ATSUー歴女(おばさん?)のひとりごとー

見たこと・聞いたこと・ちょっと調べたこと,気ままに「My 日記」として書いています。

秀吉が茶々に宛てた書状発見 その2

2017-07-22 13:53:33 | 古文書
前回,疑問に思ったこと2点
その① なぜ出石(兵庫県豊岡市出石町)の民家から秀吉の書状が出てきたのか。
その② 「六日」と「おちゃちゃ」の間の線(?)は何か。

まず,②
これは「〆」の一部です。
昨日,歴博の人に聞きました。
そういえば,
2017年1月20日の「ぶらぶら美術・博物館  戦国時代展」にありました。
まだ少し疑問があるので,後日。

そして疑問①
なぜ出石?
これは毎日新聞に載っていることがわかりました。
(歴博にありました。)

以下,毎日新聞の記事を参考に

書状を所有する商家が2015年に豊岡市教育委員会に存在を伝える。
翌2016年6月,同教育委員会から依頼を受けた
兵庫県立歴史博物館と東京大学史料編纂所が調査。
筆跡から秀吉の自筆と確認。

この商家の男性の曽祖父が明治後期から大正初期にかけて東京で購入。
それ以前の経緯は不明。

東京大学史料編纂所・村井祐樹准教授によると,

当初は秀吉の親族が所有した後,
金策などの理由で売却。
古美術品として売買されるようになり,
複数の収集家の手を経て,商家に行きついた。・・・と考えられる。

市場に出回ったものは個人所有が多い。
旧家などが昔から所有する場合,今の家人が価値がわからないまま保管しているものもあるだろう。・・・と推測。

古いものを整理する必要が生じるなど,きっかけがない限り,
存在が表に出ることはあまりない。


とのことでした。

疑問①,納得しました。
コメント
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