京呉服わき ごふくや日記

着物って楽しい!
呉服屋の女将の独り言?楽しいことや裏話、思うままに・・・

明日からです!「紬遊び展」

2008-10-17 23:13:28 | わきごのみ
準備しながら、楽しんでます。

いろいろな紬、木綿、シルクウールと、それに合う八寸帯、織と染の名古屋帯、しゃれ袋帯
帯〆、・帯揚、それから長襦袢もご覧下さい。

あ、銘仙もご覧下さい。





左から 上田紬に紬地に更紗の染帯、伊那紬に八寸帯、八寸帯です





新田工房の紬に、紬地のきれいな染帯
隣は、紬にピッタリの着心地の良い長襦袢、手染めです





左 大島にピアノ柄の絞りの染帯
右 山桜で染めた無地紬にしゃれ袋帯
  いい色・・・
   

ぜひ、実物をご覧下さい
もっともっと、ステキですから・・・

取り急ぎ・・・
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紬でお遊び!

2008-10-16 23:44:26 | わきごのみ
さわやかな一日でした。

今日は午前、夜と着付けのお稽古もあり、
その合間に催しの準備
忙しかったです・・

今日も大急ぎで写真を撮って、楽しいお遊びのご紹介

帯留めで遊びましょ

仰々しい帯留めでなく、紬などに気楽にあわせると楽しいかな・・と、
トンボ玉と京焼のものです。
気張らずに、ポイントに使うとまた楽しいと思います









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一足先に・・・

2008-10-15 22:36:02 | わきごのみ
18日からの「紬遊び展」の一部を・・・


まずは、木綿とシルクウールのご紹介。



藍色の細かい格子の片貝木綿 +ベージュに花柄の八寸帯






片貝木綿 + チャコールグレーに花柄の八寸帯






はっきりしたモノトーンのシルクウール + 墨色の八寸帯





格子柄シルクウール + 雪輪柄八寸帯





細かい縞のシルクウール + 淡いグレーに紙風船柄の八寸帯


どれも、とてもカジュアルな着物と帯の組み合わせ。
木綿やシルクウール、リーズナブルで気負いなく
普段にチョコチョコ着て欲しいです。


今日、お越しくださったお客様、
ご案内が届いて見てくださって
「今度は好きなもの集めたんでしょう~~
「はぁ~い、わかりました?」
(バレバレ?
ご案内だけで、私のワクワク感が伝わったみたいです・・・

でも、ホントにステキなものでいっぱいです

ご覧頂きたくて仕方ないので、帰りがけに慌ててコーディネートして
写真だけとりました。
もっともっと、お見せしたいものが・・・
続きはまた・・・

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ご案内、届きましたでしょうか・・?

2008-10-14 22:24:44 | 仕事
今月の催しのご案内

いよいよ秋本番、「紬」の気分です(笑)
というわけで・・・
先月の わきごのみ展 に引き続き今回は
わきごのみの紬に力をいれてみました。

お出かけに、普段に、もっと着物を楽しんでいただきたい!!
紬でカジュアルに・・というものの、着物を着ているというだけで
特別感のある現代。
「わき」らしい紬をご覧いただいて、それに加え帯や小物や、襦袢で・・・
着物の楽しさをたっぷり味わっていただきたいな・・と
思っています。
ですから名づけて

わきごのみの「紬遊び展」

10月18日(土)~26日(日)です


どうぞ、遊びにお越しくださいませ。
皆様と一緒に思い切り楽しみたいと思ってます

取り急ぎ、お知らせ でした



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忙しい週末でした・・・

2008-10-13 21:21:33 | 仕事
土曜日、息子の保護者会へ・・・
催しをしている時には、やむなく欠席することもあるのですが
今回は何とか行ってきました。

保護者会の前に、講演会があって、今年の講師ははタレントのダニエル・カールさん。

興味深いお話でしたが、その中のひとつ、日本語の特徴として
「曖昧」な表現のことをお話されました。
日本人の中でも商売している私たちって、ホント、はっきりということを
避けていると思います。
(・・・この~と思います。がすでにそうですね・・・
特に、関西出身、京都はそうかもしれません
どうしても、やんわりした言い方をしてしまってます。
でも、商売柄仕方ないかな・・・なんて。

