ATSUー歴女(おばさん?)のひとりごとー

見たこと・聞いたこと・ちょっと調べたこと,気ままに「My 日記」として書いています。

解読実践コース2年目第2回課題が返ってきましたが・・・。次,提出します。

2018-03-10 16:24:16 | 古文書
NHK学園2017年度 古文書解読実践コース第2回課題リポートが返ってきました。
「A」です。

ただ,先生の「講評」が気になります。
「今回は商家文書。独特な内容の文書でしたが,よく解読をまとめられましたね。
 (ここまでは,いいのですが・・・。)
 今回の文書は,比較的くずしははっきりしているので,
 もう一歩くずしの形に踏み込んでみて下さいね。」

そうなのです。
確かに基礎をやっていた時と比べたら,数倍も読めるようになっていると思います。
でも,よく出てくる字もまちがえたりするのです。

「算」「苦労」「意」「遂」
こんな字も間違えています。

すぐに忘れてしまうのです。

辞書の引き方が,下手なのです。

忘れないためには・・・

今,頑張っているのが,以前,このブログを読んで,コメントをくださった方に教えてもらった
「みんなで翻刻」の「まなぶ」の「テスト」です。

ゲーム感覚で「テスト」をして,字の形を覚え込むのです。
変体仮名はかなり頭に入ると思います。

頑張ります!


第3回の課題はもうできているので,ざっと見直したら提出です。


いつものように「あなたの声」
 
 「享保四年朝鮮人帰帆御用書留」
先日,家から車で15分ほどの室津(たつの市御津町室津)の室津海駅館に行って来ました。
今,「播磨の朝鮮通信使」という「世界の記憶」登録記念の特別展をしています。

その展示のうち,私が一番面白いと思った古文書は,
タイトルの「享保四年朝鮮人帰帆御用書留」です。

「役水主割符」と1行目に書かれており,
次に「一 六百七人 飾万津」とあります。
姫路藩の各港から何人ずつ動員するかをしるしており,
飾万津からは607人の動員です。

おもしろいのはこの古文書の最後の方,
「・・・此段承知可申候,勿論老童を除,
 能舟形撰可指出者也」です。

人数を合わせるために,老人や子どもを出そうとしたり,
船の数を合わせるために,傷んでいる船を指し出そうとする港があったから,
「老人や子どもは除いて,いい船を選んで出すように」
とわざわざ言っているんでしょうね。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする