ATSUー歴女(おばさん?)のひとりごとー

見たこと・聞いたこと・ちょっと調べたこと,気ままに「My 日記」として書いています。

JMOOC,5月に東北大学の先生による「男と女の文化史」がはじまります。先ずは『源氏物語』

2018-03-07 14:46:03 | JMOOC
大阪市立大学の先生方などの
JMOOC「都市史研究の最前線―大阪を中心に―」
第1週の考古・古代を受講し,今日,第1週のテストを受けました。
バッチリ,満点です!
(講義を聞けばわかる素直な問題,三択です。
 ちなみに,この講座は,JMOOCカテゴリーⅢ,
 大学が提供する特別講義および公開講座相当の講座,企業等が提供する講座等)

テストが終わり,全体の案内を見ると,
なんと,次は東北大学の先生方による
「男と女の文化史」を発見!

第3週以降はドイツ文学や古代ギリシャなので興味がないのですが,
(すみません。)
第1週は『源氏物語』
第2週は江戸時代の遊女を取り上げるそうです。

今回の大阪は「修了証」を取る気でがんばりますが,
「男と女の文化史」の方は,修了証抜きで,
1週と2週だけ受講しようかなあ?と思います。
(ちなみに,こちらの講座はJMOOCカテゴリーⅠ,
 大学が提供する大学通常講義相当の講座です。
 レポート(相互採点方式)も書かないといけません。)

年度末で仕事も忙しくなるころなのに,のんきなことばかり言っていますが,
面白いものは面白いですからねえ。
古文書の次の課題(第3回)できているし。
(第2回の課題が返ってきたら提出する予定です。)

でも,図書館で借りた本をまた読まずに返すことになりそうですが・・・。
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世界の記憶 朝鮮通信使 その1 室津海駅館「播磨の朝鮮通信使」

2018-03-03 16:45:05 | 日記 博物館・美術館...
2017年10月,朝鮮通信使に関する記録がユネスコの世界の記憶に登録されました。

1月には,
NHKのBS1スペシャル「平和の使節を“世界の記憶”に~朝鮮通信使 登録への道~」
という番組がありました。

対馬の宗氏の肖像画は,
いわゆる「朝鮮出兵」にもかかわるため,
韓国側が拒否したというようなこともありましたが,
歴史の問題がある中でも,日韓共同で世界の記憶に提案,
登録となったことを学びました。

そして,先日,
室津海駅館の特別展「播磨の朝鮮通信使」を見てきました。

図録によれば,
朝鮮通信使は400~500人,
それに案内の対馬藩や応接役の藩役人を入れると1000人以上。
姫路藩は次の藩にバトンタッチするまで,しっかり警備,接待しないといけません。

「享保4年(1719)朝鮮人帰帆御用書留」(第9次通信使)には,
姫路藩の各港から443艘の船,2223人の水夫が動員されていて,
例えば,飾万津からは607人の水夫が動員されていることがわかります。

「朝鮮通信使室津湊御船備図屏風」(宝暦14年(1764)第11次通信使)では,
室津の港にびっしりと船が描かれています。
注目すべきは,
通信使の一行よりも先に,
幕府への献上品である,鷹や馬の船が高砂までも進んでいるということ。
それに,「網干」の文字も見えること!
当時,網干も有名な港だったんですよ~!!
(室津中心のローカルな絵なので網干が載っていた?)
今度こそ本当に注目すべきは,ぎっしりと書かれた文。
応接の内容を書き留めているらしいのです。
結局,室津に来たのはこの第11次までで,
第12次は対馬どまりなのですが,
次に来た時のために,「記録」として書き記していたのだろう,
と海駅館の方から聞きました。

ちなみに,当時の海駅館は1階は馬を,2階は人を泊めていたようです。
海駅館は本来は宿舎ではありません。
廻船問屋です。(「嶋屋」といいました。)
朝鮮通信使一行が来ているときは,商売できなかったのでしょうね?
嶋屋の人はどこで寝泊まりしたのでしょう?

今,たつの市立龍野歴史文化資料館では,
「脇坂安董と朝鮮通信使-易地聘礼 最後の通信使-」をしています。

室津と龍野と2つスタンプを押してもらう押してもらうと粗品がもらえるそうです。

また,行こうっと。






コメント (3)
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