ATSUー歴女(おばさん?)のひとりごとー

見たこと・聞いたこと・ちょっと調べたこと,気ままに「My 日記」として書いています。

エコパークあぼし,ごみ焼却施設・再資源化施設

2016-09-05 14:12:48 | 日記 地域
近くにあるのに,何回も行ったことはあるのに,見学したことがなかった
“エコパークあぼし,ごみ焼却施設・再資源化施設”
たまたまほかに見学者がいなかったので,
私一人に職員が一人ついてくださって,丁寧な説明をしてくださいました。
質問にも的確に答えてくださいました。

自分の間違っていた分別の仕方を反省。
焼却にいたるまでの流れがなんとなくわかりました。
ごみの多さもビックリしましたし,
機械の大きさ,
エアカーテンでにおいが外に漏れないようにしているといった工夫も学びました。

大きな機械をモニターを見て動かすのに,
人による手作業の多さにもビックリしました。

そして何よりビックリしたのは,
職員の方の暗記力!

反省!!
きっと,私とさほど年が変わらない(もうちょっと若いかな?)
おばちゃん職員が,細かい数字までびしっと覚えて説明してくださいます。
もちろん何も見ないで。

反省!!!
私はいくら解説担当ではないとはいえ,
あんなに歴博のこと覚えていますか?
自分の調べたいこと,好きなことだけ勉強して,
ボランティアとして,きちんと対応できますか?
(もちろん,私は仕事ではありませんが)

これからだんだん高校入試も近づいてきます。
本業の仕事も,責任もってきちんとやらなくては・・・と思った次第です。

PS.今回はほとんど独り言です。
よかったら,1つ前の記事をご覧ください。

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浮世絵と風刺画

2016-09-05 09:43:12 | 日記 国芳
今日の記事は,主に
南和男『幕末江戸の文化 浮世絵と風刺画』から書いています。

国芳の「源頼光公館土蜘作妖怪図」については,この前書きました。
この作品を以て,幕末風刺画の最初とするのが通説だそうです。

嘉永期の浮世絵については,
「浮世絵の絵そのものを楽しんだのではなく, 
 時事的なもの,風刺的なものの要素が加味されたことが評判となり,非常な売れゆきとなったもの」
が多いようです。

その中で私のお気に入り
国芳画「きたいなめい医難病療治」(嘉永3年,1851)
美人の名医を真ん中に,
美しい足の悪い女性,御殿女中の大尻,一寸法師,近眼,鼻なし,ろくろ首,歯痛など難病を治療している風刺戯画です。
6月に板行となったこの絵は,7月に,
女中の大尻は大奥の女中で「御守殿のしり迄つめる」という判読の評判がたち,
売れに売れて,摺がまにあわないという状態になりました。
近眼は,老中阿部伊勢守正弘だー鼻の先ばかりが見えて遠くが見えないという意味
といった具合に・・・。

その後,
文久のはしか絵
(文久2年(1862)当時,江戸町方人口約50万人のうち,2万人余りが麻疹,及び,コレラ等で死亡)
鯰絵(無断出版物)
(安政2年(1855)10月2日安政の大地震
 震源江戸湾,マグニチュード6.3と推測
 死者13万2400人余人,負傷10万1000人余人:『地震年代記』)

鯰絵に関しては,
先日行った,「江戸遊び絵づくし」にもありましたし,
歴博の特別企画展「阪神・淡路大震災20年 災害と歴史遺産」2015年
にも展示されていました。
これは,網干の廻船問屋・加藤家が江戸で買って帰ったものでした。

などなど

そしておもしろいのが,
歌川広景画「青物魚軍勢大合戦之図」
(安政5年(1855) 全国的にコレラ大流行
 生もの特に魚が全く売れず,野菜は高騰)
ぱっと見た感じは,青物と魚の争い,
でも実は,一橋派と南紀派の抗争を表しているのです。
蜜柑太夫は紀州出身の14代将軍家茂だそうです。

これらの浮世絵は,
早稲田大学の「古典籍総合データベース」で見ることができます。
かなりアップにして,細かく見ることができるので,おもしろいです。





 
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