ATSUー歴女(おばさん?)のひとりごとー

見たこと・聞いたこと・ちょっと調べたこと,気ままに「My 日記」として書いています。

NHK BSプレミアム 「京都祇園祭~至宝に秘められた謎~」まだ半分しか見てませんが・・・

2016-07-15 14:53:24 | 日記
魚吹八幡神社の茅の輪くぐりから帰ってきて,
昨日のNHK BSプレミアム 「京都祇園祭~至宝に秘められた謎~」を見ながらお昼ご飯
(ただし,この番組は2014年の再放送だそうです。)
たまたま別の番組を録画しようとしたところ,この番組に気がついて,録画したのです。

祇園祭自体を見に行ったことはないし,さほど興味はなかったのですが,
この前のBSプレミアム「英雄たちの選択」足利尊氏はなぜ鎌倉ではなく,京都を選択したのか・・・と言った内容の番組を見て,
京都の“町衆”に関心が行きました。
それに,もともと「洛中洛外図」が好きですしね。

恥ずかしいことに,何にも知らなかったのですが・・・
祇園祭の山や鉾ってすごいんですね。
山や鉾のタペストリーのことをこの番組に出てきた人が
“博物館”と表現していました。

祇園祭の山のタペストリーはなんと江戸時代初めにベルギー~オランダ~日本・徳川家~京都の町衆・豪商へにビックリ!
ほかにも中国の物やインドの物まで

心に残ったのは,タペストリーの豪華さだけではありません。

ある人が言っていた言葉

徳川家からどうやって京都の豪商にタペストリーがやってきたのかは記録が残っていません。
紀州徳川家などは京都の豪商などにすごく借金をしていました。
その代わりに豪華なタペストリーを譲られたと思われるのですが,
記録はわざと消したのではないかと思います。

どういう言葉を使っていたか忘れましたが,豪商の大名への“配慮”です。

信長の頃の京都,それから100年後の京都を再現していたのもおもしろかったです。

そういえば, JMOOCで「歴史都市京都の文化・景観・伝統工芸」を学習したのは1年以上前。
今はもう見ることはできませんが,祇園祭の保存のことも学習しました。
このNHKの番組を見てからJMOOCで学習していたら,もっと理解できたかもしれません。

実は,まだ半分しか見ていません。
続きは後日見ます。
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魚吹八幡神社 茅の輪くぐり

2016-07-15 14:39:20 | 日記 地域
昨日,午後よく降りましたね,雨が・・・
でも,晩にはあがって,魚吹八幡神社では
“千燈祭”が行われ,火がともされ,茅の輪くぐりの神事が行われたそうです。

私は実は今日お昼前,自転車で魚吹八幡神社(津宮)に行ってきました。

次々とお宮参りらしい親子におじいちゃんおばあちゃんが来られていました。

その横を通り,巫女さんのいるお守りを売っているところで上記のお話を聞きました。
そして,茅の輪くぐりの仕方を聞き,
お話しの通り,茅の輪っを3回くぐってきました。

さっきのお宮参りらしいご家族,おばあちゃんに茅の輪くぐりのお話しをすると,
「え,3回もまわるの?」
と言いながらも,
赤ちゃんをだっこしたお母さんも,おばあちゃんが言うから仕方なく・・・かもしれませんが,3回茅の輪をくぐっていました。

みんな,暑い夏を乗り切れますように



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妖怪・幽霊・お化け  

2016-07-11 10:42:32 | 歴博
まず,『幽霊・妖怪画大全集』より

福岡市立博物館 中山喜一朗「妖怪画の成立と展開~応挙から観方まで~
「なんとなく,幽霊と妖怪は違うと感じている。 
 妖怪は出現する場所は特定されるが,人は選ばず, 
 誰彼となくいたずらをしたり,時には命を奪う。
 対して幽霊は場所ではなく,特定に人に憑く。
 妖怪はどことなく滑稽だが,幽霊は怖い。 
 妖怪はマンガやフィクションの中にしかいないかもしれないが,
 幽霊はいそうである。」
続けて,
「ただ,18世紀前半に遡(さかのぼ)る「百怪図巻」では,幽霊も妖怪のひとつに数えられている。
江戸中期には,大勢の中のひとりだった幽霊が,
 地歩をかためて独立し,「ただの妖怪じゃないんだからね。」と大いに自己主張を始めたのは,18世紀後半頃に
 「幽霊画」という画題が成立したことと,
 19世紀における怪談物の歌舞伎・狂言の隆盛が大きく関係している。
 幽霊は大勢のひとりからほかとは区別された存在に出世したのである。」

おもしろい!!
歌川国芳も19世紀に妖怪や幽霊の浮世絵を描きましたよね。
歌舞伎のワンシーンの妖怪だったり,幽霊だったり・・・。

では,おばけは?
「おばけ、幽霊、妖怪ってどう違うの?」
All About 暮らしの歳時記 ガイド 三浦 康子
によると,
「おばけとは、幽霊や妖怪など特異なものの総称とされています。
 また、得体の知れない怪しげなもの、異常に変化したもの、並はずれて大きなものを形容する場合もあります。」
そして,
「幽霊とは、死んだ人の霊が現れたもので、この世に未練があるため成仏できず、あの世に行けずにさまよう霊(魂)が、生前の人の姿になって現れたものとされています。
 恨み、妬み、愛情などの個人的な理由で因縁のある相手のところに姿を現し、つきまとうといわれているので、怖~いですね。」

「妖怪とは、人間以外の動物や物から変化したもので、特定の場所から出現し、誰でも見境いなく脅かすとされています。
 幽霊がパーソナルな存在だとしたら、妖怪はオフィシャルな存在だといえます。
 恨みをもって死んだ動物や、粗末に扱われた物などが化けて現れる場合もありますが、古くから伝承されている妖怪は、自然や物事に対する畏怖の念が具現化されたものが多いのが特徴です。
 物の怪(もののけ)、魔物、妖(あやかし)などともいいます。」


な~るほど!!!

