[右がバラード長老。写真デゼレトニュース]
2015/09/13 ユタ州南部地域大会におけるバラード長老の話より
「教会員が質問したい時、親にも教会の指導者も、さらには大管長会や十二使徒でさえ答えが出せないことがあります。私は答えが分からない時、解決の助けとなる人を探します。幸い教会は研鑽を積んだ学者に恵まれています。彼らは生涯研究に献身してきて、教会歴史や聖典に通暁しています。このような思慮深い研究者たちは、できごとの文脈や背景を学んでいて、彼らに尋ねることによって私たちの教会の過去についてよく知ることができます。教会は情報公開(transparency) に努めていて、資料の閲覧を可能にしています。」
M.ラッセル・バラード十二使徒のこの説教は、教会で昨今、教会歴史や教義についてまじめな教会員の間に疑問が生じているのに対応したものと受けとめられている。
(ユタ州プロボ、BYUのマリオットセンターで開催。 テープの聞き取り、編集は沼野治郎)
http://mormonstories.org/ballard-utah-south-area-talk/ 21:35-22:55 のあたりから
text
we should not expect that parents, leaders, and teachers will have all the answers to every question. Even among the First Presidency and the Quorum of the Twelve Apostles, there are those who have very different backgrounds and training that allow a sharing of a wide range of experience to our discussion and deliberations.
When I have a question that I cannot answer, I turn to those who can help me. The Church is blessed with trained scholars and those who have devoted a lifetime of study, who have come to know our history and the scriptures. These thoughtful men and women provide context and background so we can better understand our sacred past and our current practices.
https://www.lds.org/prophets-and-apostles/unto-all-the-world/to-the-saints-in-the-utah-south-area?cid=HP_TH_9-17-2015_dCN_fCNWS_xLIDyL2-1_&lang=eng
2015/09/13 ユタ州南部地域大会におけるバラード長老の話より
「教会員が質問したい時、親にも教会の指導者も、さらには大管長会や十二使徒でさえ答えが出せないことがあります。私は答えが分からない時、解決の助けとなる人を探します。幸い教会は研鑽を積んだ学者に恵まれています。彼らは生涯研究に献身してきて、教会歴史や聖典に通暁しています。このような思慮深い研究者たちは、できごとの文脈や背景を学んでいて、彼らに尋ねることによって私たちの教会の過去についてよく知ることができます。教会は情報公開(transparency) に努めていて、資料の閲覧を可能にしています。」
M.ラッセル・バラード十二使徒のこの説教は、教会で昨今、教会歴史や教義についてまじめな教会員の間に疑問が生じているのに対応したものと受けとめられている。
(ユタ州プロボ、BYUのマリオットセンターで開催。 テープの聞き取り、編集は沼野治郎)
http://mormonstories.org/ballard-utah-south-area-talk/ 21:35-22:55 のあたりから
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we should not expect that parents, leaders, and teachers will have all the answers to every question. Even among the First Presidency and the Quorum of the Twelve Apostles, there are those who have very different backgrounds and training that allow a sharing of a wide range of experience to our discussion and deliberations.
When I have a question that I cannot answer, I turn to those who can help me. The Church is blessed with trained scholars and those who have devoted a lifetime of study, who have come to know our history and the scriptures. These thoughtful men and women provide context and background so we can better understand our sacred past and our current practices.
https://www.lds.org/prophets-and-apostles/unto-all-the-world/to-the-saints-in-the-utah-south-area?cid=HP_TH_9-17-2015_dCN_fCNWS_xLIDyL2-1_&lang=eng
単なる「問題の丸投げ」やん。
責任を負いたくない、日本の官僚と同じです。
