小田原市浜町、細い路地が入り組んだ誓願寺の裏手に古くはないが小さなお堂が建っている。参道の入り口には足柄観音十九番札所の石柱。だいぶ前から知っていたが、最近、散策の途中で本町の無量寺の門前にも足柄観音札所の石柱を見付け足柄観音なるものに興味を持つようになった。これは小田原市浜町の誓願寺裏の足柄観音十九番札所。細い路地を入ったところだが参道前には魚屋もある。そもそも日本には江戸時代より前から観音巡礼の信仰があり、西国三十三観音・坂東三十三観音・秩父三十四観音の計100ヶ所の観音霊場が有名で、各地の霊場を巡礼した記念の石塔も多くみられる。足柄観音十九番札所があるので恐らく、足柄観音には三十三か三十四ヶ所の札所があるに違いない。家に帰りネットで調べたらあっさりと足柄観音の所在地が判明。小八幡の三寶寺のホームページに一番から三十四番札所までの記載があった。しかしながら足柄観音の由緒についての記載は無い。いつごろどのように足柄観音が出来たのだろうかとネットで探したが手がかりが得られず、再び三寶寺ホームページの足柄観音の所在地を見ていたところ、二十三番札所は城山の城源寺との記載があった。城源寺の住職は以前から交流があるので足柄観音について何かしらの話が聞けそうだ。次の休みにも城源寺に行ってみることにしよう。
| Trackback ( 0 )
|