ATSUー歴女(おばさん?)のひとりごとー

見たこと・聞いたこと・ちょっと調べたこと,気ままに「My 日記」として書いています。

チョコっと:その2ー2+浮世絵EDO-LIFE「特別版 東海道五十三次」

2021-02-17 11:50:37 | 日記 地域
浮世絵EDO-LIFEは私のお気に入りの番組です。
2019年6月26日にも書いています。
その「特別版 東海道五十三次」が月曜日にありました。
広重の浮世絵なのですが,
以前も「日曜美術館」で見たことはあります。
うろ覚えなのですが,
日曜美術館なら,
「この雨の描写が・・・」となります。
が,
「浮世絵EDO-LIFE」なら,
「浮世絵の世界をのぞけば江戸のリアルな暮らしが見えてくる!」なのです!
東海道五十三次,55枚,すべて登場します。
そのうち,何枚かは解説付きです。
いろんな人が出てきます。
お供に荷物を持たせて,旅をする女性2人組もいれば,
旅籠屋では,飯盛女も出てきます。
飯盛女については,解説もありました。
多くは貧しい農民で,家族のため売られてきたこと,
16歳ぐらいで飯盛女になり,
20代のうちに亡くなることが多かったことなど。


さて,「チョコっと:その2ー2」は
兵庫県立歴史博物館
特別企画展「絵そらごとの楽しみ― 江戸時代の絵画から ―」の続きです。
「四季と人びと」「山水にあそぶ」などいろいろなコーナーがあるのですが,
私が好きなのは,前回の「特集展示 病と美術」のコーナーと
「名所の風景・都市の景観」

下の写真は「東海道街道図屏風」(江戸時代)です。(写真撮影可)

「大井」という文字が見えますか?
だれがいつ描き,描かせ,
どんな目的があったのかわかりませんが,
私は単純に,大井川も箱根の関所もおもしろかったです。

他にも,私が大好きな「洛中洛外図屏風」(江戸時代)もありました。(写真撮影不可)
上杉本や舟木本のような有名なものではありませんが,
2020年11月9日に書いた
「ふらっと室津・・・で見た「小屏風」(江戸時代初期の洛中洛外図)」
同様,
じっくり見てきました。
やはり,鴨川で洗濯?
そこにおられた職員さんと少しお話をしました。
その方は,「染物を洗っているのかもしれませんね。」とのこと。
なるほど,そんな話,聞いたことがあります。
牛に荷物をのせて,鴨川を渡る?向こうには橋があるのに。
その職員さん「この辺りは浅瀬だったのでしょうか?」
なるほど。
家に帰ってから思ったのですが,
荷物は馬でなくって,牛で運ぶ?
家にある
小澤 弘, 小林 忠著『『熈代勝覧』の日本橋』を見ると,
「江戸では馬はお武家の乗り物。
 荷を引くのはもっぱら牛か人間。」(47ページ)
とありました。
話は飛びますが,
この本,ぼおっと眺めるのに,ちょうどいい,おもしろい本です。
ぼおっと眺めているから,読んだ(見た?)はずなのに,
忘れています。

要するに,
私は江戸時代の人々のリアルな暮らしをのぞくのが好きなんですね。

本の『浮世絵EDO-LIFE 浮世絵で読み解く江戸の暮らし』も
ついこの前,買ってしまいました。

PS.先日の「英雄たちの選択」の義経の放送中に,一の谷の合戦の屏風が出てきました。
あれっ?
たぶん,今,やっている
特別企画展「絵そらごとの楽しみ― 江戸時代の絵画から ―」で展示されている
「源平合戦図屏風」(江戸時代)ではないかと思います。
番組の最後に「兵庫県立歴史博物館」の名もありましたし。
ぜひ,ご覧ください。
コメント (5)
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