安 曇 野 天 然 温 泉 宿   心やすらぐ森の宿・ノーサイド  

天然温泉付きの宿を営みながら、田園生活・スローライフを満喫する私達

震災の現状

2011-03-18 14:07:57 | 食・レシピ
知人からメールの転載依頼がありました。あと少しの辛抱と思いたいです。

私は福島県いわき市の出身なのですが、今いわき市は地震、津波、ライフラインの切断、さらに原発・放射能の恐怖にさらされています。
いわき市はごく一部しか30km圏内に入らないのですが、
市は全世帯に屋内退避を呼びかけており、ガス・水道が止まった状況では本当に辛い状況です。
 
昨日友人にメールしたところ以下のような返信がありました。
 
~学校事務職員の友達から(ご主人・お兄さんが市役所職員)~
私達は昨晩遅くに、猪苗代に避難しました。義理の姉の会社の方々と共に、会社
の方で手配してくれた宿泊所にきました。夫や兄は、避難所対応なので、いわき
に残って仕事です。地震は怖かったけど、今の原発の放射能の方が、見えない恐
怖で怖いですね。

友人の子ども達は、家が豊間で、おばあちゃんと共に津波に流されて亡くなって
しまいました。まだ5歳と2歳だったので、悲しくて泣いてしまいました。

命があり、飲食が何とかなっているので、頑張って生きています。日曜日、水を
もらうのに、5時間半も並びました。どこも同じだけど、食料も燃料も水もなくて
、ひどいけど、避難所なんて、戦場だと聞いています。原発の避難民が増えて、
いわき市に数万人来ていて、一日パン1個だとか。私が勤務している湯本二小にも
かなり避難してきていて、昨日は配給が笹団子だったとか。手を洗う水もないし
、食べ物もそれしかないし、校長先生が泣いてました。夢の出来事のようで、未
だに信じられないです。

~保育士の友人から~
私のアパートは中がめちゃめちゃになりました。
その日は保育園だったので、本当によかったです
アパートは未だそのままです
保育園も陥没して、大変です
とりあえずみんなが無事でよかったです
今は原発の見えない不安に押し潰されそうです
湯本はまだ水、ガスが使えませんが、なんとか生活しています。
今は「屋内退避」なので買い出し(って言ってもなかなか手に入りませんが)にも
いけません。
 
 
こんなメールをもらい、私も何とかしてあげたいのですが、子供を育てるのに精一杯でコンビニで募金をすることくらいしかできません。
歯がゆくて涙がこぼれてきます。
 
何か物を送りたくても郵便・宅急便ともに東北地方あての荷物は受け付けておらず、
何も送ることができません。
両親の話だと食料・医療品・衛生用品、何もかもが不足しています。
スーパーにもほんの少しずつしか物が入ってこない状況です。
放射能を恐れて、輸送トラックがいわき市に来ないこともあるそうです。
 
それから何よりもガソリンが足りていません。
どこかに逃げようにもガソリンがない人達はどこに逃げることもできません。
 
今日は雪が降っており、とても寒いのですが、灯油も不足し、寒い中で生活しています。
地震で助かったお年寄りもこの寒さで何人も亡くなっています。
 
断水が続き、放射能を洗い落とすことも、タオルをぬらすこともできません。
 
そこでみなさんにお願いです。
もう2、3日したら少し状況は改善するとは思うのですが、
ぜひ現状だけでも知っていただき、
願わくば然るべき部署の方にお伝えいただけないでしょうか。
このような状況ではもはや頼れるのは国しかありません。
いわき市は地震に加え、放射線の見えない恐怖のため、街はゴーストタウンと化しています。
せめてガソリンや物資だけでも潤沢にあれば、少しは心が平穏になると思うのです。
 
長文かつ感情的なメールになってしまい申し訳ありません。
ご協力いただけることがありましたら、何卒よろしくお願いいたします。
メールアドレスがわかる方にランダムに送らせていただきましたことお許しください。
 
コメント (2)
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