フェアモルモンとは有志の護教サイトとして出発したものです。
日本の反モルモンが活況を呈していた頃心配した在米の有志の方がフェアーの紹介記事を翻訳してモルモンの泉に載せた経緯があります。
http://www.geocities.jp/waters_of_mormon/FAIRJ/Hard_Questions_j.htm
現在はかなり大きくなり、公式サイトでは扱いにくいものも取り上げてあります。
その大会での教会広報部管理ディレクターのマイケル・オッターソン兄弟の話です。
http://www.mormonnews.jp/17963165469345427370
LDS.org上のさまざまなテーマに関して掘り下げた一連の論文の結果として,ジョセフ・スミスの最初の示現に関する複数の記事のような,非常に多くの忠実な会員がその生涯の会員生活において初めて目にした事柄に驚きを隠せずにいたことに,わたしは少々驚かされました。
教会の会員ではなかったわたしでさえ1967年に容易に手に入る資料を読んでいたため,わたしはほとんどの会員が同じような資料を読んでいるものとばかり思っていたのです。例えば,『エンサイン』に先駆けて,『インプルーブメントエラ』の1970年4月号には,最初の示現についての当時の8つの記事に関する詳細な論文が掲載されていました。
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フェアーのように公式以外にも様々な資料を提供している研究者もいます。
NJさんをはじめ日本語でも様々な資料が翻訳されつつあります。
日曜学校のテキストや神権会その他のテキストには、そんな事は一言も書いてない。
宣教師が求道者に行うレッスンでも、説明しない。
最近は、車の保険でも約款は文字も大きくなって、営業の人は、内容についてきっちりと説明します。
見えないような文字で書いて、「読まないのはお前の責任だ!!」って言うのは、詐欺商法ぐらいですよ。
商品のプレゼンを行うため大阪のメーカーの方に来て
もらって説明してもらったことがありますが
本当に上手です。適度に嘘をちりばめて、関係のない特徴も、さも必須の特徴のように説明する手法。
顧客見込みの方には使いこなす習慣が全くないのに
さも自由に使いこなせるように錯覚させる上手なプレゼンテーション。
となりに座っていた、知り合いの技術士は「あれじゃ使えませんよね」と、ひそひそ耳打ちするから「質問してやってよ」と言ったん
ですが
「あの大阪人にはしゃべりで負けるよ」
といって質問しなかったんです
モルモンの教義にも おかしいな
と感じることがあったとしても
納得するまで話し合うことを
躊躇させる雰囲気があります。
正直になることに大歓迎です
バラード長老が、教会歴史や聖典の研究をしてきた専門家に聞く、と言った趣旨の発言をされたのは、開かれた誠実な態度で好感が持てます。今までは幹部の発言が優先され、最終の答えのように扱われてきたからです。謙虚な姿勢で、一連の福音関連の評論でも末尾に研究者の業績に負う所がある、と注記されているのと通じていて、教会の新しい度量が感じられます。
新しい、公開された評論など情報の透明性をはかる方針転換は、これからカリキュラムなどに反映されていくものと思います。保守的な信仰理解を堅持してきた、大多数の教会員を前に、少しずつ慎重に(しかし、大胆に)進められるのではないでしょうか。ネット上ではすでに反映されつつあるようです。
座布団3枚あげるよ
教会幹部が持ち上げる研究者って末日聖徒の身内ばっかりじゃん
でもって外部の研究者を持ち上げる時は教会にとって都合のいい人だけだからなぁ・・・
それを度量と感じられる度量も大したものだなぁとは思います
申し訳ありませんが、読んで笑ってしまいました
その話、言葉巧みに相手を丸め込めば良しっていってるようにしか受け止められなかったので
以前に聞いたバラード長老の話には教会がある種の危機感を持っていることが伝わってきます。
歴史をひも解き、整合性を見出しながら、未来に向かって教義を再構築していく時期に来たのだと思います。
いままであやふやだった解釈に対しても真っ直ぐに向き合ってある程度の答えを出さないといけない状況になったのかもしれません。
ただ擁護サイトを読むとやはり隠していたり、誠実なコメントではないと感じる部分もあります。
この教会が真実かどうかは教会が判断することではなく、外部が判断することですので、外部の評価に耐えられるものを提供していく必要があると感じます。
さらに踏み込んで、より明瞭なものが与えられるように願っています。
教会の指導者にも新しい考えが入って来て、擁護一辺倒の封建的な組織からの脱皮ができる良い時期です。
この機運が続きますように、次の指導者が超保守的でなければ大丈夫でしょう。
ネルソン長老ですかね。
期待できるのではないでしょうか?
忠実さと真の良心は同居しない場合があります。
指導者は視野の広い考えを持ち、隠してきたものを露呈し、会員も出て来たものについてキッチリと考える
そうしないと進歩はないのでしょう。
いろんな方(反対意見も含め)の声に耳を傾け、さらに良い形となりますように・・・
アメリカ人には五箇条の御誓文を教えないといけませんな。
広ク会議ヲ興シ万機公論ニ決スヘシ
上下心ヲ一ニシテ盛ニ経綸ヲ行フヘシ
官武一途庶民ニ至ル迄各其志ヲ遂ケ人心ヲシテ倦マサラシメンコトヲ要ス
旧来ノ陋習ヲ破リ天地ノ公道ニ基クヘシ
智識ヲ世界ニ求メ大ニ<教会>ヲ振起スヘシ
御名御璽!
というご意見で、確かにそうで、考えない会員が多すぎるのですが、日本では資料も無かったと思います。
そして日本の教会は、会員が外部から探してきた資料を認めないという面もあったと思います。
私も教会内部で資料がないので、外部から求め、それを支部長に提示すると、信憑性についてどうのこうのと言われました。
教会が出さなければ、外部から得るしかない。
外部から得たものを信じないのであれば、結果的に
教会の中で探究は不可能となっていました。
私が教会を出た理由のひとつはそこにあります。
結果的に外部で得た資料は、漸く教会の手で発表・周知されることになりましたが、教会が信用を得られなくなる原因は教会自らにあったと感じます。
近年の開示はやはり教会の姿勢に問題があったという反省に基づくところから始まったのではないでしょうか?
そこまで謙遜ではないのかもしれませんが、そう信じたいです。