本日、お客様にお預かりしていたお仕立物をどっさり
納めました。

この夏の終わり頃、
「着物を売りたいのですが・・」
「着物を引き取ってもらえますか」
という問い合わせが、何件か続きました。
「新しいものしか扱っておりませんので・・・
お引取りはさせていただいておりません。」
と丁寧にお断りするのですが、
そういうお客様の言葉は、呉服屋にとってあまり気分のいいものではありません。
そんなに着物って要らないものなんだろうか・・・


ちょうどそんな時に、このお客様が
自分で仕立てもされたというお母様がなくなられ
縫おうと思われておいてあった反物を、縫って欲しいと
お持ちになられたのでした。
「趣味があわないのだけれど、せっかく母が縫おうと買ったものだから」
小紋、紬、帯、浴衣、襦袢など全部で11点もありました。
いらない着物を何とか処分したい。
遺された着物を少しでもお金に換えたい
それぞれにお考えはあるのでしょうが
遺された着物(着物と共に遺された気持ちも)を大切にしようと
してくださるとうれしく、このお預かりものをしたときは
なんだかホッとしました。
先日書かせていただいた「お義母様の着物」もそうでした。
この夏、「着物を遺す、遺される」という事についてとても考えさせられ、
まだ、上手く考えをまとめられずにいます。
また、そのうちに・・・
納めました。

この夏の終わり頃、
「着物を売りたいのですが・・」
「着物を引き取ってもらえますか」
という問い合わせが、何件か続きました。
「新しいものしか扱っておりませんので・・・
お引取りはさせていただいておりません。」
と丁寧にお断りするのですが、
そういうお客様の言葉は、呉服屋にとってあまり気分のいいものではありません。
そんなに着物って要らないものなんだろうか・・・



ちょうどそんな時に、このお客様が
自分で仕立てもされたというお母様がなくなられ
縫おうと思われておいてあった反物を、縫って欲しいと
お持ちになられたのでした。
「趣味があわないのだけれど、せっかく母が縫おうと買ったものだから」
小紋、紬、帯、浴衣、襦袢など全部で11点もありました。
いらない着物を何とか処分したい。
遺された着物を少しでもお金に換えたい
それぞれにお考えはあるのでしょうが
遺された着物(着物と共に遺された気持ちも)を大切にしようと
してくださるとうれしく、このお預かりものをしたときは
なんだかホッとしました。
先日書かせていただいた「お義母様の着物」もそうでした。
この夏、「着物を遺す、遺される」という事についてとても考えさせられ、
まだ、上手く考えをまとめられずにいます。
また、そのうちに・・・