銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

長月便り、発送しました!

2018年09月08日 | T字路をまっすぐ行ってみたら

ふぅ~。
やり残した仕事を片ずけに本日は出勤しました。

この二週間、特にバタバタしていました。

台風、地震…
歌劇は、中止。関空は、閉鎖。

当社でも、少なからず仕事に影響が出ており、

その対応に追われていました。

そんな中、昨日は、銀ステ最新パンフレットの発送日。

下準備をする余裕のないまま当日を迎え、

(いつもはシール出しや、同封物の準備など先にしておきます)

スタッフ総出でやり遂げました。

 

早い方で月曜日には届くことでしょう。

巡る季節の中で、最もお出かけしやすい秋。

ぜひ、銀のステッキでご一緒しましょう。

 

さて突然、私事ですが、

明日から産休に入らせていただきます。

只今、2人目を妊娠中で、10月が予定日。

現在、3才の息子は、私のお腹がグルグル動くのを

手を当てて感じながら、

『ぼくもー』と、お腹を一生懸命に動かしています。

面白い。

できたらお休み間、この息子の面白い姿を見ながら、

出産までの時間をゆっくりと過ごしたいです。

 

皆さま、いつもありがとうございます。

また、復帰後は、一皮向けて?戻って参ります。

その日まで、引き続き、銀のステッキをよろしくお願い致します。

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◆宝塚歌劇 2019年受付日一覧◆

・宝塚大劇場は、こちら>>

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バス旅行、ハンドメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日9:00~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
■公式ホームページ:http://www.gin-st.co.jp

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田中一村展、ふたたび

2018年09月06日 | 眼力Kの圧、ハンパない

本日、2度目の田中一村展ツアーへ。

「2回目やからもう余裕やな!大丈夫、大丈夫」と励ましてくれている先輩が

「余裕が出てきた頃が1番危険。何かしでかすタイミングなのよ」と、

以前、さらりと言っていたことを私は忘れてはいません。

ということで、いつもとはまた違った緊張感の中、

本日のツアーも始まりました。

 

「私の絵は100年後に認められるだろう」

一村が晩年残した言葉の通り、

銀ステの「生誕110年 田中一村展ツアー」は大盛況です。

当社でも追加の追加の追加にもかかわらず、

20名ものお客様が参加してくださいました。

ありがとうございます。

でも、驚くのがはまだ早かったのです。

 

田中一村展は9/17までということもあり、

前回とは異なり、美術館はすごい人でした。

「げげげ...皆さんゆっくり見れないんじゃ...」不安に駆られる添乗員。

 

前回は、私も一直線に展示室へ向かいましたが、

今回はベンチの所在確認、そして、その空き状況を確認しに奔走。

これって、銀ステならでは?

座る場所のチェックが、まず大事だと、私もすでに理解しています。

 

ひと山乗り越えたら、また新しい山が立ちはだかる...

先輩!「余裕」なんて思える日はまだまだ先のようです。

 

しばらくして、他の団体のお客様が帰りはじめた頃、

銀ステのお客様が椅子に座って休憩されてるのをお見かけし、

お声をかけました。

まず椅子に座っておられるのを確認できた時点でほっと一安心。

え?

「すごい人でしたが、ゆっくり見れましたか」

不安いっぱいの私の問いに、

「たっぷり2時間も時間をとってくれるツアーなんて他にはないわよ〜。

混んでいたところは休憩してから、後でゆっくり観せてもらったし、

十分に楽しませてもらったわ」

と、笑顔で仰ってくださったお客様。

 

そうだ!銀ステの醍醐味はそこだった。

混んでいようと時間に追われることなく、

ゆっくり楽しんでいただける時間をちゃんととっているじゃない。

ワ・タ・シ

 

さっきまでの不安は何処へやら、急に得意げになってきました。

が、「余裕がでてきた頃が1番危険!」の言葉がふたたび頭をよぎります。

おっと危ない、最後まで気を抜いたらダメですね。

緩む気持ちを、ググッと軌道修正して、

最後まで、気を入れて…

さきほど、無事、宝塚へ帰って参りました。

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秋の観劇ツアーのご案内は、コチラ>>

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空飛ぶ車椅子

2018年09月05日 | 見かけだおしNのつぶやき
関西空港の現状を見るにつけ、ただただ悲しい。
たった、僅か、数日前に、、、、そこにいたのに。
大変な災害ですもの、仕方ないのです。
多くの方が、進行形、途方の中ですから、
この小さなざわめきは、口をつぐみ、見守るしかありません。
そんな中、久しぶりの事務所でパソコンを立ち上げると、
海外から、こんなメールが届いていました。
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この度は、お世話になりました。
昨日ちょうど旅行業女子友会で関空が閉鎖、
西日本は大荒れになっていると聞き、
お客様の安否が心配になりました。
ご連絡をいただけ安心しました。
ありがとうございました。
帰路、航空機のトラブルでお疲れ様かと思われますが、
お休みできましたでしょうか。

