目
朝早く出発して、向かうはJR最南端の駅、西大山駅
ちょうど、菜の花も満開で春らんまん・・・
とは例年通り行かず、なんと、開聞岳山頂に雪が!!
菜の花と、雪を抱いた開聞岳、絶景です
数本しかない便に乗って、地元っ子の気分を味わいました
続いて向かったのは、西郷どんも湯治していたという鰻温泉
観光地化されておらず、ほんまもんの温泉ここにあり、
といったところ
あちらこちらから蒸気があがり、
硫黄の香りがたちこめ、いかにも効能がありそう
もし、スタッフ同士の慰安旅行を計画できるとそれば
私は真っ先にここ鰻温泉を推薦します!
ぐるりと温泉街を散策し
その間にガイドさんが「スメ料理」を用意してくださっていました
蒸気熱を利用した蒸し料理です
今年初もんだという、そら豆と、スナップえんどうは
わずか数分蒸気にかざしただけで完成
あまっ
紅はるかも、甘~い
寒い日に、こんなほかほか料理、身に沁みます
今日は特別ということで、カツオの削り節も
目の前で削ってくださったので、カツオのものすごくいい香り!
お湯でとくだけで、絶品出汁
ごくごく飲めちゃいます
これって、かなり贅沢
スメでお腹パンパンになりながらも
お昼はカツオのたたきと、菜の花カンパチ
カツオのたたきは言うまでもなく、カンパチが新鮮なゆえ
こりっこりの歯ごたえで美味、全員完食でご馳走様
ここからはぐーんと移動して、川内駅へ
観光列車で食事をいただく、そのはしりともいえる
おれんじ鉄道です
ここから、食堂列車ブームが始まり
全国各地、サービスを競いあって、種々多様な列車が走っています
銀のステッキでも、いろいろ乗ってきました
豪華な食事にこだわる列車、
車窓を売りにする列車
車両の豪華さをPRする列車など
それぞれに良さがありますが
おれんじ食堂が、一番シンプルに居心地がいいと私は思いました
スタッフの自然な心遣い、というようなものでしょうか
料理のやさしさ、というようなものでしょうか
不知火の海は荒々しいうねりを見せていましたが、
おだやかに2日目の旅が終わっていきました
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