ATSUー歴女(おばさん?)のひとりごとー

見たこと・聞いたこと・ちょっと調べたこと,気ままに「My 日記」として書いています。

出さない古文書

2016-07-23 14:37:40 | 古文書
昨日は歴博の日

JR姫路駅を降りると
千姫・忠刻(本多)結婚400年の幟がたくさん立っていました。
あとで聞いた話だが,記念の酒を広畑の酒造会社が出すそうです。

この暑いのに,姫路城に行こうとする観光客がいっぱい。
家に帰ってから見たテレビでは,ポケモンGOを姫路城でしていた人もいたようです。


そして歴博
久しぶりに大先輩Mさんと雑談

Mさんは調査のため,全国あちこちによく出かけています。
その話の中で出てきたこと

「家に古文書を持っている人で人に見せたがらない人がいる。」

Mさんが言うには,

「古文書の中には,自分の先祖にとって都合の悪いことが書かれているものもある。
 そんなものを人に見せたくない。
 自分が読めないからなおさら。
 自分が読めたら,都合の悪い古文書は捨てて,都合のいい古文書だけ出してくることもある。
 また,古文書に書いていることがすべて正しいとは限らない。」


JMOOCの本郷先生の講座でも,偽文書とか勉強しましたが,Mさんの言う,「出さない古文書」には,なるほど・・・,と思いました。
だから古文書は意味がないのか・・・?

いいえ,古文書が読めないと,スタート地点にも立てませんよね。




コメント
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