一日息子の学校関係でつぶれてしまい、次の日曜は・・・

またまた、息子のクラブの試合があって、5時前に起床、起きない息子を
たたき起こすことから始まりました。

アメフトの試合は見たことがなく、まだ1年生の息子は出る幕はありませんが
一度みてみたいもの・・と、思い切って行ってみることに。
町田まで行って、初観戦。
ちょっとだけルールが判ってきたかな・・・






急いで帰ってきて
着物に着替え、夕方から今度はお客様とお出かけ


いつもお世話になっている友禅作家さんの
「腰原淳策・英吾展」に行ってきました。

春に、お店で作品展をさせていただき、その時お買い上げいただいた
お着物と帯をお召しいただいて・・・




「ステキに着てくださって・・・」
とおっしゃって下さった息子さんの腰原英吾さんと一緒に・・・

左 H様
「メルヘン」と名のつけられた黒地の訪問着は英吾さん作
とてもとても繊細なタッチと若々しい色使いのステキなお着物です。
本綴れのやさしいぼかしの帯で、小物も上品に、訪問着のイメージを壊さず
H様の個性と雰囲気にピッタリの着こなしです


右 N様
淳策氏作 ぜんまいを織り込んだ紬地に「ガマズミ」が描かれた
とても秋らしい染帯
茶の塩沢紬のお着物に小物使いまで、全身秋らしくまとめてお召しくださいました


会場いっぱいのステキな作品をゆっくり見せていただき
次はアレかな・・・なんていいながら
楽しい時間を過ごし、会場を後にしました。







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遺す・・、残す・・

2008-10-10 18:18:00 | ひとりごと
昨日の続き・・・なかなか気持ちが書ききれないのですが。

お母様の着物を着ないから処分したい・・・とおっしゃるお客様のご相談で
以前、半日かけてタンスの中を見せていただくことがありました。

お嬢様お二人とも「着ないから・・・」と。
しつけのついたままの着物や帯、
中には、お嬢様のために作っておかれたお着物もあり
見せていただきながら、やるせない気持ちになりました。

そのときは、とにかく全部いらないとおっしゃるのを
説得して、いつか着るチャンスがあるかもしれないからと
とりあえず着物一式を残してくださるように選んできました。


その何日か後、
テレビの番組の中で、あるタレントさんが亡くなられたお母様が
自分のために着物を用意してくださっていたことについて話されていました。
いつ、嫁に行くかも分からないのに、知らない間にちゃんと必要な着物を
揃えておいてくれた・・・と涙を流して感謝していらっしゃるのを見て
とても嬉しく思いました。

遺していかれた着物。
残していかれた着物。

不要と感じる方も今は多いかもしれません。

残して下さったお着物は、やっぱりその気持ちを大事にしたいと思う・・。
そして、
遺された着物について、考えてみました。
時にこんなにたくさん・・と悪者扱いされる着物ですが
たぶん、着物や帯、大好きでお求めになられたのではないでしょうか。
着物という形で残っているから、処分にどうしたら・・・ということに
なりますが、
それが故人の楽しみであったとするなら、
形でなく、美味しいものを食べたり、旅行に行ったりで楽しみ
お金を使っていらっしゃったのと同じように考えてもらえたらと思うのです。

よく皆さんから聞く言葉
「着物は捨てられないのよね・・・」
洋服やバック、古くなったら簡単に捨てられるのに・・

そう思うと、着物って特殊、不思議なものですね・・・。

なんだか、やっぱり書いていて何が言いたいのだか・・
自分でもまとまっていない・・・
すみません、思うままに書いてみました



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遺すということ・・・呉服屋の複雑な気持ち

2008-10-09 23:09:43 | ひとりごと
本日、お客様にお預かりしていたお仕立物をどっさり
納めました。




この夏の終わり頃、
「着物を売りたいのですが・・」
「着物を引き取ってもらえますか」
という問い合わせが、何件か続きました。

「新しいものしか扱っておりませんので・・・
お引取りはさせていただいておりません。」
と丁寧にお断りするのですが、
そういうお客様の言葉は、呉服屋にとってあまり気分のいいものではありません。