こちらからご連絡をせずに失礼いたしました。
Facebookを拝見してオフィスは停電と知りました。
その後、電気は復旧しましたでしょうか。
御社のスタッフの皆様やお客様のお家は大丈夫でしょうか。
皆様のご無事でありますように。

マドリードご滞在中はお客様のお人柄に助けられ、
ハプニングを乗り越えられたことを重ねてお礼申し上げます。

こちらこそ機会がございましたら、ぜひお声がけください。
今後ともよろしくお願いいたします。

今年は特に自然災害が多く大変ですが、どうぞお体に気をつけて。
御社のますますのご発展を心よりお祈り申し上げます。
ーマドリッドより ガイドTK様ー

 
 
昨日、一昨日とご夫妻のバルセロナのアテンドを担当致しましたSです。
2日間色々とありがとうございました。

車椅子をご利用ということでしたので、少しドキドキしておりましたが、
お客様のご性格、ご要望を十分に把握され、
テキパキとしたご判断とご配慮のおかげで、問題なく、
ご旅行をサポートできることができて、嬉しく思います。

選んだレストランで、「美味しい」 っと、しっかり召し上がって頂いたお姿を見て、
私も安心しました。
至らない点も多々あったかとは思いますが、
なめらかな生粋の(笑)大阪弁で、ご案内できて、
こちらも非常に楽しかったです。
もっと、詳細に色々とご案内できるよう、さらに勉強致しますね。
ロープウェイ、本当に楽しかったです。
ご夫妻様にも、よろしくお伝えくださいませ。

また、ぜひ、バルセロナに来られるお客様がいらっしゃいましたら、
喜んでご案内させていただきます。
今回、ご一緒にお仕事をさせていただき、
本当にありがとうございました。
今後とも、どうぞよろしくお願い致します。

日本にご到着後、旅のお疲れがでませんように。
ポテチと、缶詰とワインで、ゆっくりとされて下さいね。
ーバルセロナよりガイドSM様ー

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ありがとうございます。
実は、関西から一緒に旅立った車椅子。
どうも見物欲旺盛だったようで、、、
いまだ海外をさまよっています。
はい、ロストバゲッジです。
 
でも、いろいろある中で、こうしてお客様を
遠く異国の地にお連れできるのは、現地の方々のヘルプあってのこと。
フライトのトラブルがあったとしても、
やはり手厚いフォローなくして、今回の旅はご提案できません。
 
特に、現地では、アシスタントの方々には、
大変お世話になりました。
さすがに、私の口先三寸では、どうにもならないことだらけ。
お礼申し上げます。
 
でも、こうして、すぐに
ご連絡くださること自体、お二人のお人柄出てます。
結局、こういうことなんですよね。
 
現地でお世話になったみなさまに、お礼申し上げます。
 
あとは、、、
寝食共にした、車椅子の無事帰国を願うばかりです。

ちょっぴり肩身の狭そうな日本代表・車椅子。

酷使してキレちゃったのかなぁ。ごめんよ。

早よ戻っておいで。

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スペインから戻りました🇪🇸

2018年09月03日 | 見かけだおしNのつぶやき

あら、不思議。

怒りは人の無いなりの能力を引き出すのね。

 

NYを思い出していました。

20歳の夏、図書館で手にした藤原新也の「アメリカ」。

今行くべきと、なにやらが私に降りてきて、

そこからは、百貨店の売り子を転々として、日銭を稼ぎました。

 

大学生の、ある意味むやみに長い夏期休暇を利用して、アメリカへ。

西から東への旅の最終地がNYでした。

 

その、NYを去る、国際空港での出来事。

当時も大して英語力があったわけでもありませんが、

それでも長旅のおかげか、空港で、何故か私の名前が呼び出されるのが、

聞き取れました。

 

で、航空会社のカウンターで、発せられた言葉。

「あなたのフライトは、成田ー伊丹間が取れていません」

 

学生時代から、いえ幼少期から、仕切り屋。

小学校の通信簿には、必ず

「Hちゃん、人の話を聞きましょうね」と、

多分6年間、学習することなく書かれたように記憶します。

そんな私が、廊下で散々喋り倒しながら、

英語の授業が始まった途端、借りてきた猫状態。

英国人の鼻高先生と目を合わせないことが、授業中の大事な仕事でした。

 