歴博では,
特別展「立体妖怪図鑑-妖怪天国ニッポンpartⅡ-」

平成28年 7月16日(土)~9月11日(日)

があります。

 平成21年度の特別展「妖怪天国ニッポン―絵巻からマンガまで―」では、江戸時代からの妖怪画の系譜について紹介されたそうです。
(詳しくは,
 兵庫県立歴史博物館 京都国際マンガミュージアム 編
 図説『妖怪画の系譜』 河出書房新社
 をご覧ください。
 ちなみに私はネットで注文しました。明日届きます。)

今回の展覧会では、妖怪の立体造形物に焦点を当てられるそうです。


ちなみに
兵庫県神崎郡福崎町は,柳田國男の生誕の地。
そのため,河童や妖怪小屋を作り,町おこしをしています。
テレビでしか見たことがありませんが,
とってもリアルな河童で,子どもは怖がっていました。




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生涯学習2級インストラクター証 古文書

2016-07-05 07:28:07 | 古文書
    生涯学習2級インストラクター証

 写    氏  名   ○○○○ 
      登録番号   ××××
      指導分野   古文書
 真   認定年月日  平成28年7月1日
       一般財団法人 社会通信教育協会

届きました。


目標は,1級です。



現在,応用コースステップ2 第3回リポート
ほぼできました。

まじめにテキストを復習しながら頑張れば,
前回よりも取り組みやすかったと思います。

続けて頑張ります!


PS.今日,前回の課題(除蝗録)が返ってきました。
 Aがついているものの,赤ペンと青ペンでびっしり・・・!
 しっかり復習しないといけませんね。
 “インストラクター”なんて,恥ずかしいですね。
 くずし字事典やくずし字システムで調べまくってこれです。
 でも,・・・
 課題2
 筆写しなかった部分にはおよそどのようなことが記されていますか。
 のところで,
 大きな三重丸と「よく釈文されました。A○(○はAの斜め上)」は
 むちゃくちゃうれしいです。
 だって,必死で読んで,意味を考えましたから。  (7月7日)
コメント (2)
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江戸時代後期の庶民が見てもおもしろかったことでしょう。

2016-07-04 15:13:25 | 日記 国芳
現代人の私が見ても,おもしろい!
当然,江戸時代後期の庶民が見てもおもしろかったことでしょう。

現代人の私も,芸能ニュースを見ます。
この俳優さんの私生活ってどうなんだろうとか,
舞台裏を見てみたいなあ・・・と思います。

江戸時代後期の庶民も思ったことでしょう。
もちろん写真もないし,テレビなどの動画もありません。
でも,歌舞伎の舞台は見に行けなくても,舞台のワンシーンを見たいですよね。
かっこいい歌舞伎役者やその舞台裏見たいですよね,きっと。
(もちろん,男の方は美女も)

浮世絵を買えばいいのです。

くもん子ども浮世絵ミュージアムのホームページによると,

「浮世絵の流通が安定した江戸後期、一般的な多色摺版画サイズの大判錦絵(縦39cm×横26.5cm)は20文(約400円)程度で売られていたという。
 細判(縦33cm×横15cm)の役者絵は8文(約160円)、人気が下がると3~6文(約60~120円)の安値で売られていた。
 また、最初から購入しやすい金額になるよう、あえて小さいサイズで作られた浮世絵も多数あった。
 現代人の金銭感覚におきかえるなら、500円玉でお釣りがくるコンビニスイーツのような手軽さだったといえばイメージしやすいかもしれない。」

そうです。
江戸時代の庶民は,
私たちが雑誌を買って,「嵐の櫻井くんが・・・」と思うのと同じように,
浮世絵を買って,「え!?!團十郎が・・・」と思ったのでしょう。
(もちろんこの市川團十郎,江戸時代後期の8代目團十郎です。
 嘉永7年(1854年)自殺したそうです。)



7月1日(金)
神戸市立博物館に行ってきました。
「ボストン博物館所蔵 俺たちの国芳 わたしの国貞」




なぜボストン?

ボストン美術館は,独立100年を記念して建てられた美術館です。

ウィリアム・スタージス・ビゲローという人が,1911年に浮世絵を美術館に寄贈しました。
ビゲローは特に,歌川国芳・歌川国貞が好きでした。
ビゲローが日本にやってきたのは,国貞死後,20年もたっていない頃でした。
日本や西洋の浮世絵の権威たちは,北斎や広重の風景画に価値があると思っていた中,
ビゲローは自分の趣味で集めました。

ボストン美術館には,たくさんの日本の美術作品があるそうで,
あの有名な岡倉天心もいたそうです。


とはいえ,
ド迫力の国芳の浮世絵をここに貼り付けても,あの迫力は出てきません。
ということで,私がガチャポンであてた猫とそのもとになった浮世絵を載せます。




楽しい半日でした。

次は,歴博(兵庫県立歴史博物館)
立体妖怪図鑑-妖怪天国ニッポンpartⅡ-

平成28年 7月16日(土)~9月11日(日)

を楽しみにしています。

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