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末日聖徒イエス・キリスト教会(モルモン教会)では今年2013年、日曜学校福音の教義クラスで標準聖典の「教義と聖約」を読み進めていく。私は読んでいくに際し、次のような点に留意して読んでいきたいと思っている。
1 正典(カノン)としての「教義と聖約」。その生成と成立。またその特色。
2 構成する啓示がどのようにして与えられたか、その方法。これについて、ずっと昔中国地方の指導者から、また最近大阪でもベテラン会員から質問が出された。(口述筆記の次第・様子について。)
3 内容(本文)の改訂・変遷。外部からこのことについて厳しい批判が出ているのに対して教会はどう説明しているか、また、できるか。
4 他宗に同様の聖典の例があるか。Community of Christ の場合はどうか。
5 イスラム教のクルアーンに似ると書いた著者Andrew Jacksonがいる。どのようにか、また同様の観察をした研究者がいるか。
6 啓示が与えられた背景となる教会歴史を併せて読む。
7 各章で扱われるテーマについて、中心となる術語がある場合、旧約・新約に遡れる原語を確認しながら丁寧に読み解いていく。(例、「誡め」とパウロの言う「律法」の違い、など)
8 その都度生じる課題や会員からあげられる質問に取り組む。
学んでいくのは常に楽しい作業である。私にとって、自分が所属している教会の教えや聖典をしっかり学ばないことは、誠意(本気度)に欠ける、あるいは大事なものを見逃していることにならないか、と日ごろ感じている。
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2009/08/20 「教義と聖約」にコーラン風の名前をつければ
この学習過程の目的この学習過程に収められているレッスンは年代や章を順に追っていくのでなく,教義と聖約お
よび教会歴史で教えられている大切なテーマに焦点を絞っている。あなたが以下の事柄を実施で
きるように編成されている。
1.個人と家族がキリストのもとに来て,永遠の命を受け継ぐために必要な,回復された福音の
教義と儀式,聖約を教える。
2.回復されたイエス・キリストの教会に関して,現在も進行中の歴史を教える。
3.クラスに御霊を招く。
4.生徒が聖文を理解し,愛せるようにする。
5.生徒が福音の真理を生活で応用できるようにする。
6.生徒が互いに教え合い,教化し合うことを奨励する。
7.教会歴史の中で自分たちの時代が大切であること,すなわち生徒は偉大な受け継ぎを与えら
れており,主の業を引き続き前進させる責任を果たすときに喜びを見いだせることを理解で
きるようにする。
このNJWindow(J)のブログでは小生個人がこの1年に学びたい、注目したい項目をあげたものです。何か課題や目標をもって臨むとき、甲斐があるというものではないでしょうか。そうするとき、向上や発見が生じると思っています。