今回、スペインの旅の最終に、トラブルが起きました。

バルセロナからパリ、パリから乗り継ぎで大阪へ戻るはずでした、が。

どうやら航空会社のシステムエラーで、バルセロナで長時間の待ちぼうけ。

Parisへとなんとか飛んだものの、大阪便はすでに離陸したあと。

げっ。

それでも、そりゃそうでしょうね、と、ここまでは許容範囲でした。

まあ、それからでした。

Parisで、長時間のたらい回しの刑にかけられ、、、

車椅子でご参加いただいたお客様は、疲労困憊の様子。

 

その、パリの空港カウンターで、もはや四捨五入で30年前にもなる日を

ありありと、思い出したのです。

 

大阪便が、飛んでしまったので、羽田経由で帰ることに。

「ところで羽田ー伊丹間のチケットは?」と尋ねたところ、

「ご自身でお買い求めください」なる無情の返事が。

 

英語力が、恐ろしく衰退の一途の私。

いつもなら、えへらえへら、となるところが、不思議なことに、

あの日、NYと同じ20歳だった私にフラッシュバック、何かが降りてきました。

 

カウンター越しに、ものすごい剣幕で、言い放ったのです。

「それ、おかしいやん!」

赤い唇が悩ましくも美しいパリジェンヌのスタッフに。

 

そうだ、このシーン、どこかでもあったなぁ、、、

で、思い出したのです。

NYでも、オーバーブッキングだった席をもぎ取ったことを。

怒りは、能力のキャパを超えさせる、ってことを。

諦めたもん負け、ってことを。

 

おかげで、各所での長時間の待機は我慢せざる得ませんでしたが、

羽田空港では、万事うまく事が運びました。

 

今回の教訓:

たとえ英語力が不毛でも、

あかんことはアカン!といえる勇気?

違うな、やっぱり、正論は曲げたらあかんのです。

なぜか、文句いう時だけ、英語があふれてくる自分も怖い。

 

さて、スペイン旅行を終えて、、、改めての確信。

次のNYもハッタリで行けそうやな。

「Hちゃん、、、」

小学校の先生のやさしく諭す声が聞こえてきそうです、が

聞こえないフリして、まもなくN Yへ出発です。

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美食ツアーの添乗に出てみると

2018年09月01日 | 眼力Kの圧、ハンパない

幻の赤ウニを食しに淡路島へ。

初めての美食学専攻ツアーの添乗です。

おいしいものが好きだからという理由だけで、

「美食ツアー行きたいです!」なんて言っておりました。

ところが、いざ行くことが決まったら
「美食ツアーは難しいよ」と脅してくる先輩方...

それもそのはず、美食ツアーのお客様は皆様食通の方々です。

ただの食いしん坊の私とはわけが違います。

「おいしいっ」しか表現を持ち合わせていない私に、

口の肥えたお客様をきちんとご案内できるのだろうか。

というわけで、いつも以上に緊張の中ツアーは始まりました。

 

バスの中では精一杯かき集めてきた由良の赤ウニのことを話しました。

私の薄っぺらい知識など既に知っておられるに違いないと思いましたが、

銀ステのお客様は本当に皆さん温かいです。

最後まで微笑ましく?聞いてくだった、と思われます。

さて、目的地の地魚料理「海山」さんに到着。

初めての企画でしたので、

「どうか皆さんが満足するお店でありますように」と、

祈るような思いで戸を開けます。

赤ウニをメインとした新鮮な魚介のおまかせコースが始まりました。

お客様からは、どんな料理が出てくるのかという期待と興奮が伝わってきます。

と、同時に私の緊張もピークに達しました。

私は、皆さんと少し違ったお料理を端の方で頂いていたのですが、

楽しみにしていたはずのお料理の味がわかりません。

ところが、しばらくすると後ろのテーブルから

すごく楽しそうな声が聞こえてきました。

振り返るとおいしいお料理にお酒がどんどんと進んで、

赤ら顔の皆さんが良い雰囲気で盛り上がっておられます。

その様子を見て私の緊張の糸もほっと切れ、

急に、お料理の味が口に広がり、箸が進むのでした。

車内には私の緊張が充満していたのでしょうか...

バスを降りる際にあるお客様が

「そんなに頑張りすぎなくていいのよ。もっと気楽でいいんだからね」
と励ましてくださいました。

「背伸びせず、身の丈にあった案内ですね!」

美食ツアー、やっぱり食いしん坊としては、

今後もチャレンジしていきたいです!

本音は、皆さんと一緒に美味しいものを食べたいです。

 赤ウニ、私もちょっぴりいただけました。

 

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