女優の岸恵子さんのインタビューをみました。後期高齢者になられたのにいつまでも美しくて香気(高貴)高齢者のようです。(厚労省さん、この字の方がよくありません?)その中でご夫君だったイブ・シャンピ氏の言葉で「復讐とはさめてから食べる料理」というのがあったそうです。彼女はそれには2つ意味があり、煮えたぎり熱いうちに食べようとすると火傷するので、時期を待つ。そして冷めた料理はおいしくないのでもう食べない、ということではないかと話しておられました。
つまり、頭にきて仕返しをしたいと思った時はすぐに実行せず「もっとじっくり策を練り思いっきりひどいダメージを与えてやる」と思うことで怒りの矛先を計画に変え、やがて時がたてば怒りも静まり、「こんなつまらないことに時間と労力を費やすのはやめよう」ということになる、ということでしょう。さすが哲学の国フランス人の考え方は素晴らしいですね。
life is very short. 人生は短いのですから。
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