そんなに着物って要らないものなんだろうか・・・


ちょうどそんな時に、このお客様が
自分で仕立てもされたというお母様がなくなられ
縫おうと思われておいてあった反物を、縫って欲しいと
お持ちになられたのでした。

「趣味があわないのだけれど、せっかく母が縫おうと買ったものだから」
小紋、紬、帯、浴衣、襦袢など全部で11点もありました。

いらない着物を何とか処分したい。
遺された着物を少しでもお金に換えたい

それぞれにお考えはあるのでしょうが
遺された着物(着物と共に遺された気持ちも)を大切にしようと
してくださるとうれしく、このお預かりものをしたときは
なんだかホッとしました。

先日書かせていただいた「お義母様の着物」もそうでした。

この夏、「着物を遺す、遺される」という事についてとても考えさせられ、
まだ、上手く考えをまとめられずにいます。

また、そのうちに・・・



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お細工物日記  桔梗と菊

2008-10-08 22:16:01 | お細工物日記
今日は月に一度のお楽しみ・・贅沢・・
お細工物のお稽古に行ってきました。

先月の続き、桔梗袋を途中まで縫って続きを教えていただきました。
月に一度しか行けないため、できるところは家で宿題にし、
次の「菊袋」を教えていただくことに・・・

今回はどれも仕上げることができませんでした。
まだまだ、教えていただくものがいっぱいあるのに
宿題を次のお稽古までに仕上げるのがやっとの状態


最近、わかってきたこと
つい縫うことに気を取られるけれど、
それより下準備の大切さ、布にアイロンをかけ布目を通し
型紙を正しく写し、印どうりに布をきれいにカットすること。

何年もお稽古しながら、こんな基本的なことがやっと判ってきたのです。
先生に、このことをお話したら
「そうよ、織物だって、縦糸をキレイにかけるまでが大変なの。
それができたら、後は織るだけなの」
と。

それから、「縫う腕より、やっぱり布次第よ」とも。

先生のおっしゃることが、数をこなしていくうちに
ようやくわかってきて、何でも身に付けるには年月が必要なんだなと感じます。




桔梗袋の途中です。
これに裏地をつけ、口布をつけ、紐を通したら出来上がり・・
もう少しです





「菊袋」
今日は、布を裁ち、12枚の花びらをつなげて縫うところまで・・
これは古いちりめんで、縫いやすいです


今は秋なので、秋の花を教えていただいてます。
先生は、やっぱり秋には秋の、春には春のお細工ものを・・という
お考えです。
私もそう思います。
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お義母様の着物

2008-10-07 21:55:33 | 仕事
先日の日曜日、髪のセットとお着付の仕事をさせて頂きました。






この日、親戚の結婚式に出席されたお客様がお召しになられたのは
ご主人様のお義母様のお着物一式です。

お義母様は、お客様がご主人と結婚される以前に40代の若さで
亡くなられたのだそうです。
そのお着物を、お嫁さんが事ある度に着て下さるなんて、いいことですね。

息子であるご主人様も、特にお義父様にとっては、とてもうれしいことだと思います。

こんな風に大切に着てもらえる着物も、きっと喜んでいると思います。

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仕入れに

2008-10-06 21:55:20 | 仕事
本日、表向き?には定休日

なのですが、定休日といいつつ、
お店を開けているとなかなかできない仕事や
今日のように仕入れに出かけたりしていることが多いのです

今日は、ぜひ!といわれ、問屋さんの催しに顔を出してきました。

問屋×呉服屋 呉服屋×お客様
と、すこ~し立場は違っても、たいして違わないような・・・

問屋さんは新しい品物をとにかく見て欲しいし
呉服屋は、見せてもらうだけ・・といいつつ
いい品を見れば仕入れしたくなるのだし・・・

ね!問屋を呉服屋に、呉服屋をお客様に置き換えてみると・・・

でも、どれもこれも仕入れたいけれど、売れなければ困るのです(笑)
数多くの品物の中から、お客様の心をくすぐる物を
いかに選ぶのが私達の仕事ですね



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